【2025年版】MyGO!!!!!(マイゴ)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|初心者におすすめ

■なぜMyGO!!!!!(マイゴ)のライブは感情を鳴らすのか?

MyGO!!!!!のライブには、不思議な力があります。

音が鳴った瞬間、目の前の景色がゆらぎ、心の奥にしまっていた“感情”がそっと呼び起こされる。そんな体験をした人が、少しずつ、でも確実に増えているのです。

リアルバンドとアニメの境界を越えて活動するMyGO!!!!!(マイゴ)は、2022年の登場以来、「感情を鳴らす」というテーマのもと、迷いや葛藤を抱えながらも前に進む姿を音楽で届けてきました。

そのライブは、ただ盛り上がるだけではありません。

観客一人ひとりの心の中に、まるで物語が流れ込むような――そんな没入感と温度を持っています。

「ライブに行ってみたいけど、どの曲から聴けばいいのか分からない」

「雰囲気になじめるか不安だけど、ちゃんと楽しめるだろうか」

そんな気持ちを抱えているあなたのために、この記事ではMyGO!!!!!のライブで特によく演奏される定番曲20選を、最新のセットリスト傾向をもとにセレクト。曲の魅力やライブでの聴きどころを、ファン目線で丁寧に解説していきます。

さらに後半では、ステージ演出の特徴や会場の空気感、初めて参加する人にとって知っておきたいポイントも紹介。

MyGO!!!!!のライブは、きっとあなたの“今”と重なる瞬間をくれるはず。

その一歩を踏み出す、最初のきっかけになれたら嬉しいです。


■ MyGO!!!!!(マイゴ)とは?

MyGO!!!!!(マイゴ)は、BanG Dream!(バンドリ!)プロジェクトから誕生した第5のリアルバンドで、2022年より本格的に活動を開始しました。バンド名の「MyGO!!!!!」は、“迷子”の「MyGo」に由来し、「迷いながらも進む」という想いが込められています。

最大の特徴は、声優陣が実際に楽器を演奏し、リアルバンドとしてライブ活動を行っている点です。2023年に放送されたアニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』では、複雑な人間関係や心の揺らぎを描いた重厚なストーリーが話題を呼び、「バンドリ史上最も刺さる作品」とも称されました。

その世界観は、ゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』内での楽曲追加や、各種音楽フェスへの出演、ワンマンライブの開催などにも広がりを見せています。2023年のZeppツアーを経て、2025年7月には単独公演「ZEPP TOUR 2025『心のはしを辿って』」が開催しており、ますます注目が高まっているバンドです。


■ MyGO!!!!!(マイゴ)メンバー構成

MyGO!!!!!(マイゴ)は以下の5人編成のバンドです。各メンバーは担当キャラとしてだけでなく、実際のライブでも自身の楽器を演奏し、観客を魅了しています。

● 高松燈(たかまつ ともり) – Vo.

声優:羊宮妃那(ようみや ひな)
MyGO!!!!!のボーカルを務める中心的存在。繊細で憂いを帯びた歌声が特徴で、MCでもバンド全体の雰囲気を作り出すキーパーソン。

● 千早愛音(ちはや あのん) – Gt.

声優:立石凛(たていし りん)
エモーショナルなギタープレイが特徴。楽曲の中でソロパートを任されることも多く、技術力と表現力を兼ね備えた存在。

● 要楽奈(かなめ らーな) – Ba.

声優:青木陽菜(あおき ひな)
力強いグルーヴを支えるベース担当。ライブでは表情を崩さず黙々と演奏する姿が印象的だが、楽曲によっては力強いパフォーマンスを見せる。

● 長崎そよ(ながさき そよ) – Dr.

声優:小日向美香(こひなた みか)
バンドのリズムを支えるドラマー。安定感のあるドラムで楽曲の骨格を作る。アニメではストーリーの軸となる重要人物でもある。

● 椎名立希(しいな りつき) – Key.

