
◇ なぜSUPER BEAVER(スーパービーバー)のライブは“生きる力”をくれるのか。

2025年、SUPER BEAVER(スーパービーバー)は結成20周年という節目を迎えた。
高校の仲間たちで組んだバンドが、下北沢のライブハウスから武道館、アリーナ、そしてスタジアムへと駆け上がる。その軌跡の中心にあったのは、いつの時代も「ライブ」だった。
派手な演出やトレンドに頼らず、言葉と音で心を掴む——その姿勢が、この20年を支えてきた。
筆者が初めて彼らのライブに足を運んだとき、ステージに立つ4人の姿を見て思ったのは、「音楽がこんなにも真っ直ぐ届くんだ」という驚きだった。渋谷龍太の叫びにも似た歌声、柳沢亮太のギターが描く旋律、上杉研太と藤原広明が生み出す躍動的なリズム。どの音にも“生きている実感”が宿っていて、気づけば拳を突き上げていた。
観客の声と照明がひとつになる瞬間、SUPER BEAVER(スーパービーバー)のライブは“音楽”を超えて“共鳴”に変わる。
それは、何かを諦めかけた心を再び立ち上がらせるような、言葉では言い尽くせない熱だ。
この記事では、そんなSUPER BEAVER(スーパービーバー)のライブにこれから参加する人、あるいは最近興味を持った人に向けて、ライブ&フェスセトリ定番曲20選を紹介する。
筆者自身が現場で体感した熱量や一体感を軸に、ライブでの盛り上がりポイントや演出、コール・クラップのタイミングまで丁寧に掘り下げていく。
選曲の基準は、単なる人気投票ではない。
最近のセットリスト傾向をもとに、フェス・単独公演の両面で繰り返し演奏されてきた曲を中心に構成した。
そして何よりも大切にしたのは「現場でどれだけ心が動いたか」。
ステージ照明が変わった瞬間に起こる歓声、拳を突き上げる動作、涙を拭いながら笑う観客の姿。
そうしたリアルな情景を通して、“SUPER BEAVERがなぜこれほど愛されるのか”を一曲ずつ紐解いていく。
音源だけでは伝わらない、ライブでしか感じられない熱と感情がここにある。
この20曲を知れば、きっとあなたも次のライブで一緒に拳を上げてしまうはずだ。
SUPER BEAVERが積み重ねてきた20年の軌跡を、ライブという“生の言葉”で感じてほしい。
◇ SUPER BEAVER(スーパービーバー) ライブ&フェスセトリ定番曲20選|予習におすすめ

- アイラヴユー
- 切望
- ひたむき
- 東京流星群
- 美しい日
- 片想い
- 正攻法
- 突破口
- 青い春
- 秘密
- 小さな革命
- 涙の正体
- 予感
- ひとりで生きていたならば
- 証明
- さよなら絶望
- 名前を呼ぶよ
- 人として
- スペシャル
- 閃光
1. アイラヴユー
王道ラブソング『アイラヴユー』は、SUPER BEAVERのライブで何度も体感してきた定番中の定番。筆者が最も印象的だったのは、渋谷龍太が「アイラヴユーが歌いたい〜!」と叫んだ瞬間。フロア中から「愛してる!」の声が割れんばかりに返されて、会場全体が“愛”の一体感に包まれた。両手を高く上げ、まるで手のひらから想いを放つように声を届ける——そんな観客の姿が忘れられない。あるライブではぶーやんがサビ前で歌詞を間違え、それを見た柳沢が思わず笑っていたという微笑ましい一幕もあった。この曲には“歌う”というより“想いを重ねる”喜びがあると、筆者は毎回強く感じている。
2. 切望
感情をかき乱すようなイントロから始まる『切望』は、静と動が交錯するドラマチックな一曲。筆者がライブでこの曲に触れたとき、特に心を打たれたのは〈巻き込んで笑いたい〉というフレーズ。渋谷が観客に向かって「巻き込まれて笑いたい」と叫ぶと、客席から「巻き込まれて笑いたいー!」という叫びが一斉に返ってきた。切ない歌詞の世界観に、観客自身の“生き様”が重なっていく瞬間だった。
