【セトリ】Ave Mujica 0th〜5thライブセトリまとめ|0th・1st・2nd・3rd・4th・5th完全網羅

◇ Mas?uarade Rhapsody Re?uest が心を撃ち抜いた、あの日から。

2023年、Roseliaの単独ライブ『Farbe』の前座ステージに、黒衣の5人組が現れた。名前も素性もほとんど知られていない謎のバンド──それがAve Mujicaだった。
当時の筆者はそこまで期待していなかったのを覚えている。そして彼女たちは数曲を披露。最後に叩きつけられたのが「Mas?uarade Rhapsody Re?uest」だった。

その瞬間、筆者は一瞬で心を撃ち抜かれた。

**ギターが唸り、重低音が突き上げ、容赦なく叩き込まれるメタルサウンド。**音の壁がこちらに迫ってくるような勢いで、会場全体が一気に巻き込まれていく。中でも衝撃だったのが、ボーカルの圧倒的な歌唱力だ。鋭さと情念をあわせ持ったその声は、音の洪水の中でも埋もれずに、真っ直ぐ胸を貫いてきた。

**重厚なギターリフ、低音を支配するベース、暴風のようなドラム。**中でもドラムの“圧”は異常とも言えるレベルで、文字通り音で身体ごと殴られるような衝撃があった。会場の空気が一瞬にして変わるのを、肌で感じた。

やばい、めちゃくちゃかっこいい
思考よりも先に、感情がそう叫んでいた。「Ave Mujica」という名前が、その日、強烈な痛みと共に刻まれた。

それから約2年。アニメ『It’s MyGO!!!!!』で物語の伏線が張られ、ついに『Ave Mujica』本編が放送開始。さらにMyGO!!!!!との合同公演「わかれ道の、その先へ」では、バンドとしても物語としても、唯一無二の存在感を放ち続けている。5th LIVE「Nova Historia」では息つく暇もないノンストップ構成で、観客の想像を超えるステージを見せつけた。

Ave Mujicaのライブは、“音”だけでは語れない。曲順ひとつ、演出のタイミングひとつにも、意味と感情が込められている。まるで一冊の劇場型小説のように、観るたびに新しい理解と発見を与えてくれる。

この記事では、そんな彼女たちのライブの歴史を“セットリスト”の流れから読み解いていく。
0thから5th、そして“その先”へ──。その道のりを、いま一度辿ってみよう。

◇ Ave Mujica 0th ライブ『Primo die in scaena』 セトリ

2023年6月4日/中野サンプラザホール

  1. 黒のバースデイ
  2. KINGS (angela カバー)
  3. ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
  4. 暗黒天国 (ALI PROJECT カバー)
  5. Determination Symphony (Roselia カバー)
  6. Choir ‘S’ Choir
  7. 堕天 (Creepy Nuts カバー)
  8. 神さま、バカ
  9. PASSIONATE ANTHEM (Roselia カバー)
  10. Mas?uarade Rhapsody Re?uest
  11. Ave Mujica

2023年6月4日、中野サンプラザで開催された0th LIVE「Primo die in scaena」は、Ave Mujicaにとって記念すべき“初の単独ライブ”。
披露された楽曲は、後にリリースされた1stミニアルバム『Alea jacta est』の収録曲を中心に構成されており、プロジェクトの原点としての意味合いが強い内容だった。

この公演では、オリジナル楽曲に加え、Roseliaやangela、ALI PROJECT、Creepy Nutsといった他アーティストのカバーも披露されている。カバー曲がセトリの約半数を占めていたことからもわかるように、この段階ではまだAve Mujicaとしての楽曲レパートリーは少なく、“世界観”と“表現力”で勝負するステージだった。

特に注目すべきは、Roseliaの「Determination Symphony」や「PASSIONATE ANTHEM」との相性の良さだ。Ave Mujicaが持つドラマティックで硬質なサウンド、文学的な歌詞、張り詰めた空気感が、Roselia楽曲の持つ荘厳さや緊張感と見事に共鳴していた。
この時点で、すでにただの“後輩バンド”ではなく、“同じ空気を纏う存在”として観客に強い印象を残していたのは間違いない。

0th LIVEは、Ave Mujicaという存在の“輪郭”を初めて世に示したステージであり、後のライブで深化していく「象徴性」や「重厚感」の原型が垣間見える貴重な公演だ。

