【2025年版】Suchmos(サチモス)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習におすすめの代表曲まとめ

◇ Suchmos(サチモス)のセトリ定番曲20選|あのグルーヴをもう一度

“あのグルーヴが、また響きはじめた。”

Suchmos(サチモス)が活動を再開してから、多くのファンが再びライブの空気に包まれる日を心待ちにしてきました。都市の夜景、ゆったりとしたリズム、時折の疾走感。彼らの音楽には、他のどのバンドにもない“都市的な色気”と“抜け感”があります。再始動を果たした今、その魅力が改めて注目されているのです。

彼らが築いてきたサウンドは、ジャンルで語るにはあまりに多層的です。R&B、ソウル、ヒップホップ、ロック、ジャズ…さまざまな要素を内包しながら、どこまでも“Suchmos(サチモス)らしい”音像を保っている。その中でも特にライブで輝きを放ってきたのが、彼らの代表曲や定番セットリスト。スタジオ音源以上に体感的で、熱を持ち、観客と一体化する瞬間こそ、Suchmosの本領が発揮される場面です。

彼らのライブは、単なる楽曲の披露ではありません。空間そのものがアートであり、音楽は都市の呼吸と同化していきます。ゆったりとしたテンポの中にある緊張感、突如として訪れるビートの高揚、観客を泳がせるような浮遊感。そのすべてが、ライブという“場”で生きてくるのです。

活動休止を経て、Suchmos(サチモス)は「再結成」ではなく「再始動」という言葉を選びました。その背景には、“かつてのように戻る”のではなく、“今この時代にフィットした音”を再び鳴らすという意志があるのでしょう。2020年代半ば、音楽業界の景色は大きく変化しました。SNSによる拡散、短尺コンテンツの流行、フェスの多様化…。そんな中で、じっくりと浸れる音楽や、“雰囲気”で語れるライブ体験が、むしろ求められています。

そんな今だからこそ、Suchmos(サチモス)の存在は特別なのです。彼らの音楽には、一瞬で空間の空気を変えてしまう力がある。そしてその曲たちは、時代を超えて生き続ける普遍性も持っている。

本記事では、そんなSuchmos(サチモス)のライブに欠かせない定番曲20選を厳選して紹介していきます。最新の演奏データやファンの声も交えながら、「この曲が来たらどう盛り上がるのか」「どう聴けばより楽しめるのか」といったポイントまで掘り下げて解説します。

ライブ会場で感じたあの“グルーヴ”。その余韻にもう一度ひたりたい方も、これから初めてSuchmosを観る方も──
きっとこの記事が、あなたの予習と再発見の手助けになるはずです。

◇ Suchmos(サチモス)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習におすすめ

  1. YMM
  2. STAY TUNE
  3. MINT
  4. Pacific
  5. DUMBO
  6. Alright
  7. WIPER
  8. Life Easy
  9. GAGA
  10. PINKVIBES
  11. VOLT-AGE
  12. 808
  13. In the Zoo
  14. Fallin’
  15. Burn
  16. YOU’VE GOT THE WORLD
  17. Eye to Eye
  18. A.G.I.T
  19. Whole of Flower
  20. Get Lady

1. YMM

照明が緩やかに落ち、**「カモンDJ!」の合図でフロアの空気が一気に跳ね上がった。**筆者が参加した公演では、冒頭から観客の手拍子が波のように広がり、音の重なりとともに会場の熱がぐっと高まった。跳ねるようなグルーヴに身を任せていると、中盤のベースソロで空気がすっと張り詰め、会場全体がその一音に集中していた。終盤の大サビでは、自然と声が重なり、“音を介した一体感”がピークに達する感覚を味わえる。この曲は2016年以降のワンマン・フェス問わず終盤に頻出しており、Suchmosの代表曲として確固たる位置を築いている。

2. STAY TUNE

会場が暗転し、わずかに残る照明の中でビートが鳴り出すと、フロアの温度が一段上がったように感じた。背後からレーザーが走り、空間が淡い赤と青に染まる中、自然と体が揺れ出す。この曲が始まると、隣の観客も肩を揺らし、前方ではすでに大きな手拍子が起きていた。サビの「Stay tuned~」では一斉に声が上がり、ステージと客席の境界が消えていくような一体感が生まれる。中盤の加速するビートに合わせて照明が明滅し、まるで横浜アリーナ全体がクラブになったような錯覚に包まれた。演奏後、筆者は一度深く息をついた。そんな瞬間を毎回生み出すこの曲は、間違いなくSuchmosの“定番”である理由を証明していた

