
この記事でわかること
- Day2のセットリスト(全18曲)
- スタンドから見えた“空気が起動する瞬間”
- Kアリーナで刺さった理由(音と言葉)
- ◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|音が鳴った瞬間、空気が“起動”した夜
- ◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|Day2 セトリ
- ◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|Day2 ライブレポート
- ◇ まとめ|SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ
- ◇ よくある質問|SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ
- ◇ SUPER BEAVER(スーパービーバー)公式サイト&各種SNS
- ◇ SUPER BEAVER 関連商品
◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|音が鳴った瞬間、空気が“起動”した夜

2026年2月1日(日)
SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」Day2へ。
会場は神奈川のKアリーナ横浜(アリーナツアー)。去年6月のZOZOマリンスタジアムぶりのビーバーで、席はスタンドからの参戦だった。
入場してステージの輪郭を目でなぞっただけなのに、もう心拍が少しだけ上がる。スタンドは“近さ”では勝負できない。でも、そのぶん会場全体の呼吸が見える。開演前のざわめき、照明の気配、まだ音が鳴っていないのに空気だけが先に温まっていく感じ。そういう「始まる前の予兆」を丸ごと受け取れるのが、この位置の強みだと思った。そして最初の一音で、会場ははっきり“起動”した。
SUPER BEAVERのライブが何度でも観たくなるのは、一体感がいつ行っても揺らがないからだ。誰かだけが置いていかれる瞬間がない。盛り上がる場所は盛り上がるし、静かに聴く場面はちゃんと静かになる。けれど、そのどちらも「その場にいる全員」に向けて本気で差し出されている。だから受け取る側も、いつの間にか本気になってしまう。気合いを入れられるというより、心の姿勢を正される感覚に近い。
しかもKアリーナは音がはっきり聴こえる。低音の圧も、ボーカルの言葉も、輪郭が潰れずに届く。特にボーカルは子音が埋もれにくく、言葉の輪郭がそのまま前に出てくる。 ライブの迫力が増すだけじゃなく、歌詞が“意味”として刺さる。言葉が言葉のまま降りてきて、自分の中のどこかに静かに残っていく。今日のレポートでは、セットリストや展開を追いかけるだけでは掬えない、あの「空気が切り替わった瞬間」や、スタンドから見えた客席の波、そして終演後に身体に残った感覚までを書き残していく。観た日より、次の日に効いてくるライブだった。
なお、あらかじめ定番曲を軸にSUPER BEAVERのライブ像を整理しておきたい方は、
「SUPER BEAVERライブ&フェスのセトリ定番曲20選」もあわせて読むことで、より深く噛みしめられるはずです。
◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|Day2 セトリ

- 小さな革命
- 青い春
- 主人公
- 涙の正体
- 突破口
- 燦然
- Q&A
- 人として
- ひとつ
- 美しい日
- ひたむき
- まなざし
- 儚くない
- それでも世界が目を覚ますのなら
- 生きがい
- アイラブユー
- 東京流星群
- 切望
◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ|Day2 ライブレポート
スタンドから見下ろした会場は、まだ開演前なのにすでに“ひとつの生き物”みたいだった。客席のざわめき、照明の気配、ステージの輪郭。そこに音が落ちた瞬間、空気が一段階だけ切り替わる。SUPER BEAVERのライブって毎回そうだ。全身全霊でライブをつくる姿勢が、最初の一音から伝わってくる。
