【2025年版】水瀬いのり ライブ&フェスセトリ定番曲20選|デビュー10周年記念

◇ 水瀬いのり10周年記念!魅力あふれるライブ定番曲を一気におさらい

2025年、声優アーティスト・水瀬いのりがアーティストデビュー10周年を迎えます。
そして10月からは記念ツアー「Inori Minase 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR Travel Record」がスタート。これまでの歩みと感謝を込めた特別なステージになることは間違いありません。長年応援してきたファンにとっても、最近好きになった人にとっても、このツアーは“水瀬いのりの魅力”を全身で感じられる最高のチャンスです。

水瀬いのりは、声優として数々の人気作に出演しながら、アーティストとしても第一線を走り続けてきました。透き通るように伸びやかな歌声と、感情を丁寧に乗せる表現力は唯一無二。ポップでキュートな楽曲、心を揺さぶるロックナンバー、そして優しく包み込むようなバラードまで――どの曲も違った表情で魅了してくれます。

ライブでは、その魅力がさらに開花します。暗転した会場に一筋のスポットライトが落ち、イントロが鳴った瞬間に広がる歓声。アップテンポ曲では軽やかなステップや手拍子が客席に広がり、カラフルなペンライトが波のように揺れる。一方、しっとりとしたバラードになると空気が一変し、静けさの中に優しい歌声が染みわたります。

たとえば、「ずっと前から君が好きでした」と歌う切なさに胸が熱くなったり、「待って」という一言に思わず笑顔になったり。優しい照明に包まれて聴く曲では、ふと肩の力が抜けている自分に気づくことも。そうした“温度”や“距離感”こそ、彼女のライブでしか味わえないものです。

さらに、MCでは飾らない笑顔と自然体のトークで会場を一気に和ませ、観客との距離をゼロに近づけてくれるのも魅力。曲間の視線や仕草、声援への笑顔――その一つひとつから、ファンへの深い想いが伝わってきます。

今回は、そんな水瀬いのりのライブやフェスでの定番曲を20曲ピックアップ。これまでのツアーやイベントで披露されてきた楽曲を中心に、予習にも復習にも役立つよう、曲ごとの魅力やライブならではの聴きどころを交えて紹介します。10周年ツアーの前に、このリストでしっかり準備をして、最高の瞬間を一緒に迎えましょう。

◇ 水瀬いのり|ライブ&フェス定番曲リスト

  1. スクラップアート
  2. identity
  3. brave climber
  4. Catch the Rainbow!
  5. アイマイモコ
  6. Kitty Cat Adventure
  7. Million Futures
  8. Ready Steady Go!
  9. We Are The Music
  10. glow
  11. 三月と群青
  12. フラーグム
  13. 星屑のコントレイル
  14. 僕らだけの鼓動
  15. heart bookmark
  16. Starry Wish
  17. MELODY FLAG
  18. TRUST IN ETERNITY
  19. コイセヨオトメ
  20. アイオライト

1. スクラップアート

イントロの「制裁か、救済か」というフレーズが放たれた瞬間、会場のざわめきがすっと消えていく。
テクノ寄りの無機質なビートに、いのりバンドのタイトな演奏が重なり、じわじわと緊張感が立ち上がっていく。
冷たさの中にも確かな熱があり、水瀬いのりの声がそのコントラストを際立たせる。
硬質なトラックの中から浮かび上がってくる歌声には、揺るぎない芯のようなものが感じられる

そして迎える大サビ。抑え込んでいたエネルギーが一気に解放されるように、音が広がり、感情が波のように押し寄せてくる。
静かに始まり、確かな熱で燃え上がっていく——そんな起承転結のある1曲。

2. identity

イントロのギターが鳴り始めた瞬間、自然と気持ちが引き締まる。
鋭く刻まれるフレーズと、Aメロ・Bメロのテンポ感が心地よく、アップテンポなビートの中に、冷静な強さのようなものが宿っている
ライブではそのスピード感がいっそう際立ち、観客の中に静かに熱を灯していく。

迷いや葛藤を抱えながらも、前に進もうとする気持ちをそっと支えてくれるようなメッセージが込められていて、正解がわからなくても、自分の選んだ道を肯定してくれるような感覚が残る。
音の勢いと歌の芯が共鳴する、ライブでこそ深く届く1曲。

3. brave climber

前向きなエネルギーと勢いが詰まった、ライブの定番ロックナンバー。
いのりバンドのタイトな演奏と軽快なテンポが観客の背中をぐっと押し、サビでは自然と拳を突き上げたくなるような高揚感が広がる。
水瀬いのりの歌声には、どこか等身大のまっすぐさがあって、聴いているうちに気持ちが前を向いていく。