3. MINT

薄緑の光が静かに広がり、バンドロゴが浮かぶと、観客の呼吸もゆっくりと整っていくのがわかった。軽やかなリズムとともにミラーボールが回転し始め、空間全体が揺らめくような幻想的なムードに包まれる。YONCEの「歌いましょう」の声に応えるように、1番の途中からすでに周囲から歌声が重なりはじめた。サビでは筆者の斜め前にいた観客が小さく拳を握りながら、口元を緩めて歌っていた。言葉を交わさずとも、その場にいた全員が自然とコーラスに加わる空気ができていた。花道をゆっくりと歩くYONCEの視線が後方まで届くたびに、会場の一体感はじわじわと深まっていく演奏が終わると、どこか夢の中にいたような静けさが残った

4. Pacific

暗転した会場に、ゆっくりとミッドテンポのキーボードが流れ出す。その瞬間、フロアから「おかえり!」という声がいくつも飛び交い、自然と手拍子が湧き上がった。ステージ中央には、サンセットビーチを模したような6つのライトが柔らかく灯る。YONCEが現れ、言葉を発さずに立っているだけで、空気がぴんと張り詰めた。楽曲が進むにつれてゆったりとしたグルーヴが場内に広がり、観客も徐々に体を揺らし始める。ラストに向けてバンドの音圧が一段上がると、会場全体が静かな熱狂に包まれる。“ただいま”と“待ってたよ”が交差する、Suchmosならではの幕開けだ。

5. DUMBO

「DUMBO」は序盤からフロアを一気に沸かせる、グルーヴ感全開のファンキーチューン。低音が響くイントロとともに観客のボルテージが跳ね上がり、手拍子や足踏みが自然に広がる。筆者が参戦したライブでも、曲が始まった瞬間にフロア全体が揺れ、誰もがリズムに身を任せていた。

映像演出やレーザーが交差するなか、ギターのカッティングとDJのスクラッチが空間を切り裂くように響く。中盤にはベースが主役となるパートがあり、重厚なグルーヴで会場を包み込む。「ついに来た!」という観客の高揚感が、隣の人との肩組みや拳突き上げに現れる瞬間は圧巻。

サビでは一体感が頂点に達し、**“踊らずにはいられない”衝動が全身を突き動かす。**前のめりなライブ体験を求めるなら、この曲は外せない。

6. Alright

Suchmosの代表曲として広く知られる「Alright」は、ライブ冒頭から一気に会場の空気を熱くさせるキラーチューン。YONCEの「天むすピーポー!NEXT TUNE!」という独特の煽りに続いて、観客から「オーライ!」の大歓声が湧き起こる。冒頭からコール&レスポンスが自然発生し、フロアの一体感は一気に加速する

演奏中盤では、軽快なギターリフとDJスクラッチが際立つパートが挿入され、音楽的にも躍動感が増幅される。
ステージ照明は楽曲のテンポや雰囲気に呼応し、白や紫のライトが曲調とシンクロする演出が施され、音と視覚が融合するような空間を作り上げている。

7. WIPER

重厚なベースが牽引するダブテイストのビートナンバー。ライブ序盤での演奏が多く、会場をじわじわと温めていく役割を担う。

序盤はミディアムテンポでゆったりと進みながらも、次第に体温が上がっていく感覚が心地いい。**重低音が効いた音像と共に、ステージの照明演出がその熱量を視覚でも増幅。荒削りなガレージロック感と洗練されたリズム感が同居する、Suchmosらしい一曲。

8. Life Easy

アンコールの締めくくりを担うことが多い、優しいミディアムバラード。ピアノの穏やかなイントロが会場を静かに包み、YONCEの澄んだ歌声が沁み込むように響いてくる。演奏全体も派手な盛り上がりではなく、音の丸さと温かさを大切にしたアンサンブルで、余韻を残すように進んでいく。特に横浜アリーナ公演では、前のめりだった空気が一転し、しっとりと耳を傾ける時間が流れたのが印象的だった。大サビでは照明も抑えられ、歌の一言一言に込められた感情が、音の間からこぼれていくようだった。終演の静けさに、この曲の“らしさ”が凝縮されている。