声優:林鼓子(はやし ここ)
2024年の追加メンバー。キーボード担当として楽曲に彩りを添える存在であり、ライブでは柔らかくも芯のあるサウンドを奏でる。

■ MyGO!!!!!(マイゴ)ライブ&フェスセトリ定番曲20選

  1. 焚音打
  2. 無路矢
  3. 音一会
  4. 壱雫空
  5. 迷星叫
  6. 影色舞
  7. 碧天伴走
  8. 歌いましょう鳴らしましょう
  9. 潜在表明
  10. 端程山
  11. 聿日箋秋
  12. 砂寸奏
  13. 回層浮
  14. 詩超絆
  15. 迷路日々
  16. 処救生
  17. 春日影
  18. 孤壊牢
  19. 夜隠染

焚音打

イントロの疾走感あふれるギターが耳に飛び込み、一気にテンションが上がる1曲。
このパンクロックの中で同じ熱になれる いまがすべて」というフレーズがライブ空間とリンクし、胸を熱くさせてくれます。
迷いや葛藤を抱えながらも、音を鳴らし続ける強さが詰まったMyGO!!!!!らしい一曲。
終盤やアンコールで披露されることが多く、まさにライブの“熱”を象徴する存在です。


無路矢

テンポを抑えつつも、歪んだギターと重いドラムが重苦しい空気を作り出すダークなロック。閉塞感や葛藤を描いたような世界観があり、ライブではアンコールで演奏されることが多い。照明演出や無音の間も含め、観客の集中を引き込む構成が特徴。


音一会

爽やかな風を感じさせるメロコア全開のナンバー。
語りかけるようなAメロ・Bメロから、勢いよく駆け抜けるようなサビへと展開する流れが心地よく、自然と前を向かせてくれます。
ラストサビでは「Oh oh oh」と会場全体でシンガロングする場面もあり、ライブならではの一体感が生まれるのも魅力です。


壱雫空

アニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』のオープニングとして知られる、疾走感あふれる1曲。
Bメロでは「Ai ai ai…」のフレーズに合わせてコール&レスポンスが行われ、観客と一体になる瞬間が印象的です。
さらにラスサビでは「La la la…」とシンガロングが生まれ、ステージとフロアの熱が重なり合う展開に心が高鳴ります。


迷星叫

La la la la…」のフレーズで幕を開ける、疾走感あるギターが印象的なナンバー。
内向的な歌詞とオルタナティブな音作りが融合し、MyGO!!!!!らしい“迷い”と“衝動”を体現した1曲です。
重く沈むような感情を抱えながらも、前に進もうとする力強さがにじみ出ています。


影色舞

思わず踊り出したくなる影色舞(シルエットダンス)。筆者も最初のギターソロで心を打ち抜かれました。AメロからBメロ、そしてサビ随所にクラップが入る、ライブでの一体感を楽しめる楽曲。
哀愁を帯びたメロディと、抑えきれない感情が滲む歌声が印象的で、切なさと疾走感が同居する1曲です。
観客との“呼吸”を感じられる、ライブならではの高揚感を味わえる楽曲となっています。


碧天伴走

サビの「頑張ってる」という一言が、決して安っぽく響かず、心の奥にスッと届く応援ソング。
明るく抜けるようなメロディに乗せて、日々を懸命に生きる人の背中をそっと押してくれる。
MyGO!!!!!の楽曲の中では珍しく、前向きなエネルギーを感じられる一曲です。


歌いましょう鳴らしましょう

タイトル通り、ライブの締めやアンコールの「みんなで鳴らす」体験を象徴する曲。観客の手拍子やコールも自然と生まれ、ライブでしか味わえない一体感を演出する。リズムの展開が豊かで、ライブアレンジも多い。


潜在表明

人生の複雑さや割り切れなさを、ストレートな言葉で表現した一曲。
中でも「人生ってもんでしょ」というフレーズは、力強くて妙に胸に刺さる。
ギターとドラムの掛け合いも気持ちよく、自然と体がリズムにのってしまうライブ映えするナンバー。


端程山

静かな始まりから徐々に熱を帯びていく構成が印象的な1曲。
遠回りした分だけ見つけた景色」という歌詞には、迷いながらも前に進んできたMyGO!!!!!の歩みが重なり、胸が熱くなる。
歌と演奏がじわじわと感情を引き上げ、気づけば涙腺が刺激されるようなライブの名場面を生み出す。