歌詞に描かれるのは、すぐに答えが見つからなくても、自分のペースで進んでいこうとする姿勢
ライブで聴くと、その言葉が音に乗ってよりリアルに響いてきて、
届きそうで届かない不安の中でも、歩みを止めずに進もうと思わせてくれる1曲。

4. Catch the Rainbow!

水瀬いのりのライブを象徴するような、多幸感あふれるポップチューン
明るく前向きなメロディに乗せて、フロアには一面のカラフルなペンライトが広がる。
ライブでは自然と笑顔がこぼれるような空気が生まれ、どの位置に配置されても会場の雰囲気を明るく塗り替えてくれる1曲。

特に印象的なのはBメロ。観客とともに「Happy!」「Jumping!」とシンガロングする場面は、
声を合わせて楽しむライブの醍醐味を存分に味わえる瞬間。
ライブ初心者でも置いていかれない優しさがあり、自然とその場の一体感に包まれていく。

5. アイマイモコ

TVアニメ『徒然チルドレン』のオープニングテーマとしてリリースされた、恋する気持ちのあいまいさと、ときめきを繊細に描いたミディアムナンバー
いのりバンドによる優しく温もりのあるサウンドに、水瀬いのりの透明感のある歌声が重なることで、聴く人の心にじんわりと染み込んでくる。

ライブでは落ち着いたムードの中で丁寧に歌い上げられることが多く、
観客は自然と耳と心を預けたくなるような、静かで美しい時間が生まれる1曲。

6. Kitty Cat Adventure

友達以上に進みたい片思いのドキドキが詰まった、甘酸っぱいポップソング。
いのりバンドの軽快で跳ねるような演奏に乗せて、水瀬いのりの歌声が等身大の恋心をまっすぐに届けてくれる。
少し背伸びしながらも想いを伝えたい、その一歩手前のもどかしさが、歌の端々からじんわりと伝わってくる。

ライブでは観客の表情も自然と柔らかくなり、可愛さと切なさが同居する空気感がフロアを包み込む。
聴き終えたあと、少し胸がキュッとするような、そんな余韻を残す1曲。

7. Million Futures

光が差し込むようなメロディと、爽やかに広がるサウンドが印象的なミディアムアップチューン。
いのりバンドの心地よいリズムに乗って、水瀬いのりのまっすぐな歌声が未来への不安や希望をやさしく包み込んでくれる。

ライブではサビ前に「Million Futures!」と観客が声を合わせるシンガロングの場面があり、自然と気持ちがひとつになる瞬間が生まれる。
そして何より印象的なのがサビ。「もしも どんな試練が 1秒先の未来へと待ってても〜」は、迷っても立ち止まらずに進もうとする意志の強さが真っ直ぐに伝わってきて、胸が熱くなる。
聴くたびに気持ちをリセットしてくれるような、ライブ中でも特に心に残る1曲。

8. Ready Steady Go!

イントロが鳴った瞬間に観客が一斉にタオルを振り回し、クラップでリズムを刻み出す、ライブ定番のアッパーチューン。
いのりバンドの疾走感ある演奏と、明るく弾けるようなリズムに乗せて、ステージとフロアが一体となって盛り上がる瞬間が詰まっている。

Aメロでは「Wow Wow Wow」のシンガロング、サビでは「Fly High Fly High」のコールが会場中に響き渡り、
誰もが声を合わせてこの空間を“楽しむ”ことに集中できる。
観客のリアクションまでがパフォーマンスの一部になっているような、ライブだからこそ体験できるエネルギーに満ちた1曲。

9. We Are The Music

“音楽でつながる”という想いをまっすぐに伝えてくれる、温かみのあるミディアムチューン。
いのりバンドの柔らかいグルーヴに乗って、水瀬いのりの歌声が自然に心へ届いてくる。

サビでは観客が左右に手を振りながらリズムを共有し、その場にいる全員がやさしく同じ時間を感じているような一体感が生まれる。
言葉数は多くないけれど、メロディの流れや空気感のなかに、水瀬いのりらしい誠実さや思いやりがにじんでいて、
穏やかな気持ちでその瞬間を味わいたくなる1曲。

10. glow

そっと語りかけるような静かなイントロから始まる、ライブでじっくり聴きたくなるバラードナンバー
水瀬いのりの繊細な歌声と、いのりバンドの温かく包み込むようなサウンドが印象的で、
楽曲全体を通して“想いを大切に伝える”ことにフォーカスされた1曲

サビでは感情がぐっと高まり、どこか切なさを伴いながらも、やさしさで満たされるような余韻が残る。
音に耳を傾けながら、観客それぞれが自分の感情と向き合うような時間が生まれる
“歌を届ける”という彼女の想いが、静かに、でも確かに伝わってくるバラード。

