
◇ TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINAL WWW X |現地の熱量をレポート

2026年1月23日、東京・WWW X。
TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』のFINALに参戦した。
開演前から、フロアはもう出来上がっていた。
会話の量も、視線の熱も、妙に高い。BGMの間に入る拍手や声で、今日が“いつものワンマン”じゃないことが伝わってくる。待つというより、始まる前からテンションを上げにいく空気があった。
TRiDENTは3人組のガールズバンド。
ASAKA(ボーカル・ギター)
SERINA(ベース・コーラス)
NAGISA(ドラムス)
編成としてはシンプルなのに、鳴っている音は“シンプル”とは真逆に広い。ギターの輪郭、ベースの重さ、ドラムの一撃。その3つが重なった瞬間に、箱のサイズを超えた密度が立ち上がるタイプのバンドだ。
そしてこの日のライブは、単なるツアーファイナルじゃない。
TRiDENTは2025年11月5日(水)、キングレコードよりメジャーデビュー。1st EPは『BLUE DAWN』。その“デビュー以降”の時間を背負ったまま走り出した、メジャーデビュー後初のワンマンツアーの最終地点が、WWW Xだった。
この日の会場は、最初から最後までずっと盛り上がっていた。
熱が途切れる瞬間が少なくて、曲間の呼吸すら前に進むための助走みたいに感じる。歓声も拍手も、ただのリアクションじゃなくて、フロア側が“一緒に押し上げる”圧として機能していた。
TRiDENTが今の勢いをそのままぶつけてきて、フロアもそれを真正面から受け止めて返す。WWW Xのサイズ感がちょうどいいから、熱が散らずに前へ前へ集まっていく——そんな夜だった。
この記事では、2026年1月23日のWWW X公演を、当日のライブの流れに沿ってレポートしていく。
これから参戦する人の予習にも、行けなかった人の追体験にもなるように、現場の温度と音の手触りを中心に書いていきたい。
◇ TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINAL WWW X |セトリ

- NEW ERA
- Bite the bullet
- DISCORD
- KICKASS
- DISTINATION
- Haha!
- MIRACRAID
- 恋のマジックポーション
- JUST FIGHT
- iCON
- CHANGE
- CRY OUT
- 黎明ノ詩
- IMAGINATION
- カントリー・ロード
- シグナル
◇ TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINAL WWW X |ライブレポート

TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINALのWWW Xは、開幕からフロアの熱が振り切れていた。暗転した瞬間に空気が一段濃くなって、音が鳴った瞬間、前方がうねる。
序盤からモッシュとダイブが連鎖していく。
体が先に反応して波が立ち、後ろまでその熱が伝播していく。
会場のテンションが「上げていく」ではなく、最初から“上がり切った状態”で始まったのが印象的だった。
その熱量に負けないのが、ステージ側のクオリティだ。
ASAKA(ボーカル・ギター)の声は勢いだけで押し切らず、音程の芯が揺れない。
高いところに抜けても線が細くならなくて、言葉が前に出る。
ギターもフレーズの輪郭がくっきりしているから、歪みの中でもメロディが迷子にならない。
SERINA(ベース・コーラス)は低音で会場の底を支えつつ、曲が進むほど存在感が増していくタイプ。
音が大きい箱だと低域は埋もれがちなのに、ここでは床から押し上がる重さとして機能していた。
NAGISA(ドラムス)は一撃の説得力が強い。スネアの抜けとキックの圧で、フロアの動きの“型”を作る。
バンドの勢いを前へ進む形に整える——その手綱さばきが見えるドラミングだった。
歌と演奏の精度が高いのはもちろん、何より“ライブの作り方”が手慣れている。
音を大きくして圧倒するんじゃなく、フロアの熱を受け止めて、さらに押し返す。
ライブハウスの距離感の中でその循環が途切れないから、曲間の呼吸すら次の助走に変わっていく。日々の現場で積み上げてきたものが、メジャーデビューに繋がり、そしてツアーファイナルのこの夜に繋がっている——そう思わされる説得力があった。
中でも特に“持っていかれた”のは3曲。
まず「Haha!」。サビのシンガロングの一体感が強烈で、フロアの声がひとつの塊になって返ってくる。
誰かの声が大きいとかじゃなくて、会場全体の呼吸が揃っている感じ。会場が同じ速度で前に進むという感覚が、ここで一気に可視化された。
次に「CRY OUT」。ライブイントロが鳴った時点で空気が切り替わり、そこからの加速がえぐい。
サビ終わりの「Oh Oh Oh Oh Oh Oh Oh・・・」は、ただの合唱じゃなくて、熱が一段上がる“引き金”になっていた。音と声が重なって、視界が一瞬白くなるような高揚。フロアが跳ねるというより、会場が丸ごと持ち上がる感じがあった。
そして「カントリー・ロード」。この日いちばん景色が変わったのはここだった。
今日一の大きなサークルが発生して、全世代歌える曲ならではの大合唱が巻き起こる。
知らない曲で盛り上がる熱と違って、“誰もが知っているメロディ”が会場をひとつにする力がまっすぐ出る。WWW Xという箱が、いちばん大きく揺れた瞬間だったと思う。
最初から最後まで、熱は落ちない。むしろ曲が進むほど密度が増していく。ツアーファイナルにふさわしいのは、派手な演出よりも**“積み上げてきた音”**だった。TRiDENTはそれを、真正面から証明してみせた。
※PR:TRiDENT|チケットを探す【チケットジャム】◇ TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINAL WWW X |まとめ

