
◇ 04 Limited Sazabys(フォーリミ)のライブはなぜ“熱狂”を生むのか?

疾走感あふれるメロディ、感情を揺さぶる歌詞、そして観客との一体感。
04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)のライブには、ライブハウスでも野外フェスでも、一瞬で空気を変えてしまう“熱”があります。
最初に彼らのステージを観たとき、「こんなにも自然に身体が動くライブがあるのか!」と驚いたことを覚えています。ジャンプして、拳を突き上げて、気づけばサークルの中ではしゃいでいる──気がつけば、心の奥のスイッチまで押されていた。
でも、ただ騒がしいだけではないんです。曲によっては静かに立ち尽くして、歌詞を噛みしめるような瞬間もあります。その緩急こそが、フォーリミのライブの最大の魅力です。
パンクやメロコアといったジャンルにとどまらず、どこかエモーショナルで、ライブに最適化されたセットリスト構成。
その場で鳴らされるバンドサウンドに、身体も心も委ねたくなるバンドです。
この記事では、そんなフォーリミのライブやフェスで最近特によく演奏されている定番曲20選を厳選して紹介します!
それぞれの楽曲のライブでの盛り上がり方や、楽しみ方のポイントを、筆者の実体験も交えながらたっぷりお届けします!
この記事を読めば、きっとあなたもフォーリミの「ライブで聴きたい曲」が見えてくるはず!
次のフォーリミのライブやフェスで、その熱を一緒に体感してみませんか?
◇ 04 Limited Sazabys(フォーリミ) ライブ&フェスのセトリ定番曲20選

- monolith
- fiction
- Keep going
- Finder
- swim
- message
- fade
- Galapagos II
- Squall
- My HERO
- Now here, No where
- Kitchen
- Remember
- midnight cruising
- Letter
- Buster call
- Horizon
- escape
- Warp
- Galapagos
1. monolith
フォーリミを語るうえで欠かせない、まさに“フォーリミの顔”ともいえる代表曲といえるのがmonolith。イントロのギターリフが鳴り響いた瞬間、一気にヒートアップし、サビではサークルピットやダイバーが次々と出現するライブ定番中の定番です。筆者もサークルに混ざって遊んでいます。疾走感あふれるビートと、GENのハイトーンボイスが絡み合い、テンションを極限まで引き上げる。「これぞフォーリミ」と断言できるキラーチューンです。
2. fiction
イントロからラストまで、一切のブレイクなしで突っ走るアグレッシブな一曲。特に、イントロのギターリフが抜群にカッコいい。筆者も大好きなイントロです。サビではジャンプ・クラップ・サークルピットが巻き起こり、オーディエンスとの一体感も最大級に達します。ノンストップで攻め続ける勢いがフォーリミのライブの爆発力を体現している。まさに、“攻めのフォーリミ”を象徴するライブ鉄板曲です。
3. Keep going
TVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』のオープニングテーマとして書き下ろされた、ポジティブなメッセージと疾走感が共鳴する一曲。迷いや葛藤を抱えながらも「それでも前に進む」という意志が込められた歌詞が、筆者の背中を押してくれる曲でもあります。ライブでもその前向きなエネルギーが会場全体に広がり、心を奮い立たせてくれる存在感を放ちます。音と言葉の力だけでフロアをひとつにする、フォーリミならではのストレートな魅力が光る楽曲です。
4. Finder
イントロから一気にテンションをぶち上げる、攻めの姿勢全開なライブキラーチューン。ザクザク刻まれるギターと疾走するリズムが絡み合い、ノンストップ突っ走る構成が特徴的です。曲中では筆者も熱量が爆発し、全体が“攻めの空間”へと変貌する。シンプルに熱くなれる一発勝負のような魅力が詰まった1曲です。
5. swim
04 Limited Sazabysを語る上で外せない、ライブ鉄板の盛り上げ曲。疾走感のあるメロディとGENのエモーショナルなハイトーンボーカルが絡み合い、筆者のテンションを一気にぶち上がります。中でも印象的なのは、Bメロでファンが一斉に“クロール”の動きをするおなじみの演出も楽しみの一つ。遊び心と一体感が合わさったこのパートは、ライブの楽しさを象徴する瞬間だ。体を動かしながらもフォーリミらしさを凝縮した感情も熱狂も同時に味わえる名曲です。