9. GAGA

ライブ中盤以降に登場する、観客参加型の盛り上がり曲。イントロから手拍子が自然と湧き上がり、YONCEの「Clap your hands〜」のコールで一体感が一気に高まります。横浜アリーナ復活公演でも、フリースタイルセッションを経てこの曲に突入し、オーディエンスの手拍子がステージと完璧に呼応していたのが印象的でした。赤や青のビームが飛び交う照明演出も、Suchmosらしいグルーヴを際立たせます。
**ポイントは「手を叩く」「揺れる」「叫ぶ」**の三拍子。サビでは左右に揺れながらの大合唱、間奏では自由なノリで身体を預けてOK。ライブに初参加でもすぐに楽しめる定番のナンバーです。

10. PINKVIBES

ライブ序盤に配置されることが多いファンクナンバーで、イントロのファンファーレが鳴ると同時に空気が一変し、観客の体が自然と動き出す。会場がピンクの照明に包まれると、YONCEの「地元の歌です!」のひと言でテンションは一気に上昇“Fist bump”で拳を突き出すパートや、キャッチーなサビのメロディは体が勝手にリズムを刻むほどグルーヴィー。ドラムとベースのうねりがフロア全体を巻き込み、間奏では跳ねるようなビートに乗ってジャンプが起きる。ライブ空間を一瞬で“パーティーモード”に変えてしまう、Suchmosらしい開放感が詰まったキラーチューンだ。

11. VOLT-AGE

『VOLT-AGE』は、ライブの空気を一変させるような力強さを持った楽曲だ。実際に横浜アリーナ公演では、バスドラムの「ドン」という一撃から始まる静かなイントロが観客の期待感を高め、徐々に昂っていく展開に心を打たれたと語るファンもいた。「一番好きな曲で、涙が止まらなかった」との声からも、その感情の揺さぶりの強さが伝わってくる。“ボルテージ”が一気に上がる、その名に違わぬ瞬間が、各地のライブで生まれていたのだ。

12. 808

『808』がライブの冒頭に現れると、空気が一瞬で変わる。横浜アリーナでの復活ライブでは「Stay Tune」の興奮が冷めやらぬまま、そのままの熱量で『808』に突入。緩急をつけずに繋がるその展開に、驚きと高揚が一気に押し寄せた。あえてテンポをやや速めに演奏された「Stay Tune」からの流れは、まるで一本の組曲のようで、会場中がその展開に飲み込まれていった。イントロとともに客席から大きな歓声が湧き上がり、自然と手拍子が始まるが、ドラムにぴたりと合っていく様子にフロアの集中力の高さを感じた。大勢の人間が、同じ瞬間に、同じビートに心を預ける。それこそがこの曲のライブにおける力だと、再確認させられた。

13. In the Zoo

イントロが鳴った瞬間、空気が一変した。
ステージに立つYONCEが「We’re just Animals」と呟くと、『In the Zoo』の世界に一気に引き込まれる。音源以上の音圧と振動が体を打ち抜くようで、静岡公演では「ギターの低音が体にズドンと響いた」との声も。横浜では悲愴感を帯びた演奏とYONCEの真っ直ぐなボーカルが胸を刺したと語られ、新章の始まりを象徴するような存在感だった。特に「命に値段なんてないから~」のラインには、演出を超えたリアルが宿っていた。

14. Fallin’

ゆっくりと情景が変化していく照明と映像が、ステージ全体に幻想的なムードを生み出す。
『Fallin’』のパフォーマンスで特に印象に残ったのは、楽曲の世界観を丁寧になぞるようなアリーナ演出だ。
2018年の横浜アリーナ公演では、YONCEの歌声とともに光が少しずつ色を変え、視界の奥に映し出される映像が、感情の波に寄り添うように展開していった。
フロアの空気は一気に静まり、音楽だけが空間を支配していくような静けさと没入感があった。
この曲が終わる頃には観客は完全に引き込まれていて、そのまま次の楽曲への流れも自然に感じられるほどの一体感があったのを覚えている。

15. Burn

『Burn』は、赤を基調とした照明と激しいバンドアンサンブルで、会場の温度を一気に引き上げるナンバー。
2018年横浜アリーナでは、真っ赤に染まったモニターが「邪魔するものを焼き尽くす」ような演出となり、視覚的な没入感が強く印象に残った。
2025年の復活ライブでは、ベースソロからのバイブレーション的な繋ぎで突入。イントロから映像が真紅に染まり、間奏ではギターが暴れ回る
空間全体を飲み込むような重低音とグルーヴが、会場のテンションをぐっと引き上げていた。
演奏と演出が一体となり、理性を焼き尽くすような没入感を生み出していたのがこの曲の真骨頂だ。