この曲の前後には、しっとりとした空気が会場に広がることも多いが、その静けさを一気に塗り替えるような音圧とエネルギーに、毎回圧倒される。筆者が観たある公演では『切望』がラストに演奏され、「終わり」ではなく「この先を生きる力」として響いていた。音楽で完結するのではなく、音楽を通じて未来を手渡されるような——そんな感覚を味わわせてくれる名曲だ。
3. ひたむき
『ひたむき』は、イントロが鳴った瞬間から会場が一体になる、まさに応援歌のような一曲だ。筆者が初めてこの曲をライブで体感したとき、観客は自然と手拍子を始め、イントロからサビに向けてその勢いが加速していくのがわかった。特に〈いつだって今日が人生のピーク〉というフレーズでは、まるで合言葉のように数万人が声を重ね、心から叫んでいたのが忘れられない。
手拍子のタイミングは曲のリズムにぴたりと合っていて、AメロからBメロ、そしてサビへと向かう流れの中で、観客のエネルギーがみるみるうちに増していく。間奏では「na na na〜♪」というコーラスにあわせて、誰もが笑顔で口ずさむ——そんな温かくて前向きな空気が会場を満たしていた。
筆者にとって『ひたむき』は、「全力で生きるってこういうことなんだ」と改めて感じさせてくれる曲。拳ではなく手拍子で、叫びではなくシンガロングで、観客一人ひとりが自分の“いま”を肯定するような、そんな力を持っている。
4. 東京流星群
『東京流星群』は、空間演出と一体感の相乗効果で、ライブ中でもとびきりスケールの大きな瞬間を生み出す曲だ。筆者が体感したライブでは、イントロとともにステージ背後のモニターに星空が映し出され、白いスポットライトが客席を左右に走るたび、まるで流れ星のように煌めいていた。
サビでは観客全員が拳を上げ、「東京流星群!」と大きな声で叫ぶ。数万人の声が天井に向かって突き抜けるその瞬間、視線も、感情も、すべてが夜空に引き寄せられていく感覚になる。照明も青白いレーザーへと切り替わり、幻想的な雰囲気が一気に加速。目の前の現実が、まるで夢の中に変わるような没入感があった。
楽曲そのものがもつ疾走感と、広大な空間の演出が見事にかみ合い、筆者は「この曲が“流星群”と名づけられた理由」を肌で理解した気がした。叫び、仰ぎ見て、包まれる——そんな体験ができる一曲だ。
5. 美しい日
『美しい日』は、ライブの中でも観客とバンドの“共演”が最も明確に表れる一曲だ。冒頭の「お手を拝借!」という渋谷の掛け声とともに、観客全員が一斉に両手を挙げ、すでにその時点で会場には一体感が生まれている。
Aメロの〈誰かにとって~〉では、左右に振るようなリズムの手拍子が指示され、フロア全体が一つの巨大なリズム体となる。手拍子、足音、そして観客の声までもが曲のパーツのように響き、筆者は「この曲の真価はライブでこそ発揮される」と強く感じた。
サビでは跳ねるようなリズムに合わせて全員がジャンプ。ステージと客席が上下に揺れながら躍動する光景はまさに圧巻。筆者の隣にいた観客が、「ここにいられるだけで幸せ」と呟いたのを今でも覚えている。
「君がいる それだけでいい」——この歌詞の優しさが会場を包み込むと、思わず目を閉じる人、隣の人と顔を見合わせて微笑む人もいた。その瞬間、確かに“美しい日”というタイトルそのものが会場に体現されていた。音と声、そして心が交わるこの曲は、SUPER BEAVERのライブに欠かせない名場面を生み出してくれる。
6. 片想い
「片想い」は、恋愛の枠にとどまらず、“好き”という感情そのものに向き合う曲だと筆者は感じた。歌詞の一つひとつが繊細で、これまで胸の奥にしまっていた思いがそっと肯定されるような感覚に包まれた。誰にも言えなかった夢や信念、報われなくても手放せなかった気持ち――そんな“片想い”を抱き続ける強さを、この曲は静かに讃えてくれる。**「あなたがいないとダメ」ではなく、「あなたがいるともっと人生が楽しくなる」**という一節には、依存ではない前向きな想いが詰まっているようで、胸が熱くなった。好きなことを仕事にすることも、夢を諦めずに追い続けることも、きっと“片想い”の一種なのだ。うまくいかないことばかりでも、それでも“好き”を選び続ける――そんな人の背中を、そっと押してくれるような1曲だった。