6. message
**わずか1分弱という短さながら、フォーリミらしさがギュッと凝縮された爆速メロコアチューン。**イントロから一切の迷いなく突っ走り、気づけば曲が終わっているほどのテンポ感。それでも印象が強く残るのは、GENの真っ直ぐなボーカルとエネルギッシュなバンドサウンドが一瞬で心を掴むからこそ。曲が短くともインパクトは絶大で、ライブでは一気に空気を変える起爆剤のような役割を果たし、筆者を満たしてくれます。フォーリミの“速くて熱くて真っ直ぐ”な側面が全開の、まさに象徴的な1曲。
7. fade
激しさの中に、どこか切なさが漂うフォーリミらしい一曲。荒々しいギターとタイトなリズムが生み出すエネルギーは爆発的でありながら、メロディラインにはどこか哀愁がにじみ出ているように感じさせます。GENの感情をむき出しにしたボーカルが胸に迫り、深みを与えているようにも感じます。ライブではそのコントラストが際立ち、暴れるフロアの中にもしっかりと感情が残るような、不思議な余韻を残す楽曲。フォーリミの持つ“激情とセンチメンタル”が共存する一曲です。
8. Galapagos II
鋭く刻まれるギターと勢いのあるリズムが印象的な、ライブ定番のアグレッシブナンバー。イントロから爆発力のある展開で一気に引き込まれ、疾走感の中にフォーリミらしい緻密なアレンジが光る。中でも特筆すべきは、サビのメロディがキャッチーで一度聴いたら耳に残る点。攻めの姿勢を貫きながらも、歌モノとしての強さも持ち合わせており、ライブではフロアを揺らす勢いとともに自然とシンガロングも起こる一曲。荒々しさとメロディのバランスが絶妙な、ライブの核となる楽曲。
9. Squall
スピード感と切なさが同居する、フォーリミ屈指のエモーショナルな高速ナンバー。“スコール”のような一瞬の爆発力と儚さが詰まった楽曲で、ライブでは序盤から中盤の勢いを加速させる起爆剤のような役割を果たしているような印象を受けます。疾走するビートに乗せて歌われる感情むき出しのメロディと歌詞が、筆者にまっすぐ突き刺さります。熱狂しながらもどこか胸を締め付けられるような余韻を残す、フォーリミらしいエモさと攻撃性が融合したライブ定番曲です。
10. My HERO
**イントロのドラムが合図となって一気に走り出す、疾走感全開のライブアンセム。**シンプルかつ力強いリズムに導かれるように、ギターが高鳴り、筆者のテンションも一気にぶち上がります。中でも印象的なのは、サビの「Rollin’ Rollin’」というフレーズ。一度聴けば耳から離れないキャッチーなメロディと、GENの真っ直ぐな歌声が融合し、ライブでも自然と口ずさみたくなる。ポジティブで前向きな歌詞は、筆者の背中をそっと押してくれるような力を持ち、ライブの空気を明るく照らす存在感抜群の1曲。
11. Now here, No where
イントロのギターが印象的で、聴いた瞬間に心が引き込まれるエモーショナルなナンバー。どこか切なく、それでいて前を向かせてくれるようなメロディが胸を打ち、ライブではこのイントロが流れた瞬間、会場に静かな熱気が走る。サビやブレイク部分では自然と手拍子が起きたり、拳を突き上げ、感情の波に身を任せながらも身体が動いてしまうような一体感が生まれる。フォーリミの“歌心”と“熱量”が同時に伝わる、ライブ終盤の定番曲。
12. Kitchen
どこか日常を切り取ったようなタイトルながら、ライブでは抜群の盛り上がりを見せるエネルギッシュな一曲。軽快なリズムとキャッチーなメロディが駆け抜けるように展開し、フォーリミらしいポップパンクの魅力が詰まっている。特にライブで印象的なのが、Aメロの「パンパンパン!」という歌詞に合わせてみんなでクラップを合わせるシーン。その瞬間、フロアに一体感が生まれ、観客の笑顔と熱量が交差する。筆者も聴いていて楽しい、参加してもっと楽しい、“ライブで映える”フォーリミの真骨頂だと思います。
13. Remember
この曲も**演奏時間わずか1分未満**という短さながら、フォーリミらしさがギュッと詰まったメロコアチューン。イントロから爆速で走り抜けるような勢いがあり、GENのボーカルと疾走感あふれるバンドサウンドが一体となって畳みかけてくる。短いからこそ印象に残るインパクトがあり、ライブでも一気に空気を切り替える“アクセント”として効果抜群の存在だと筆者は思います。攻撃的なテンションとキャッチーさを兼ね備えた、まさに“フォーリミ節”全開の1曲です。