Ave Mujica「Mas?uerade Rhapsody Re?uest」(Ave Mujica 0th LIVE「Primo die in scaena」より)

◇ Ave Mujica 1st ライブ『Perdere Omnia』 セトリ

2024年1月27日/横須賀芸術劇場

  1. Ave Mujica
  2. ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
  3. KINGS
  4. 素晴らしき世界 でも どこにもない場所
  5. 暗黒天国
  6. Choir ‘S’ Choir
  7. Mas?uarade Rhapsody Re?uest
  8. 堕天
  9. 神さま、バカ
  10. 黒のバースデイ
  11. Angles

「Perdere Omnia」が、神奈川県・横須賀芸術劇場で開催された。
実はこの会場、筆者にとっては地元でもある。発表されたときの喜びは今でも覚えているが……結果は見事に落選。あの瞬間、チケットの大切さを思い知った。

この1stライブは、0thの頃と比べて持ち曲が大きく増えたのが印象的だった。全体のセトリ11曲中、カバー曲はわずか2曲(RoseliaとALI PROJECT)にとどまり、Ave Mujica自身の音楽世界が本格的に立ち上がり始めたことを感じさせる内容だった。

演奏された「素晴らしき世界 でも どこにもない場所」や「Angles」は、物語性と鋭さが同居するような楽曲で、観客に衝撃と没入感を与えたはずだ。朗読劇も挟みながら、1曲ごとの意味や展開を丁寧に見せていく構成は、単なる楽曲披露の枠を超え、“舞台作品”としての魅力すら帯びていた。

0thで示された“黒の輪郭”に、少しずつ色が加わっていくような、そんなライブだった。
Ave Mujicaという名の物語が、いよいよ“始まった”という実感と共に、全国のファンの期待が一段と高まった記念碑的な一夜だったと言えるだろう。

◇ Ave Mujica 2nd ライブ『Quaerere Lumina』 セトリ

2024年6月8日/神奈川県民ホール 大ホール(横浜)

2024年7月7日/愛知県・愛知県芸術劇場 大ホール(名古屋)

  1. 素晴らしき世界 でも どこにもない場所
  2. Ave Mujica
  3. Angles
  4. 暗黒天国
  5. Mas?uarade Rhapsody Re?uest
  6. 神さま、バカ
  7. Symbol I : △
  8. KINGS
  9. 堕天
  10. Symbol II : Air
  11. Choir ‘S’ Choir
  12. ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
  13. 黒のバースデイ
  14. Symbol Ⅲ : ▽(名古屋のみ) 

神奈川県民ホールと愛知県芸術劇場で開催された「Ave Mujica 2nd LIVE Quaerere Lumina」
そしてこの日は、筆者にとっても特別な日となった。というのも……神奈川県民ホールのチケットに見事当選! 横須賀での1stに落選していた反動もあって、開演前からテンションはMAXだった。

この2ndでは、いよいよSymbolシリーズがライブで初解禁
特に「Symbol I : △」と「Symbol II : Air」が演奏された瞬間、体温が一気に跳ね上がったのを今でも覚えている。音源で聴いていたときも十分に衝撃的だったが、ライブでのあの迫力と演出は想像以上だった。思わず声が出て、騒ぎまくっていた自分を思い出す。あれはもう、理屈じゃなく“沼落ち”だった。

このライブではカバー曲も数曲あったが、それでもメインに据えられていたのは**明確に“自分たちの楽曲”**だった。演劇と音楽が一体化したような世界観が会場を包み込み、音に身を委ねる感覚がとにかく心地よかった。

セットリストの構成も、楽曲の並びに意味を感じさせるものばかりで、単なる曲の羅列ではなく“物語の章立て”として受け取れるような完成度だった。

Symbolシリーズの始まりは、Ave Mujicaがただの“派生バンド”ではなく、唯一無二の表現集団であることを証明した瞬間だった。
この2ndライブをきっかけに、筆者はさらに深く、確実に“黒の沼”へと沈んでいった。

Ave Mujica「黒のバースデイ」(Ave Mujica 2nd LIVE「Quaerere Lumina」神奈川公演より)