7. 正攻法
「正攻法」が鳴った瞬間、会場の空気が一変した。暗転したステージに真紅の照明、ベースの重低音が鳴り響く中、ボーカルの渋谷が「派手にやろうぜ!」と叫ぶと同時にステージ左右から炎が噴き上がる。まさに“後半戦の狼煙”のような幕開けだった。
そこからはもう一気呵成。「わかんねぇけどホームラン打つんだろ!?」という渋谷の挑発に、観客も全力で応える。コール&レスポンスが炸裂し、ジャンプと歓声、そしてタオルが激しく舞う。炎と歓声がぶつかり合い、物理的にも心理的にも“熱い”空間が生まれるのが、この曲の最大の魅力だ。
やなぎの低音ベースと渋谷の煽りが重なり、まるでライブハウスに放り込まれたような衝動が会場を支配した。ドームクラスの会場ですら狭く感じさせる圧倒的な爆発力が、ここにはある。
8. 突破口
アニメ『ハイキュー!!』のOPとしても知られる「突破口」は、ライブ序盤の空気を一変させる起爆剤。渋谷の〈正々堂々!〉〈威風堂々!〉というシャウトに、観客が拳を突き上げて全力で応える掛け合いは、もはや定番中の定番だ。
筆者もこの曲が始まった瞬間、無意識に体が動いていた。イントロの鋭さ、押し寄せるリズム、観客全体の熱量が一気に跳ね上がるあの感覚——それはまさに“突破”という言葉が似合う瞬間だった。
現状を打ち破る力、何かを超えていこうとする意思。そのエネルギーを全身で受け取った気がして、ライブが終わった今でも、心に深く残っている。
🎵 9. 青い春
渋谷の「会いたい人」という歌い出しから始まる「青い春」は、手拍子とコールで自然と会場がひとつになる曲だ。
特に〈正しい 間違い その先で~〉のフレーズでは、「うん たった うん たった」とリズムを刻むような手拍子の振りがあり、筆者もまわりとぴったり息を合わせながら夢中で手を叩いていた。
間奏では観客の両手が一斉に挙がり、拳を突き上げる大合唱に突入。誰かの指示がなくても自然に声が重なっていくあの瞬間、筆者は「ライブってこういう一体感なんだ」と心から実感した。
“懐かしさ”と“今”が重なる、あたたかい景色がそこにあった。
10. 秘密
「秘密」では、ギラギラとした照明がステージ全体を鋭く照らし出し、曲の持つ重厚感がさらに引き立てられていた。〈ラーラーララ オオオ オオオオ〉のパートでは、観客全員が大きな声でシンガロングし、間奏では〈オッオー〉という掛け声に合わせて腕を振る一体感ある演出も。〈幸せに手を叩き笑うのは〉のフレーズでは、2回目と3回目で👏👏と揃えて手拍子を入れる場面も印象的だった。筆者も自然と手が動き、声を重ねていた。あの3万人の「らーららら…」が重なった瞬間、ZOZOマリンが音楽で満ちる感覚は、今思い出しても鳥肌が立つ。
11. 小さな革命
ロック色の強い「小さな革命」では、渋谷の「小さな革命を〜!」という叫びに合わせて、観客全員が拳を突き上げるのが定番。サビのたびにその動きが繰り返され、会場全体に拳の波が押し寄せるような、視覚的にも熱気が伝わる盛り上がりを生んでいた。筆者も無意識に拳を振り上げながら叫んでいた。歌詞に込められた前向きなメッセージが、あの空間ではより力強く響く。ライブの最後に披露されたことで、2日間の余韻とともに“自分にもできるかもしれない”という不思議な勇気をもらえた気がした。音楽の当事者になったような感覚があった。
12. 涙の正体
〈全員に好かれなくても嫌われたくもないよ〉という一節に、筆者は思わず胸を打たれた。自分の弱さや葛藤を受け入れきれずにいる人へ、そっと寄り添うようなこの曲には、“愛してよ、自分の正体を”というメッセージが込められているように感じた。人と比べず、自分のままで生きること。それがどれほど難しくて、それでも大切なことかを、SUPER BEAVERはこの曲で伝えてくれる。気を使いすぎて疲れることを“優しさの副作用”と呼ぶ、その感性にはやなぎの言葉ならではの鋭さと優しさが滲む。涙を否定せず、感情の揺らぎをそのまま肯定してくれるようなこの曲に、筆者も何度も救われてきた。素直に泣けることすら“強さ”だと教えてくれる、希望のような一曲。