聿日箋秋

美しいギターの旋律で始まり、ラスサビ前にも胸に迫るギターが響く印象的な1曲。
優しい君が君のままでいられるように」という歌詞には、寄り添うような優しさが込められていて、そっと背中を押されるような気持ちになる。
ライブでこのフレーズを聴くと、会場全体が静かに感情を共有しているような一体感に包まれる。


砂寸奏

イントロのギターリフが印象的で、一気に引き込まれる1曲。
力強く刻まれるリズムに乗せて展開するサビでは、「Uh Wow wow Uh Wow wow」と観客と一体になれるシンガロングが炸裂。
ライブでは拳を上げて盛り上がる定番ポイントとしても知られており、熱気に包まれる瞬間をつくり出している。


回層浮

詩のように綴られるポエトリーリーディングが特徴的な1曲。
静かに始まる語りから徐々に感情が高まっていく展開が印象的で、特に「僕を離さない」というフレーズには胸を打たれる。
内面に深く潜り込むような歌詞と演奏が、観る者の感情に静かに火をつけていくような余韻を残す。


詩超絆

みんなみたいに涙するほど大事なものが欲しい
そんな切実な願いが胸を締めつける、MyGO!!!!!らしい内面に向き合う一曲。
エモーショナルなメロディと等身大の葛藤を映す歌詞が心に刺さる。
焦がれるような想いが募っていく構成も相まって、ライブでは特に感情を揺さぶられる瞬間が多い楽曲です。


迷路日々

諦めなかった僕らのしるしだから
というフレーズが、迷いながらも前に進もうとするMyGO!!!!!らしさを象徴している。
サビ終わりの「叫び出した」という一節も印象的で、心の奥から湧き出る想いをまっすぐぶつけるような力強さがある。
内面の葛藤と希望が交差するこの曲は、ライブでも心に残る存在感を放っている。


処救生

MyGO!!!!!のメンバー同士の絆や救い合う関係性を描いたような、メッセージ性の強い1曲。
重く深い感情を抱えたまま、それでも仲間と支え合って進む姿勢が歌詞全体から伝わってくる。
2番サビ終わりの「スー ハー スー ハー ハー」という呼吸の演出も独特で、聴く者の心に強く残る。


春日影

MyGO!!!!!を語る上で欠かせない、象徴的な楽曲のひとつ。CRYCHICとMyGO!!!!!、両バンドにとって特別な意味を持つ。メロディや歌詞からはどこか温かさがにじみ出ており、切なさと優しさが同居するような空気感が胸に残る。


心の奥にそっと寄り添ってくれるような、優しさに満ちた1曲。「全部僕だから」というフレーズには、自分自身をまるごと肯定してくれるような力がある。静かに、でも確かに心を救ってくれる温かな楽曲。


孤壊牢

エモーショナルで構造の複雑なロックナンバーです。イントロのギターソロの緊張感が立ち上り、サビに向かって徐々にビートが加速する構成で、演奏技術の高さが際立ちます。


夜隠染

夜の空気に溶け込むような、グランジ調のサウンドが魅力的な1曲。重くうねるギターと静けさを含んだボーカルが、内に秘めた感情をじんわりと滲ませる。ラストの「染める〜」という歌声に、胸を締めつけられるような余韻が残る。


まとめ|“迷い”に寄り添い、“感情”を鳴らす――MyGO!!!!!のライブがくれる体験

MyGO!!!!!のライブは、ただ音楽を“聴く”だけでは終わりません。それは、自分の内面と静かに向き合うような“感情の旅”そのもの。

彼女たちの楽曲には、「不安」や「葛藤」「孤独」といった繊細な心情がリアルに描かれており、他のどのバンドとも違う没入感があります。

たとえば「迷星叫」では、理想と現実のはざまで揺れる心が音になり、「壱雫空」では“Ai×8”のコールレスポンスやラストのシンガロンとともに、叫ぶような感情の吐露を体験できます。