16. YOU’VE GOT THE WORLD

**YONCEが「大きなステージに立ちたい」という想いを込めて制作された曲。**横浜アリーナでの披露では、Kスクラッチが空気を切り裂くように響くイントロからスタート。浮遊感のあるビートに乗せて、日本語詞がすっと胸に染みていく。この曲では、YONCEがギターを手にしながら歌うアウトロの姿が強く印象に残った。終盤、会場全体を包むように放射状に広がったブルーの照明が、未来への意志を象徴するようで美しかった。

17. Eye to Eye

5年半ぶりの復活ライブ。その幕開けで『Eye to Eye』が流れ始めた瞬間、ステージの両脇スクリーンには赤いジャケットに身を包んだYONCEの姿が映し出された。静かに始まるボーカルに、会場全体が息を呑んで聴き入る。そして「ヨコハマC’mon!」のコールが客席から響き渡り、タイミングを合わせるように**「Suchmos」ロゴがステージに浮かび上がる**。その瞬間、観客は確かに“帰ってきた”と実感した──バンドの再始動を象徴する1曲となった。

18. A.G.I.T

『A.G.I.T.』の爆発力は、まさにこの日のラストスパートを象徴するような熱さだった。YONCEが「ラストスパート、一緒に行こう!」と観客に呼びかけると、イントロが鳴り響いた瞬間に大歓声がフロアを包み込む。そこからHSUのドライヴ感あふれるベースラインが炸裂し、『Burn』などのアグレッシブな楽曲が次々と畳みかけられていく。セットリストの終盤に向けて、会場のボルテージはこの日最大級に達した

19. Whole of Flower

ピアノの一音目から、空気がやわらかく揺れた。

ライブでの『Whole of Flower』は、音の重なり方そのものが美しかった。キーボードの泡のように繊細な音が、ドラムやベース、ギターと緻密に絡み合っていく。その合間をぬうように、YONCEのボーカルが静かに、けれど確かに会場を包み込む

間奏ではYONCEが客席に向かって「わっしょい!」と呼びかけ、観客の手拍子と合流。バラードでありながら、Suchmosらしいユーモアと熱がにじむ、このツアーでも印象的な1曲だった。

20. Get Lady

ライブの幕開けを飾ったのは『Get Lady』。緩やかなビートと独特のグルーヴで、場内に静かな高揚感が広がった。YONCEの滑らかな歌声がその空気をやさしく包み込み、観客の心拍を落ち着かせていくような雰囲気に。直前の『DUMBO』で盛り上がった熱気をこの曲がクールダウンさせ、「次の展開へ向けて整える1曲」として機能していた印象が強い。

◇ Suchmos(サチモス)ライブの魅力と演出|唯一無二の”音楽体験”


Suchmos(サチモス)のライブには、単なる“音楽の再現”を超えた没入感があります。音と映像、照明、演出が高い次元で融合し、観客の身体と心を同時に揺さぶるような体験へと昇華しているのです。フェスでもホールでも一貫して感じるのは、**「この場にいることでしか味わえない音楽体験」**への強いこだわり。

なかでも特筆すべきは、照明とVJ演出の完成度。代表曲「STAY TUNE」や「YMM」では、楽曲のリズムや音の質感に合わせて映像と光が有機的に動く。例えば、ビートに合わせてステージ全体が波打つように揺れたり、都市のネオンがグラフィックとして浮かび上がったり――まるで音が視覚化されていくような演出が展開されます。

さらに、演奏と演出に“物語性”があるのもSuchmosのライブならでは。セットリストの流れには緻密な構成があり、冒頭から終盤にかけて、都市の夜から明け方に向かうようなストーリーを描くこともある。

印象的だったのは2019年・横浜スタジアム公演。雨が降りしきる中でも演奏を止めることなく続行され、雨音がそのまま演出の一部となって溶け込んでいた。とくに「MINT」や「Pacific」では、雨と照明が交錯する中で幻想的な空間が生まれ、その瞬間の儚さすら音楽に変わっていたようでした。

また、Suchmosのライブでは”間”も重要な演出のひとつ。ギターやベースの余韻が空間にじっくりと溶け込む間、観客が息を飲んで耳を澄ますような“静の美”が漂います。ときに、観客の歓声を即興で拾ってアレンジする場面もあり、その日・その瞬間でしか起こり得ない即興性が、ライブに唯一無二の緊張感と高揚感を生んでいます。