13. 予感
「予感」は、サビ直前に渋谷が観客を煽り、〈予感のする方へ 心が夢中になる方へ〉と歌い上げるサビで観客全員がジャンプしながら大合唱する――そんな爆発的な一体感が魅力の一曲だ。サビでは大きくジャンプしながら大きなコール&レスポンスが巻き起こり、会場はすっかりあたたまりきった、フロア全体が躍動する圧巻の光景が広がる。筆者自身、この曲が鳴った瞬間に心がざわめき、気づけば拳を突き上げて飛び跳ねていた。未来に向かって踏み出すその“予感”が、観客一人ひとりの背中を強く押してくれる――そんなライブ映えするエネルギーに満ちたナンバーである。
14. ひとりで生きていたならば
「こだわること やめてしまえば 過去が嘘に変わる」――この一節が特に刺さった。まさに、ここで立ち止まってしまったらダメだと背中を押された気がした。
一人で生きていたら、こんなふうに悩むこともなかったのかもしれない。でも、**人は一人では生きていけない。**だからこそ、誰かと関わりながら生きていく中で揺れ動く心、その葛藤や矛盾に寄り添ってくれるこの曲が、いかに貴重かを実感する。
SUPER BEAVERは、人間の本質――心の中では思っていても普段は隠してしまうような感情――を、言葉にして真っ直ぐ届けてくれる。「ひとりで生きていたならば」は、まさにそんな“人間らしさ”を肯定してくれるような歌だ。
15. 証明
「一人」と「独り」を履き違えた——曲の冒頭とラストで繰り返されるこのフレーズ。そのうち「一人」の部分だけを観客全員で歌う演出が、歌詞の意味と完璧にリンクしていて、本当に心を打たれた。
生まれてから死ぬまで、人は「一人」の存在ではあるけれど、決して「独り」きりではない。**誰かに支えられながら生きてきたこと自体が、“独りじゃない”という証明になっている。**この視点が刺さった。
「あなたの目に映る顔を見て、僕の知らない僕を知った」——この言葉の選び方があまりにも美しくて、何度も噛みしめてしまう。
そして最後の合唱。会場全体の声が重なり合い、「証明」のメッセージが力強く鳴り響いた瞬間、筆者は涙が止まらなかった。こんなにも多くの人が、同じ想いを抱えてこの曲を歌っている。そのこと自体が、すでに“証明”だった。
16. さよなら絶望
「拳見せてくれますかー!!」という叫びとともに始まった『さよなら絶望』。渋谷のその声で、こっちも本気にならざるを得ない。イントロが鳴った瞬間から、拳を突き上げる準備はできてたし、最初の一音でもう全開モードに入った。
曲中のクラップはもはや儀式のようで、手のひらの皮が破れるんじゃないかと思うほど全力で叩いた。というか、両手使ってたから片方はもう感覚なかった。でもそれすら楽しくて、楽しくてしょうがなかった。ライブの楽しさが全部詰まってる曲だと思う。
最後の〈涙目でもいい さよなら絶望〉の一節が流れたとき、自分の中の色んなものと自然に「さよなら」できた気がした。ただ前を向こうとか、強く生きようとか、そういう言葉よりもずっとリアルで優しい。絶望ごと受け止めてくれる感じ。それがSUPER BEAVERの凄さなんだと思う。
17. 名前を呼ぶよ
『名前を呼ぶよ』が始まった瞬間、あれだけ広いZOZOマリンの空間が一気に“自分”に向けられているように感じた。渋谷が観客席を一人ひとり指さしながら歌っていくたびに、心にぐっとくるものがあった。まるで名前を呼ばれてるかのような、そんな不思議な感覚。
そしてサビに入った瞬間、「名前を呼ぶよーーー!!」の大合唱。観客全員の声が渋谷の歌声に重なって、あの空間全体が震えるような熱を帯びていた。ここまでエモーショナルで、かつ力強く盛り上がる曲ってなかなかない。