14. midnight cruising
**初期から長く愛され、今もなおライブで演奏されるフォーリミの代表的ナンバーのひとつ。**軽やかに駆け抜けるテンポと、どこかセンチメンタルな空気感が絶妙に融合し、ライブ中盤に心地よいグルーヴを生み出す。特に印象的なのは、サビの「Let all stars falling, falling」というフレーズ。メロディと歌詞の響きがクセになり、自然と頭に残るキャッチーさを持つ。絶妙な温度感が観客の身体を揺らす“夜風のような一曲”です。
15. Letter
筆者が04 Limited Sazabysと出会うきっかけになった、思い入れの深い一曲。ミドルテンポで進行するこの曲は、聴く者の心に訴えかける。歌詞には別れの切なさや、言葉にできない想いが繊細に綴られており、GENの優しくも力強い歌声がその感情を丁寧にすくい取っている。観客が静かに耳を傾けるような空気が生まれる場面もしばしば。フォーリミの中でも、感情の深さと“歌の力”を感じさせる珠玉の一曲。
16. Buster call
**ゆったりとしたイントロから一転、突如として爆発的な展開へとなだれ込むギャップが魅力の一曲。**静かに始まる冒頭のパートでは観客も耳を澄ませるが、そこからは一気に怒涛のラッシュ。筆者のテンションもぶち上がり、突如訪れる“急展開”にフロアが沸き立ち、モッシュやサークルピットが巻き起こります。まさにライブ映えする暴れ曲。緩急のコントラストが強烈で、静から動への流れが観客の感情を一気に揺さぶる。ライブ中のテンションを爆発させるトリガーとして、セットリスト入りするたびに期待が高まるキラーチューンです。
17. Horizon
まるで景色が一気にひらけ、陽が昇ってくるような開放感に満ちた一曲。明るく抜けのあるギターリフとGENの伸びやかなボーカルが、沈んでいた気持ちをそっと持ち上げてくれる。特に印象的なのは、そのスケール感のあるサウンドに反して、2分にも満たない短さ。だからこそ、余計に「もう終わってしまったのか」と筆者に感じさせる儚さと余韻がエモさを加速させます。ライブではその短さと爽快感が一気に感情を揺さぶり、ラストにふさわしい“希望と寂しさ”を同時に感じさせる名曲です。
18. escape
爆速で駆け抜ける疾走感と、タイトなドラムが際立つライブ定番曲。イントロから全力で走り出す勢いに圧倒されるが、中でも特筆すべきはドラムの存在感。緻密でありながらも暴れるようなドラムが、バンド全体を牽引し、観客のテンションも一気に持っていく。サビではGENのハイトーンが突き抜け、フロアにはジャンプと拳があふれる。逃げ出したい衝動や葛藤をそのまま音にぶつけたような、エネルギーの塊のような一曲で、ライブのスピード感を一段階引き上げるキラーチューン。
19. Warp
夏のフェスで聴きたくなるような開放感と浮遊感が魅力の一曲。MVの影響もあり、太陽の下で鳴らされるイメージが強く、自然とテンションが上がる。ギターのリフが軽やかに広がり、どこか涼しげでありながらもしっかりとした芯があり、GENのボーカルがその浮遊感をさらに引き立てる。特に印象的なのはラスサビ。ここで一気に感情が解放されるような展開となり、ライブでは手を掲げながら思わず身体が揺れてしまうような多幸感を味わえる。真夏の空気と相性抜群な、フォーリミ流“フェス映えチューン”。
20. Galapagos
そしてもうひとつ、この曲を語る上で外せないのがMVの存在。とにかく自由で、突拍子もない展開の連続に思わず笑ってしまう。「もう一回観たい」と何度もリピートしてしまう中毒性があり、クセになること間違いなし。ぜひライブやフェスで体感したあと、帰り道でMVを観て、余韻を二度味わってほしい。熱狂と笑いが共存する、フォーリミらしさ満点の一曲。
◇ まとめ|熱いライブで輝く、04 Limited Sazabys(フォーリミ)の“音と言葉”

この記事では、04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)の【2025年最新版】ライブ&フェス定番曲20選を、演奏データと筆者のリアルなライブ体験をもとに紹介してきました。
フォーリミの楽曲は、CDやサブスクで聴くだけではわからない“ライブの魔法”に満ちています。