TRiDENT『BLUE DAWN TOUR 25-26』FINAL(2026年1月23日・東京WWW X)は、ツアーの締めくくりというより、“今のTRiDENTがどこまで行けるか”をそのまま刻みつける夜だった。
TRiDENTは2025年11月5日(水)にキングレコードからメジャーデビューし、1st EPは『BLUE DAWN』。それを携えて走り出したメジャーデビュー後初のワンマンツアーの最終地点にふさわしい熱量と説得力が、最初から最後まで途切れず続いていた。
特に強かったのは、フロアとステージの噛み合い方だ。
開演前から会場は出来上がっていて、始まった瞬間にモッシュとダイブが巻き起こる。
盛り上がりが“後半に向けて上がる”というより、序盤から絶好調で走り切るタイプの流れ。
それでも崩れないのは、演奏と歌の精度が高いからだと思う。ASAKA(ボーカル・ギター)の声は芯がぶれず、SERINA(ベース・コーラス)の低音が会場の土台を作り、NAGISA(ドラムス)の一撃が勢いを整えて前へ押し出す。音の強さだけじゃなく、密度とコントロールがある。
メジャーデビューしたばかりという印象を、良い意味で簡単に置き去りにしてくるクオリティだった。
そしてこの日のライブが“節目”として残ったのは、単に一夜が熱かったからじゃない。
現場で叩き上げてきた積み重ねが、曲の説得力やフロアの巻き込み方にそのまま出ていたからだ。大きなことを言わなくても、積んできた時間が音に出る。フロアの熱を受け止めて、さらに押し返していく。ライブハウスの距離感だからこそ、その循環がはっきり見えた。
特に記憶に残ったのは**「Haha!」「CRY OUT」「カントリー・ロード」の3曲。
「Haha!」ではサビのシンガロングがフロアをひとつにして**、声の塊がそのまま熱になる瞬間があった。
「CRY OUT」はライブイントロから空気が切り替わり、サビ終わりの**「Oh Oh Oh Oh Oh Oh Oh・・・」で一気に最高潮へ**。
「カントリー・ロード」では今日一の大きなサークルが生まれ、全世代が歌えるメロディの力でWWW Xが丸ごと大合唱になる。盛り上がりが“強い”だけじゃなく、会場全体の景色が変わったのが大きい。
ツアーファイナルは、区切りであり、次の始まりでもある。TRiDENTのFINALは、その両方を同時に感じさせるライブだった。『BLUE DAWN』というタイトルが示す通り、夜明けはもう始まっている。次の一手が楽しみになる——そんな余韻を残して、WWW Xの熱は最後まで燃え続けていた。
◇ よくある質問(FAQ)
Q1. 初めてTRiDENTのライブに行くなら、どんな雰囲気?
A. 全体的に熱量高めで、フロアもかなり盛り上がるタイプ。曲が進むほど上がるというより、序盤から一気に“トップギア”に入る印象が強い。体感としては、ライブハウスの距離感で熱が散らずに前へ集まっていく感じ。
Q2. フロアは激しい?モッシュやダイブはある?
A. この日のWWW Xでは、序盤からモッシュ・ダイブが巻き起こってフロアは絶好調だった。参加するなら、前方は特に動きが出やすい前提で、無理せず位置取りするのが安心。
Q3. セットリストは先に見た方がいい?それとも見ない方がいい?
A. “驚き”を大事にしたいなら見ないのがおすすめ。逆に、初参戦で不安があるなら、曲名だけ把握しておくと安心して熱量に乗りやすい。どちらでも成立するタイプのライブだけど、フロアが激しい日は体力配分の意味でも予習は役立つ。
◇ TRiDENT 公式サイト&各種SNS
- 公式サイト
https://trident-japan.com/ - 公式サイトグッズ
https://tridentjapan.official.ec/ - YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/@TRiDENTjapan - X(旧Twitter)
https://x.com/trident_japan - Instagram
https://www.instagram.com/trident_jp/ - Facebook
https://www.facebook.com/TRiDENTjapan