感情が高ぶって涙を拭う人も多くて、筆者も喉の奥が詰まるような思いだった。叫んで、歌って、泣いて、胸の奥があったかくなる。そんな時間だった。
18. 人として
『人として』のイントロが響き始めた瞬間、ZOZOマリンの空気が一変した。インディーズ時代から歌い続けられてきたこの曲には、SUPER BEAVERというバンドの“芯”が詰まっていると、改めて感じさせられる。
1人、スポットライトに照らされながら歌い出す渋谷龍太。誠実な歌声が、1音1音に感情を乗せながら徐々に熱を帯びていく。その声に合わせて、アンサンブルが重なり、まるで会場全体が呼吸をひとつにしたような静寂と集中の時間が生まれていた。
筆者も思わず息をひそめて聴き入ってしまうほど、言葉が真っ直ぐに胸へ届いてくる。誰かの“楽しい”を背負う覚悟と、優しさがにじむ演奏。サビに向かって感情が高まるにつれ、自然と涙が滲みそうになった。
エモーショナルで、あくまで“人として”の誠実さで包み込んでくれる——そんな時間だった。
19. スペシャル
“普通”と“スペシャル”って本来は真逆の言葉のはずなのに、この曲を聴くと「普通でいること」こそ特別なんだって思えてくる。
〈「普通」が普通であるために 努力している人がいる〉
〈「信頼」なんて 気を抜いた途端に 甘えに変わる〉
このAメロが刺さった。何気ない日常を保つために、どれだけの人が気を張ってるか。改めて、自分も“ちゃんと生きよう”って思った。
20. 閃光
〈明日やろう 明日こそ 明日になれば その日は 一体いつになったら来るんだ〉
このフレーズがマジでぶっ刺さった。
「閃光」を聴くと、心にグサッと火がつく。人生は一度きりだって、頭ではわかってたはずなのに、今日やらなきゃって思わせてくれる。あの光の演出とともに、自分の中でも何かが動き出した感覚があった。
◇ まとめ|SUPER BEAVER(スーパービーバー)が愛される理由とは?

SUPER BEAVERというバンドのすごさは、「曲がいい」「歌詞が刺さる」といった一般的な評価だけでは語りきれない。
彼らの音楽が心に響くのは、“どう届けるか”という部分にまで徹底的に向き合っているからだと筆者は思う。
実際にライブを観ていると、SUPER BEAVERのステージには1ミリの妥協もないことがわかる。
たとえば、音響が不安定なときでも、マイクにトラブルが起きたとしても、「今できるベストを尽くす」ことを1曲ごとに全力で体現している。
その真剣さが、ライブをただの“音楽イベント”ではなく、“心が震える体験”に変えているのだ。
彼らはどんな会場でも“音”と“言葉”を大切にしている。
それは照明演出や舞台セットといった派手な要素とはまったく別のベクトルで、“人間力”そのものを感じさせてくれる。
この「人としての力」は、SUPER BEAVERの活動の歩みそのものに裏打ちされている。
インディーズ時代に観客が数人だった頃も、どれだけ厳しい状況でも、“ライブ”という場から逃げなかった。
その積み重ねが、今の武道館やスタジアムの景色に繋がっている。
彼らにとって、音楽とは単なる表現手段ではなく、「誰かの人生に寄り添うための手紙」だ。
それは派手さとは無縁だけれど、だからこそ胸に刺さる。
SUPER BEAVERは、そんな誠実さと熱量を、ライブのたびに更新し続けているバンドだと思う。
◼︎ 「あなたに届けたい」という覚悟がある
特に印象的なのは、MCでの語りかけ。
単なる場を繋ぐトークではなく、**生きることのしんどさや美しさを、真正面から語るもうひとつの“歌”**のように聞こえる。
「誰かに届けばいい」ではなく、“目の前にいるあなた”に語りかける言葉。
その熱量があるから、会場で涙を流す人がいて、拳を高く突き上げる人がいて、次の一歩を踏み出す決意をする人がいる。
◼︎ フェスでも、ワンマンでも、心が動く瞬間がある
筆者はこれまで何度もSUPER BEAVERのライブを観てきたけれど、毎回、何かしら新しい感情が生まれる。