彼らの一体感は、いつ行っても素晴らしい。盛り上げ方が上手いとか、演奏が安定しているとか、そういう話だけじゃない。誰ひとり置いていかないように、でも甘やかすんじゃなく“本気で向き合う”。客席に投げる言葉も、曲の鳴らし方も、視線の配り方も、全部が「今ここにいる人間」に向いている。だからこそ、何度でも行きたくなるんだと思う。
Kアリーナは音がはっきり聴こえる。輪郭が潰れず、低音もボーカルも前に出る。だからこそ、ぶーやんの歌詞がいつも以上に刺さった気がした。言葉が“意味”としてじゃなく、体の内側に沈んでいく感覚があった。 音響の良さが、ライブの熱をただの迫力で終わらせず、歌の中身まで届かせてくれる。
1曲目が「小さな革命」だったのは驚いた。イントロのクラップで一気に客席が起動して、サビの「小さな革命を」のシンガロングが早々に“今日の合図”になった。勢いのまま「青い春」。クラップが揃っていく感じが気持ちよくて、スタンドから見ても客席の波が綺麗だった。そこから「主人公」で、空気が一度だけ爽やかに洗われる。熱いのに、重くならない。前向きに背中を押してくるのがSUPER BEAVERだなと思った。
「涙の正体」はストレートな歌詞にぐっときた。言葉が飾られていないぶん、刺さる場所も隠れていない。「突破口」ではサビの「正々堂々」と「威風堂々」のシンガロングが良かった。会場に響く声が、曲の強さをさらに太くしていく。 新曲の「燦然」は“らしさ”全開で、発売されたら聴き込みたくなるタイプ。ライブの中で新曲が浮かないのは、今のビーバーが“地続き”で鳴ってる証拠だと思う。
「Q&A」で空気がふっと変わる。曲調のおかげで、Kアリーナが一気におしゃれなバーみたいな雰囲気になるのが面白い。そのまま「人として」。ライブで聴くと「かっこよく生きよう」と思わされる。説教じゃない。押しつけでもない。ただ、自分の背筋だけが勝手に伸びる感じがある。「ひとつ」では曲名の通り、観客が聴き入る姿そのものが“ひとつ”だった。スタンドから見えるのは、熱だけじゃなく“静けさの揃い方”もなんだよな。
後半戦のスタートは「美しい日」。クラップから始まって、そこからKアリーナが急にライブハウスみたいになる。距離があるはずなのに、近い。音がはっきりしているから、身体の反応が遅れない。「ひたむき」の「いつだって今日が人生のピーク」のシンガロングは圧巻だった。“今”を肯定する声が、会場に太く残った。 「まなざし」の最後、「繋ぎたいのは心意気だ」が特に良くて、言葉がピンポイントで残る。「儚くない」も歌詞が沁みるし、「それでも世界が目を覚ますのなら」は気づけば聴き入ってしまっていた。
新曲「生きがい」は、今後の定番になりそうな予感がある。まだ新しいのに、すでに“居場所”がある曲だった。「アイラブユー」ではサビの「愛してる」がKアリーナに響き渡って、会場の大きさがそのまま温度になる。「東京流星群」もシンガロングが気持ちよくて、最後の「切望」では“気持ちの往来!”が響いた瞬間、今日がちゃんと終わっていくのがわかった。
MCも印象に残ってる。ドラムの藤原さん(かわい子ちゃん)の、渋谷で運転中に飛び出してきた2組と目が合って手を振られた話は、ふっと力が抜けて笑った。あの場の空気を和らげるのが上手い。そして、ぶーやんの「生きててくれ、また会おう」。その言葉は“締め”じゃなくて、明日を連れて帰るための言葉だった。
ライブが終わって外に出た時、「明日も頑張ろう」と自然に思っていた。気合いを入れられたというより、ちゃんと呼吸できる状態に戻された感じ。SUPER BEAVERのライブは、いつだって本気で向き合ってくれる。置いていかない。でも甘くない。だからまた、行きたくなる。
※PR:SUPER BEAVER|チケットを探す【チケットジャム】◇ まとめ|SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ

今日のSUPER BEAVERのライブを思い返すと、記憶に残っているのは曲名より先に「空気が切り替わった瞬間」だった。スタンドから見えたのは、盛り上がりの大きさだけじゃない。息を呑む静けさが揃う瞬間、クラップの波が広がっていく速度、照明が変わるたびに客席の表情が変わること。距離があるからこそ“全体”が見えて、会場がひとつの生き物みたいに起動していくのがよくわかった。この夜の始まりは、最初の一音でスイッチが入ったあの感覚に尽きる。