11. 三月と群青

イントロのエモーショナルなギターから、胸の奥をそっと掴まれるような始まり方をする曲。
「このままの関係でいたい」という願いと、「でも離れてしまうから、最後に気持ちを伝えなければ」という切なさが同時に押し寄せる。
ラストに登場する「ずっと前から君が好きでした」という一節が、別れの瞬間のどうしようもない愛しさと儚さを凝縮していて、聴くたびに胸が締めつけられる。

12. フラーグム

Aメロの「待って」のフレーズがとても可愛らしく、耳に残るポイント。
好きな気持ちをまっすぐ伝えるために、自分を変えようとする意思が感じられる曲。
さらに、1番サビ最後の「どんな敵にもハロー」というフレーズが印象的で、前向きなエネルギーを感じさせてくれる。
やわらかなサウンドと歌声が重なり、聴き終わったあともほんのり温かい余韻を残してくれる。

13. 星屑のコントレイル

イントロのギターから一気にエモーショナルな空気が広がり、まるで夜空に流れる星を目で追っているような感覚になる曲。
どこか切なさを含みつつも、前に進む勇気を与えてくれるメロディが心地よく響く。
特にサビで一気に視界が開けるような高揚感があり、聴くたびに心がふわっと軽くなる。
ライブでは、音の広がりや歌声の力強さがさらに増し、曲全体が放つ情景美に引き込まれる。

14. 僕らだけの鼓動

爽やかなサウンドと、まっすぐな気持ちが詰まった1曲。
聴いていると、大切な人と一緒に未来へ進んでいく景色が自然と浮かんでくる。
中でも、2番Aメロの「予感は絶対本当にさせるから」というフレーズがすごく可愛らしくて、聴くたびに思わず笑顔になってしまう。
ライブではサビに合わせて手を上げたり体を揺らしたり、自然と一体感が生まれて会場がぱっと明るくなる瞬間がたまらない。

15. heart bookmark

穏やかなテンポと、春風のようにやわらかなメロディが心をほぐす1曲。Aメロからサビにかけて、日常の何気ない時間や、そっと胸にしまっておきたい瞬間を大切に切り取った歌詞が印象的だ。特にサビの、相手との思い出を一つひとつ本に綴じるように描く表現は、聴くたびに温かく懐かしい気持ちに包まれる。ライブでは、優しい照明の中で歌われることが多く、会場全体が柔らかな空気に包まれる時間となる。聴いているだけで幸せな気分になれる楽曲。

16. Starry Wish

TVアニメ『ViVid Strike!』のエンディングテーマとしても知られる、水瀬いのりの初期を代表するバラードのひとつ
優しく包み込むようなメロディと、まっすぐな想いを乗せた歌声が心に染み渡る。

ライブでは幻想的な照明に包まれながら披露されることが多く、
その静かで温かな世界観に、観客は自然と引き込まれていく。

中でも印象的なのが、**大サビの「星降る夜 瞳閉じて 溢れる想い信じて」**のパート。
このフレーズを歌うときの、語りかけるようなやさしい歌い方が本当に心に響く
ただ綺麗なだけじゃなく、そっと寄り添ってくれるような温度を感じる1曲

17. MELODY FLAG

水瀬いのりのラジオ番組『MELODY FLAG』のテーマ曲としても知られる、ファンにとって特別な意味を持つ1曲。
イントロを聴くだけでラジオが始まる感覚になる。明るく爽やかなメロディと、未来への希望を真っすぐに歌い上げる歌詞が印象的で、聴くだけで背中を押してくれるような温かさがある。

彼女のポジティブなエネルギーと真っ直ぐな歌声がストレートに届く、まさに“旗印”のような存在の楽曲。

18. TRUST IN ETERNITY

筆者が水瀬いのりを好きになったきっかけであり、今でもいちばん好きな楽曲。
初めて聴いたとき、その世界観に一瞬で心を奪われた。

イントロの重厚なオーケストラサウンドが、少しダークで幻想的な雰囲気を漂わせながら幕を開け、
その時点で「ただの声優アーティストではない」と直感させられるほどの強烈な存在感を放っていた。

ライブではバンドサウンドとシンクロする彼女の圧倒的なボーカルが響き渡り、
凛とした姿からにじみ出る“かっこよさ”が全開に。静かに燃えるような意志の強さを感じさせ、
力強さと繊細さのバランスが絶妙な1曲。

何度聴いても色褪せることがなく、ライブのたびに新しい感情を引き出してくれる特別な楽曲です。

19. コイセヨオトメ

イントロで流れるポップでキャッチーなギターソロが耳に残る、明るく弾けた雰囲気の1曲。
恋する気持ちをちょっぴり背伸びしながら描いたような、水瀬いのりの可愛らしさが全開の楽曲