フェスの短い尺のなかでも、一瞬で空気を変えてしまうあの瞬間。
「突破口」「人として」「名前を呼ぶよ」などの定番曲は、知らなくても思わず声が出るくらい、言葉とメロディがダイレクトに刺さってくる。
観客がクラップを揃え、拳が上がり、サビではシンガロングが響く。
それは「楽しい」よりも、もっと深いレベルで音楽が“共鳴”している瞬間だ。
◼︎ 20周年という節目のライブを振り返って
2025年、彼らが結成20周年を迎えて行ったスタジアム公演を経て、SUPER BEAVERは“次の10年”へと踏み出している。
インディーズ時代の悔しさも、武道館の感動も、アリーナツアーの熱狂もすべて積み上げて、たどり着いた今だからこそ見せられる景色がある。
「音楽でここまで来た」という事実が、ステージ上の4人すべてに表れていた。
そして、その瞬間は、“今この時代を生きている”私たちの記憶に刻まれる。
この記事で紹介した定番曲20選は、そのための最高の予習になる。
◼︎ SUPER BEAVER(スーパービーバー)の音楽は、“生き方”そのもの
音楽が人生の全てを変えてくれるわけじゃない。
でも、一歩踏み出すための背中をそっと押してくれるものにはなり得る。
SUPER BEAVERは、それをずっと信じて、20年間歌い続けてきた。
彼らの音楽には、あなたの人生とリンクする言葉とメロディが、必ずどこかにある。
だから、もし次のライブに行けるなら――
心にひっかかっていた何かが、そっとほどけていく感覚があるかもしれない。
◇ よくある質問(FAQ)
Q1. SUPER BEAVERのライブに初めて行くのですが、予習すべき曲はありますか?
A. 本記事で紹介している「ライブ定番20曲」は必聴です。特に「秘密」「切望」「東京流星群」などは、どの会場でも大合唱が起きる代表曲なので要チェック!
Q2. SUPER BEAVERの歌詞が心に刺さると言われるのはなぜ?
A. 作詞作曲を担当するギター・柳沢亮太の言葉は、飾らず、リアルで等身大。誰かの心に寄り添うような優しさと強さがあるため、多くのリスナーが“自分のことを歌っているよう”と感じるのです。
Q3. メンバー同士は仲がいいんですか?
A. とても仲が良いです。高校の同級生(Vo渋谷、Ba上杉、Dr藤原)+1学年下のGt柳沢という関係性で、20年以上の信頼関係が音にもライブにも表れています。
Q4. フェスと単独ライブではセットリストに違いがありますか?
A. あります。フェスでは「突破口」「青い春」「アイラブユー」など勢いのある曲が中心。単独ライブではバラードや深い歌詞の曲も含め、ストーリー性ある構成が魅力です。
Q5. SUPER BEAVERのライブは初心者でも楽しめますか?
A. 大丈夫です!ジャンプやコールを強制されることはなく、自分のペースで楽しめる雰囲気です。音楽をじっくり聴きたい人にも、一緒に歌いたい人にもおすすめ。
◇ SUPER BEAVER(スーパービーバー)公式サイト
- **SUPER BEAVER OFFICIAL SITE**
最新情報、ライブ・ディスコグラフィー・映像・グッズなどがまとまっている公式サイトです。
https://sp.super-beaver.com/
◇ SUPER BEAVER(スーパービーバー)SNSアカウント
X(旧Twitter)
- **SUPER BEAVER 公式(@super_beaver)**
ライブ出演予定やメディア情報などの速報をチェックできる公式アカウントです。
https://x.com/super_beaver
- **SUPER BEAVER 公式(@superbeaver_official)**
ライブ写真、MVのワンシーン、メンバーのオフショットなどを投稿。フォロワー40万人超えの人気アカウントです。
https://www.instagram.com/superbeaver_official/