◇ Ave Mujica 3rd ライブ 『Veritas』 セトリ

2024年10月13日/山梨県・河口湖ステラシアター

  1. 素晴らしき世界 でも どこにもない場所
  2. Symbol I : △(Fire)
  3. Symbol II : Air
  4. 神さま、バカ
  5. ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
  6. 暗黒天国(ALI PROJECT カバー)
  7. Choir ‘S’ Choir
  8. Symbol III : ▽(Water)
  9. Mas?uarade Rhapsody Re?uest
  10. 堕天(Creepy Nuts カバー)
  11. Ave Mujica
  12. Angles
  13. 黒のバースデイ
  14. Symbol IV : Earth
  15. Ether

2024年10月13日、河口湖ステラシアターにて開催された「Ave Mujica 3rd LIVE Veritas」は、Symbolシリーズがついにすべて解禁された伝説的な公演となった。

筆者はというと……この日に限ってどうしても外せない予定があり、参加できず。Symbolシリーズが全て出揃うライブだと知っていたからこそ、その悔しさは今でも忘れられない。
SNSのタイムラインに流れてくるレポートや感想を、指をくわえて読み漁った夜だった。

この3rdでは、ついに「Symbol IV : Earth」、そして新曲「Ether」が初披露された。
Symbolシリーズが一気に出揃ったことで、楽曲構成だけでなく、演出や世界観の“深さ”と“広がり”が一段と増した印象を受ける。
特に「Earth」は、これまでの鋭さや切れ味とは違った、重みと包容力のあるサウンドで、Ave Mujicaの表現の幅の広さを改めて感じさせた。
そして「Ether」。この曲は、火・風・水・地を統べるような空気を持ち、Symbolシリーズの集大成としてあまりにもふさわしい1曲だった。

参加できなかった自分としては、配信やファンのレポートを通して感じたことしか語れないけれど、それでも明らかだったのは、このライブでAve Mujicaは“楽曲”という枠を超えて“作品”として完成を迎えたということ。

Symbolという構造、楽曲の解釈、ライブ演出。それらすべてがひとつの物語として結実した3rd LIVE「Veritas」は、Ave Mujicaというプロジェクトの“答え”のようであり、同時に“新たな問い”の始まりでもあった。

◇ Ave Mujica 4th ライブ 『Adventus』 セトリ

2024年12月15日/東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ

  1. 黒のバースデイ
  2. ふたつの月 ~Deep Into The Forest~
  3. Choir ‘S’ Choir
  4. 神さま、バカ
  5. Mas?uarade Rhapsody Re?uest
  6. Ave Mujica
  7. 素晴らしき世界 でも どこにもない場所
  8. Angles
  9. Symbol I : △
  10. Symbol II : Air
  11. Symbol III : ▽
  12. Symbol IV : Earth
  13. Ether
  14. KiLLKiSS(アンコール)

2024年12月15日、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された「Ave Mujica 4th LIVE Adventus」。
この日は、前日に行われたRoseliaのライブと合わせた2days公演で、筆者はもちろん両日チケットを取って現地参戦した。

結論から言えば、セトリは文句なしの完璧な構成だった。
「黒のバースデイ」「ふたつの月」「神さま、バカ」といった初期の代表曲に始まり、Symbolシリーズの5曲(△/Air/▽/Earth/Ether)まで。これまでの活動の集大成とも言えるようなラインナップだった。

特に忘れられないのが、アンコール前の演出。突如スクリーンに映し出されたのは、まだ未放送だったアニメ『Ave Mujica』の第1話冒頭。会場がざわつく中、映像が終わった瞬間に鳴り響いたイントロは──「KiLLKiSS」。

しかも、メンバーはマスクを外して登場
あの瞬間、「ついに来たか……!」とテンションが一気に爆発した。
会場の空気が揺れた。あれはまさに“演出で感情を操る”ことをわかっているバンドの所作だったと思う。音の圧、照明、そしてマスクオフという象徴的な演出が重なり合い、観客全員の記憶に残るクライマックスが生まれた。

この4thライブは、これまで積み重ねてきた世界観をしっかり見せつけつつ、アニメ・新章・次の展開へ向けた明確な布石でもあった。
Ave Mujicaは、ライブで何を見せるべきか、どう“魅せる”かを本当に理解している。そんな確信を持てた公演だった。