ライブハウスでの距離感、アリーナでの広がり。そのどちらにも最適化されたサウンド設計と演出力。会場の規模を問わず、その場全体を“Suchmosの世界”に染め上げる力がある――それがこのバンドのライブの本質です。

再始動後、彼らが次にどんな空間を生み出すのか。その期待は、楽曲やセットリストだけでなく、演出という側面でも大きく膨らんでいます。

◇ まとめ|Suchmos(サチモス)のライブが唯一無二の体験である理由


Suchmos(サチモス)のライブが心に残る理由は、単に「演奏が上手い」や「音が良い」といった要素にとどまりません。彼らが届けるのは、“音楽を聴く”という行為を超えた、「体験」としてのライブ。その独自性は、楽曲の完成度や演奏技術はもちろんのこと、空間演出、構成、MCの間合い、そして観客との関係性にまでおよびます。

ライブ会場に足を踏み入れた瞬間から、Suchmosの世界が始まっている──そう感じさせる演出力が、まず彼らのライブの大きな魅力です。都市の夜を切り取ったようなVJ、波紋や光の揺らぎを感じるライティング、そしてステージ全体を包み込むような低音の響き。とくに「STAY TUNE」や「YMM」といった代表曲では、音と映像が完全にシンクロし、曲が持つ世界観を空間全体で表現します。まるで映画のワンシーンの中にいるような没入感は、アリーナでもライブハウスでも変わらず体感できるものであり、それがSuchmosというバンドの“ライブアーティスト”としての実力を裏付けています。

さらに、彼らのライブに通底するのは“美意識の高さ”です。ただ盛り上がることや声を張り上げることではなく、静けさや余韻をあえて大切にする場面も多く、それがかえって観客との一体感を強くします。ギターやシンセの余韻が空間に溶けていく瞬間、客席が息を飲んでその音の行方を見守るような場面──その“間”の美しさこそ、Suchmosのライブの真骨頂。

また、セットリストの流れにも注目すべきです。単なるヒット曲の羅列ではなく、物語のように起承転結があり、セットリストそのものがライブ全体のメッセージになっていることが多い。アップテンポなグルーヴチューンから、内省的なミドルナンバー、そしてクライマックスでの大団円まで、緻密に組まれた構成は、聴き手の感情を揺さぶるだけでなく、“次は何が来るのか”という期待感を高めてくれます。

再始動後のSuchmosが見せたライブパフォーマンスには、以前にも増して強いメッセージと覚悟が感じられました。2020年代の音楽シーンに再びその存在を刻み込もうとする意志、そして新たなフェーズを迎えることへの喜びが、音や演出の隅々にまで滲んでいたのです。

だからこそ、Suchmosのライブは「ただの再結成公演」では終わらない。彼らにしか表現できない“都市型ライブ体験”を、今この時代に提示し続ける存在として、唯一無二のポジションを築いています。音楽の中に都市の風景を映し出し、感情と空間が交差するような時間。そんな“今ここにしかない瞬間”を、Suchmosはライブという舞台で描き出し続けているのです。

◇ よくある質問(FAQ)|Suchmos(サチモス)の気になること

Q1. 「STAY TUNE」はやっぱりライブ定番曲ですか?

A. はい。Suchmosを代表する1曲であり、ライブでは中盤〜後半のハイライトとして披露されることが多いです。

Q2. 初めてSuchmosを聴く場合、どの曲から入るのがおすすめですか?

A. 「STAY TUNE」「YMM」「MINT」など、この記事で紹介している定番曲を中心に聴くのがおすすめです。

Q3. 公式のYouTubeやSNSはありますか?

A. はい。SuchmosはYouTube公式チャンネル(https://www.youtube.com/@suchmosSMEJ)をはじめ、InstagramやX(旧Twitter)など複数のSNSを運営しています。

Q4. この記事で紹介されている曲はどの年代のライブを参考にしていますか?

A. 主に2015〜2019年のメジャー活動期におけるライブ演奏実績と復帰した2025年の傾向をもとに選曲・解説しています。

Q5. ライブではどんな演出があるの?

A. 映像演出や照明が非常に洗練されており、都市の夜景や波紋などをイメージした演出が曲と連動して行われるのが特徴です。

Q6. 最新情報はどこで知ることができるの?

A. Suchmos公式サイト(https://www.suchmos.com/)にて随時発表されます。

◇ Suchmos(サチモス) 公式サイト・各種SNS