ライブでは、サビの振り付けが特に印象的で、
いのりんの細かい仕草一つひとつが曲の世界観とぴったりマッチしている。
さらに、いのりバンドのメンバーたちもサビに合わせて足を上げる振り付けを一緒にやってくれる場面もあり、
ステージ上の一体感が観ていてとても楽しい。

視覚的にも耳でも楽しめる、まさにライブ映えするキュートなナンバー。

20. アイオライト

ダークな雰囲気を醸し出す、クールでカッコいい水瀬いのりを堪能できる1曲。
低音から高音まで緩急のあるメロディラインが、楽曲全体に緊張感と力強さを与えている。
歌詞には、迷いや葛藤を抱えながらも自分の道を突き進む決意が描かれ、鋭さの中に熱い情熱を感じさせる。

ライブでは、クールな表情とキレのあるパフォーマンスで観客を惹き込み、その圧倒的な存在感でステージの空気を一変させる。

◇ まとめ|水瀬いのりのライブで感じる“温度”と“物語”

水瀬いのりのライブは、ただ音楽を聴くだけでは終わらない特別な時間です。笑顔になったり、胸が熱くなったり、気づけば涙がこぼれそうになったり――その感情の振れ幅は、一冊の物語を読み進めているかのよう。今回紹介した20曲はいずれも、そんな彼女のライブ空間を形作る“定番曲”です。

たとえば「三月と群青」では、別れを意識しながらも想いを伝えようとする切なさが胸を締めつけ、「フラーグム」ではAメロの「待って」という一言に思わず笑顔がこぼれる。優しい照明に包まれるバラードは、聴く人の肩の力をふっと抜き、温かさで会場全体を満たします。一方、「TRUST IN ETERNITY」や「アイオライト」のような力強いナンバーでは、クールで凛とした彼女の姿に会場の熱気が一気に最高潮に達します。

さらに、「MELODY FLAG」や「Catch the Rainbow!」のように手拍子やシンガロングが自然に生まれる曲では、ステージと客席の距離が一気にゼロに近づき、そこにいる全員が同じ瞬間を共有する一体感が生まれます。曲ごとに変わる表情やMCでの飾らない言葉も、その場をより特別な空間にしてくれます。

水瀬いのりの楽曲はアニメや声優活動と密接に結びついたものも多く、それぞれに物語的背景やキャラクター性が宿っています。そのため、初めて参加する人でも自然と曲の世界観に没入でき、長年応援してきたファンにとっては懐かしさと新鮮さが同居する瞬間になります。

そして今年は、アーティストデビュー10周年という節目の年。10月から始まる「Inori Minase 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR Travel Record」では、今回紹介した20曲の多くがセットリストに並ぶ可能性が高いでしょう。予習として聴き込めばライブがもっと楽しめ、終演後の余韻に浸る復習にもぴったりです。

一度体験すれば、その“温度”と“物語”はきっと心に深く刻まれます。あなたが参加するその日、どの曲で笑顔になり、どの曲で胸が熱くなるのか――その瞬間は、あなただけの特別な記録として残るはずです。

◇ よくある質問|水瀬いのり|ライブ&フェスセトリ定番曲20選

Q1. 初めて水瀬いのりのライブに行くのですが、事前に聴いておくべき曲は?

A1. この記事で紹介している20曲は、過去の公演でも高頻度で演奏されている定番曲です。特に「Catch the Rainbow!」「MELODY FLAG」「三月と群青」「TRUST IN ETERNITY」は盛り上がる場面で演奏されやすく、予習しておくとライブをより楽しめます。

Q2. 水瀬いのりのライブの雰囲気はどんな感じですか?

A2. 明るく元気な曲では手拍子やジャンプが自然に起こり、一体感のある盛り上がりを感じられます。一方で、バラードでは温かい照明に包まれた静かな空気が流れ、しっとりと聴き入る時間もあります。感情の振り幅が大きく、笑顔と感動の両方を味わえるのが魅力です。

Q3. 事前に持ち物や準備で気をつけることはありますか?

A3. チケットと身分証明書は必須です。加えて、ペンライトやタオルは応援グッズとして持っていくと盛り上がれます。長時間立ちっぱなしになる場合が多いため、動きやすい服装と靴を選ぶのがおすすめです。水分補給用の飲み物も忘れずに。

Q4. MCやトークパートはありますか?

A4. 水瀬いのりのライブでは、楽曲の合間にファンとの距離を感じさせない温かいMCがあります。ときには舞台裏エピソードや曲に込めた思いを語ってくれることもあり、彼女の人柄を間近に感じられる大切な時間です。

Q5. 「Inori Minase 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR Travel Record」ではどんな曲が聴けそうですか?

A5. 過去のセットリスト傾向から、今回紹介した20曲の多くが披露される可能性が高いです。特に周年ツアーではファンから愛されている定番曲が中心になりやすいため、この記事の曲を予習しておくと安心です。