一方で「碧天伴走」や「音一会」では、聴き手の心をやさしく包むような希望や温もりが感じられ、「栞」や「春日影」といった静かに寄り添うような楽曲も含め、感情の“緩急”がライブ全体に深みを加えています。

演出もまた、MyGO!!!!!の世界観をより立体的に表現しています。

寒色系を基調としつつも、楽曲に合わせて緑や赤、暖色系の照明やストロボ、LED映像が多彩に使い分けられます。

たとえば「夜隠染」や「孤壊牢」のようなダークな楽曲では光のコントラストが鋭く、「砂寸奏」や「影色舞」ではシンガロンやクラップとともに視覚でも盛り上がれる演出が印象的です。

背面に映し出される映像が歌詞とリンクし、音と光と映像が三位一体となって、観客を深く楽曲の物語へと引き込んでいきます。

観客の反応も非常に特徴的です。

「歌いましょう鳴らしましょう」や「音一会」では、ジャンプやシンガロンで会場全体が一体となる熱狂がありますが、

「処救生」や「回層浮」「詩超絆」など、静かでメッセージ性の強い楽曲では、一転して会場全体が静寂に包まれ、ひとつの感情に集中していく。

この“静と動”のコントラストが、MyGO!!!!!のライブを唯一無二の体験にしています。

さらに、アンコールで披露されることの多い「焚音打」や「無路矢」は、感情のピークを締めくくるにふさわしい存在です。

とくに「歌いましょう鳴らしましょう」では、観客とバンドが“共に鳴らす”ことでライブの集大成が生まれます。

迷いながらも進んできた彼女たちの物語が、この瞬間に集約されていくのです。

今回紹介した20曲は、どれも過去のライブで繰り返し演奏されてきた定番曲ばかり。

初めてライブに参加する人は、まず音源やライブ映像に触れてみてください。

そして少しでもその音や言葉に惹かれるものを感じたなら、ぜひ会場に足を運んでみてください。

MyGO!!!!!のライブは、きっとあなた自身の“迷い”や“揺らぎ”と優しく寄り添ってくれるはずです。

■ よくある質問(FAQ)

Q1. MyGO!!!!!のライブに初めて参加するのですが、事前に予習しておくべき曲はありますか?

A. 本記事で紹介した「定番曲20選」は、これまでのライブで高頻度に演奏されており、予習に最適です。特に「迷星叫」「焚音打」「音一会」「歌いましょう鳴らしましょう」は、ライブの中核を担うシーンで演奏されることが多いため、ぜひ聴いておくことをおすすめします。


Q2. MyGO!!!!!のライブではコールやジャンプはありますか?

A. 楽曲によっては観客が自然にコールやジャンプを行うシーンもありますが、全体としては静かに集中して聴く楽曲も多く、緩急のあるスタイルです。「受け取るライブ」としての空気感も大切にされているため、周囲の雰囲気に合わせるのがベストです。


Q3. MyGO!!!!!のライブに年齢制限や服装のルールはありますか?

A. 基本的に年齢制限はありません(公演によって異なる可能性があるため、公式情報をご確認ください)。服装についても自由ですが、ライブ中はスタンディングで長時間になることもあるため、動きやすい服装・靴がおすすめです。


Q4. MyGO!!!!!のライブはどのくらいの規模で開催されますか?

A.
MyGO!!!!!のライブは、Zeppクラスのライブハウスやホール会場が中心ですが、フェス出演や大型イベントにも積極的に参加しています。会場の大きさによって演出の規模や演奏の臨場感も異なるため、初参加の方はホール会場などの会場からの体験がおすすめです。なお、2025年7月には単独Zeppツアーも開催中で、全国各地で公演が行われています。


Q5. 友人を誘いたいのですが、MyGO!!!!!を知らなくても楽しめますか?

A.
もちろんです!MyGO!!!!!の楽曲は「人間関係の揺らぎ」や「心の痛み」をテーマにしており、アニメやゲームを知らなくても歌詞や演奏から感情が伝わる構成になっています。ライブではMCが少なく、曲と演出によってストーリーが展開されるため、初見でも“その場で感じる”楽しみ方ができます。音楽ライブとして純粋に楽しむ方も多いので、気軽に誘ってみてください。


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