そして改めて思う。SUPER BEAVERのライブが何度でも観たくなる理由は、一体感を押し付けないのに、結果として一体感が生まれてしまうところにある。声を出す人も、じっと聴き入る人も、それぞれの居場所が肯定される。けれど甘いわけじゃない。こちらが日々を惰性でやり過ごしていると、バンドの本気に照らされてしまう。本気で向き合ってくれるから、受け取る側も本気にならざるを得ない。だから終演後に残るのは「楽しかった」だけじゃなく、「明日をちゃんと生きよう」という具体的な意志だ。誰ひとり置いていかないのに、ぬるくない——その矛盾が、このバンドの強さだと思う。
会場がKアリーナ横浜だったことも、この夜をより深くした。音がはっきり聴こえる箱は、迫力を増幅するだけじゃない。歌詞が輪郭を保ったまま届くから、言葉が“意味”として刺さる。盛り上がる曲では会場がライブハウスみたいに近く感じたし、聴き入る場面では静けさの揃い方が美しかった。音の良さが、熱量をただの勢いで終わらせず、心の奥まで運んでいく。大きな会場なのに、感情のピントが合う瞬間が何度もあった。
MCで投げられた「生きててくれ、また会おう」という言葉も、綺麗ごとじゃなく現実として残った。ライブを観たその日はもちろん熱い。でも本当に効いてくるのは、次の日の朝かもしれない。仕事や生活に戻って、ふと気持ちが折れそうになった時に、今日の音や景色が“支え”として浮かぶ。がんばれと叫ぶんじゃなく、ちゃんと呼吸できる状態に戻してくれる。そんなライブだった。だからまた、次も行きたくなる——この夜はその理由を更新してくれた。
◇ よくある質問|SUPER BEAVER 20th Anniversary「都会のラクダ TOUR 2026 〜ラクダトゥインクルー〜」 Kアリーナ

Q1. 初めてSUPER BEAVERのライブに行く人でも楽しめますか?
まったく問題ありません。
SUPER BEAVERのライブは、予習していなくても“言葉の強さ”と“感情の流れ”で引き込まれる構成になっています。
筆者はSUPER BEAVERのセットリスト傾向から“ライブ定番曲を20曲に絞ったまとめ記事” を公開しています。記事はこちら:SUPER BEAVERライブ&フェスのセトリ定番曲20選
Q2. Kアリーナ横浜はどんな会場でしたか?
音がはっきり聴こえる印象が強かった。低音の圧もボーカルも輪郭が崩れにくく、歌詞が“意味”として届きやすいタイプの箱。大きい会場なのに、曲によって距離が近く感じる瞬間があるのが面白い。「迫力」だけじゃなく「言葉」が残りやすい会場だった。
Q3. スタンド席でも満足できますか?
満足できる。近さの代わりに、会場全体の呼吸が見えるのがスタンドの強み。盛り上がりの波、静けさが揃う瞬間、照明で空気が切り替わるタイミングが俯瞰できて、ライブの“流れ”を丸ごと受け取れる。この公演は、スタンドだからこそわかった景色があった。
Q4. ライブ当日にやっておくといいことは?
体力と喉を守る意味で、到着前後は水分を多めに取っておくのがおすすめ。会場が大きい日は移動量も増えるので、開演前にトイレとドリンクの動線を確認しておくと安心。余裕があれば、定番曲を軽く流して“耳を温める”だけでも入り方が変わる。準備が整うと、最初の一音を逃さず受け取れる。
Q5. ライブ後、余韻を長く楽しむコツは?
終演直後に「印象シーンTOP3」をメモしておくのが一番効く。曲名が曖昧でも、照明の色、身体の反応、客席の景色だけで十分。あとで振り返った時に、ライブが“思い出”じゃなく“体験”として戻ってくる。次の日に効いてくるライブほど、短いメモが宝物になる。
◇ SUPER BEAVER(スーパービーバー)公式サイト&各種SNS
- Official Site(公式サイト)
https://sp.super-beaver.com/ - YouTube(公式チャンネル)
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