一瞬でフロアを沸かせる爆発的な曲もあれば、ジャンプやクラップで観客を巻き込むアクション性の高いナンバー、さらには胸にグッとくるような歌詞とメロディが融合した切ないミドルチューンまで。
こうした振れ幅のある楽曲たちは、ライブという「今・ここ」だからこそ最大限の輝きを放つのです。
今回紹介した20曲は、“今のフォーリミ”を象徴する楽曲ばかり。定番曲と呼ばれながらも、決して予定調和では終わらない。
毎回ライブの空気や観客の反応によって、新しい感情が引き出され、同じ曲が違う表情を見せてくれるのが、フォーリミのライブの大きな魅力です。
特に初めて参加する人にとっては、あらかじめ楽曲を知っておくだけで楽しさは大きく変わります。
サビでシンガロングしたり、Aメロでクラップを合わせたり、タイミングよくジャンプする場面を知っていれば、自然と周囲の熱気に乗ることができる──それがフォーリミのライブの醍醐味でもあります。
また、彼らの曲はどれも比較的短く、ストレートでありながら、感情の起伏や“抜き差し”がしっかりしているため、セットリスト全体がまるで一つのストーリーのように展開されていきます。
アップテンポでぶち上がる曲が続いたと思えば、不意に訪れる切ないバラードで心をリセットされ、また次の曲で爆発する──その緩急が、ただの“騒ぎ”で終わらない、深いライブ体験を生んでいるのです。
2025年現在も、フォーリミはシーンの最前線で進化を続けています。
もし「どこかで名前は聞いたことあるけど、ライブはまだ」という人がいたら、ぜひこの記事で気になる曲をチェックしてみてください。そして、現場の熱気とともにその音を“体感”してみてください。
ライブの帰り道には、あのクセになる「Galapagos」シリーズのMVでもう一度フォーリミの世界に浸るのも、最高の締めくくりかもしれませんね笑
◇ よくある質問(FAQ)

Q1. 04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)のライブ初心者でも楽しめますか?
はい、初心者の方でも安心して楽しめます。今回紹介した定番曲20選を事前にチェックしておけば、ライブ中に流れる楽曲の多くを把握できるため、会場の盛り上がりにも自然とついていけます。ジャンプやクラップ、拳を上げるタイミングなども曲ごとに異なるので、本記事の解説を参考に“予習”しておくとより楽しめます!
Q2. ライブでよく使われる曲のジャンルや雰囲気は?
04 Limited Sazabysは、メロディックパンクを軸にしつつ、ポップやエモ、オルタナなどの要素も取り入れています。激しい爆走系の曲だけでなく、1分未満のショートチューンや、ミドルテンポの切ない楽曲、フェス映えする爽快ナンバーまで、幅広い表現が魅力です。セットリストも緩急に富んでおり、飽きることなく楽しめます。
Q3. どのタイミングでどんな曲が演奏されることが多いですか?
序盤は「monolith」や「fiction」など、勢いのある楽曲で一気にテンションを引き上げ、中盤には「Kitchen」や「Squall」といったキャッチーな曲で観客との一体感をつくります。後半やアンコールでは「Horizon」や「Now here, No where」など、エモーショナルな楽曲で余韻を残す構成が多い傾向です。
Q4. セットリストの傾向は毎回同じですか?
基本的な軸となる定番曲はありますが、ライブの会場やイベントの規模によってセットリストはかなり変化します。例えばフェスでは短めで盛り上がる曲を中心に構成され、ワンマンライブでは感情の流れやストーリー性を重視した構成になることもあります。今回紹介した20曲は、どのパターンでも高確率で登場する“鉄板”です。
Q5. MVが印象的な楽曲はありますか?
「Galapagos」のMVは特に話題になることが多く、その自由すぎる展開とクセになる世界観に中毒性があります。ライブで実際にこの曲を体感したあとにMVを観返すと、より一層楽しめるはずです。
◇ 04 Limited Sazabys(フォーリミ)公式サイト & 各種SNSリンク一覧
- Official Web Site
https://www.04limitedsazabys.com/ - YouTube Official Channel
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