Ave Mujica「KiLLKiSS」(Ave Mujica 4th LIVE「Adventus」)

◇ MyGO!!!!!×Ave Mujica 合同ライブ「わかれ道の、その先へ」DAY1 : Petrichor / DAY2 : Geosminセトリ

2025年4月26日・27日/神奈川県・Kアリーナ横浜

DAY1 : Petrichor(Ave Mujicaのみ)セトリ

  1. KiLLKiSS
  2. Georgette Me, Georgette You
  3. Ave Mujica
  4. Imprisoned XII
  5. Crucifix X
  6. 八芒星ダンス
  7. 天球(そら)のMúsica

DAY2:Geosmin(Ave Mujicaのみ)

  1. Imprisoned XII
  2. Ave Mujica
  3. 天球(そら)のMúsica
  4. KiLLKiSS
  5. Crucifix X
  6. 八芒星ダンス
  7. Georgette Me, Georgette You

2025年4月、Kアリーナ横浜にて2days開催された「わかれ道の、その先へ」。アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』の最終話が放送された直後という最高のタイミングで行われた、MyGO!!!!!との対バン公演だ。
筆者はもちろん参加。そしてもう、ひと言で表すなら**「めちゃくちゃ楽しかった」**。この一言に尽きる。

このライブでは、アニメ本編で披露されたAve Mujicaの全8曲がセトリに組み込まれ、それぞれが鮮烈にステージで“再現”された。
中でも筆者が完全に沼に沈んだのが、「」と「八芒星ダンス」だ。

「顔」はライブで観ると、音源以上に感情の起伏が激しく、静と動のギャップが観客の心を揺さぶる。サビでの「Hey!」一気に爆発するあの瞬間、体中の血が沸き立つのがわかる。
そして「八芒星ダンス」は、もはや反則級。イントロでのクラップグルーヴ、煽り、演出、どれをとってもノリノリにならずにはいられない

しかも、アニメ終了直後ということで、ファンの中にあったのは“もっとAve Mujicaの音楽をくれ!”という感情。そこにこのライブがぶっ刺さった。
演奏されるたびに、「待ってた!」「これを観たかった!」という熱気がフロア全体から溢れていたのを、肌で感じた。

0th〜4thまで積み上げてきた音楽世界を、アニメで一気に広げ、そしてライブで再び“生の衝動”として届けてきたAve Mujica。
この対バンは、まさにその集大成であり、また新章への助走でもあった。

◇ Ave Mujica 5th ライブ 『Nova Historia』 セトリ

Ave Mujica 5th ライブ 『Nova Historia』 セトリはこちらの記事をご参照ください。

◇ Ave Mujica 6th ライブ 『Ulterius Procedere』 &『LIVE TOUR』開催決定

2025年12月からは6th LIVE「Ulterius Procedere」、さらに2026年には全国ツアーの開催も決定済み。今後の展開がますます楽しみですね。

Ave Mujica 6th LIVE Ulterius Procedere

  • 2025年12月14日(日)/東京国際フォーラム ホールA
  • 2026年1月15日(木)/グランキューブ大阪 メインホール

チケット情報・応募方法

  • 最速先行抽選は、2025年7月27日(日)21:00 ~ 8月19日(火)23:59の期間実施
  • 応募には 1stアルバム「Completeness」初回生産分 に封入されている専用シリアル抽選券が必要です

Ave Mujica LIVE TOUR

  • 2026年4月17日(金)/Zepp Fukuoka
  • 2026年4月26日(日)/Zepp Namba
  • 2026年5月1日(金)/Zepp Nagoya
  • 2026年5月4日(月)/Zepp Haneda (TOKYO)

チケット情報・応募方法

  • ※Ave Mujica 3rd Singleに最速先行抽選申込券を封入。
  • ※受付の詳細は後日の公開をお待ちください。

◇ まとめ|セトリから辿る、Ave Mujicaのライブという“物語”

0thから5th、そして「わかれ道の、その先へ」まで――Ave Mujicaのライブは、ただの音楽イベントではない。
セットリストの1曲1曲に意味があり、曲順にも意図があり、演出や間の取り方にも物語が存在する。それらすべてが有機的につながって、1つの“作品”になっている。
それを最も強く感じられるのが、彼女たちのライブセトリだ。

初めてその姿を見た0thでは、まだ持ち曲が少なく、Roseliaやangelaなどのカバーがセトリの半数を占めていた。けれど、その分、Ave Mujicaという存在が持つ音楽性や表現力が、むき出しのまま観客に突きつけられた。

1stでは、オリジナル曲が増え、朗読劇などの演出もより演劇的に進化。0thの輪郭が少しずつ色づいていくように、“Ave Mujicaという物語”が動き出した実感があった。
そして2ndで、ついにSymbolシリーズがライブで解禁される。筆者は神奈川県民ホール公演に参加し、あの「Symbol I : △」と「Air」が初めて響き渡った瞬間、会場中に湧き上がった熱気と、感情がぶち上がる感覚を今でも鮮明に覚えている。

3rdではSymbolシリーズがすべて披露され、新曲「Ether」も初登場。火・風・水・地──自然を象徴する4つの要素をすべて描ききり、音楽で構成された世界がひとつの形を持って完成した瞬間だった。筆者は残念ながらこの公演には参加できなかったが、SNS越しにもその熱量は伝わってきた。

4thでは、Roseliaとの2daysライブの中で、これまでの集大成とも言えるようなセトリが披露された。そして何より衝撃的だったのが、アンコール前に流れたアニメ『Ave Mujica』第1話。そしてその後にマスクを外して歌われた「KiLLKiSS」だ。
“ついにマスクオフか!”と心の中で叫びながら、筆者は立ち尽くすことしかできなかった。
音と演出とタイミング、そのすべてが完璧で、Ave Mujicaというバンドが「魅せ方」を完全に理解していることを確信した瞬間だった。

そして「わかれ道の、その先へ」では、アニメ本編で披露された8曲を完全再現。中でも「顔」と「八芒星ダンス」は、筆者がライブで一番楽しみにしていた2曲で、実際に聴いた瞬間テンションが振り切れていた。
“もっとAve Mujicaの音楽をくれ!”という気持ちで迎えたこのライブは、沼に落ちたファンたちの「欲」を見事に満たしてくれた。

どのライブにも“物語”があり、“演出意図”があり、“感情の導線”がある。
そして、すべての中核にあるのは、**Ave Mujicaという音楽集団が持つ「黒の美学」**だ。
激しさも、悲しみも、痛みも、救いも、すべてその“黒”の中で表現されている。その黒は、決して閉ざされたものではなく、観る者を飲み込み、包み込み、揺さぶるために存在している。

この記事では、そんなAve Mujicaのライブを“セトリ”という視点で振り返った。だが本当の魅力は、文字では伝えきれない部分にある。
もしあなたがこの先、彼女たちのライブに足を運ぶことがあるなら、そのときはぜひ、目と耳と心をフルに開いて体感してほしい。

セトリはただの曲順ではない。Ave Mujicaのライブでは、それがすでに“語り”なのだ。

◇ よくある質問(FAQ)

Q1. Ave Mujicaの次回ライブ情報はどこで確認できますか?

A. 公式サイトや「BanG Dream!」ポータルサイト、X(旧Twitter)のAve Mujica公式アカウントなどで最新情報が発表されます。新作アニメの放送時期やCDリリースと連動して開催されることが多いため、こまめなチェックをおすすめします。


Q2. ライブ初心者でも楽しめますか?

A. 十分に楽しめます。音楽と演出に没入するタイプのライブなので、事前にセトリや楽曲を予習しておくとさらに深く楽しめます。


Q3. セトリは毎回同じですか?

A. 基本的にライブごとに構成が大きく異なります。特にSymbolシリーズの展開やアニメとの連動が大きく影響しており、公演ごとにまったく異なる物語を描いています。


Q4. Symbolシリーズとは何ですか?

A. Ave Mujicaがライブで展開している楽曲群で、火・風・水・地をモチーフとしたコンセプトシリーズです。ライブ内での披露順や演出に深く関わっており、バンドの世界観の中核を担っています。


Q5. ライブに行くならどの曲を予習すべき?

A. Ave Mujicaのライブ定番曲をまとめた記事があるので、この記事を見てから行くと楽しさ2倍です!

◇ Ave Mujica公式サイト・SNSリンク一覧

◇ Ave Mujica記事一覧