【セトリ】SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム

◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム|2daysを現地で味わった筆者レポート

2025年6月20日と21日。
SUPER BEAVERが20周年の節目に選んだ舞台、SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム
屋外スタジアムならではの開放感と、音が空へ抜けていくあの独特の空気を、2日間にわたって全身で受けとめてきた。

初日は3塁側スタンド、2日目は1塁側スタンド。
どちらもアリーナ全体を見渡せる視界で、ステージ奥までしっかり届く“ライブの息づかい”が見える席だった。観客で埋まったアリーナがゆっくりうねり、照明が風に合わせて揺れながら色を変えていく光景は、屋外ライヴならではの壮観さがあった。

開演前、アリーナのざわつきがスタンドへ向かってせり上がり、期待が波のように会場全体に広がっていく。数万人の呼吸がこの空間に集まっていく感じがして、ほんの少しの静寂でも心臓の音が聞こえるほどだった。

SUPER BEAVERは、ライブのたびに “その日の最適解”を更新してくるバンド
だからこそ、同じセットリストでもまったく違う夜になる。
その違いが鮮明だったのが、今回の SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム 2days の体験だった。

DAY1は祝祭感が前面に出た夜。
3塁側スタンドから見るステージは、まだ明るさの残る空と照明が重なり、音が鳴るたびにスタジアムが膨らんでいくように見えた。アリーナを埋め尽くす観客の熱が視界いっぱいに広がり、“ここから始まるんだ”という衝動が身体の奥で震えていた。

DAY2は、祝祭の次に訪れる“深み”の夜。
1塁側スタンドから眺める景色には、前日の爆発的な高揚とはまた違う温度が宿っていた。音の余白に静かな熱が灯り、ステージ上の仕草や照明の色が、一つひとつ丁寧に心を引っ張っていく。
同じ曲を聴いているはずなのに、“違う夜を生きている”と気づく瞬間が必ずあった。

スクリーンに映るメンバーの表情、曲の息づかいと連動するライティング、風に揺れるタオルやサイリウム。屋外の開放感とSUPER BEAVERの音が溶け合い、2日間を包む一体感を作り上げていた。

本記事では、
DAY1の祝祭的な高揚感
DAY2の情緒ある深み、そして筆者自身の席から見えた2日間の景色 を軸に、
SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム の2日間を丁寧に振り返っていきます。

◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム|Day1 セトリ

  1. 東京
  2. 青い春
  3. 突破口
  4. 美しい日
  5. 閃光
  6. ひたむき
  7. 主人公
  8. 人として
  9. 片想い
  10. 正攻法
  11. 秘密
  12. 東京流星群
  13. 名前を呼ぶよ
  14. まなざし
  15. それでも世界が目を覚ますのなら
  16. 小さな革命
  17. アイラヴユー
  18. 切望

◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム|Day1 ライブレポート

2025年6月20日。
SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム の初日、3塁側スタンドから見下ろす景色には、すでに特別な夜の空気が満ちていた。開演前のざわつきが何層にも重なり、スタジアム全体がひとつの生き物のように呼吸している感覚があった。ステージ上に灯るわずかな光も風に揺れるタオルの白も、これから始まる時間の前触れだった。

定刻。ステージが暗転した瞬間、空気が一気に引き締まる。観客の視線が一斉にステージへ向かい、音が鳴る前から心拍が高まる。そこから始まった 「東京」 は、景色を塗り替えるような破壊力があった。スタジアムの広さをものともしない声量と音圧がまっすぐ飛んできて、3塁側スタンドまで“熱”が押し寄せてくる。序盤から涙を拭く観客も多く、言葉の強さが風に乗って届くのがはっきり感じられた。

続く「青い春」「突破口」では、アリーナの縦のラインが大きな波のように揺れる。リズムに合わせて床がわずかに震え、屋外特有の抜けの良さが楽曲の勢いをさらに増幅させる。**3塁側スタンドの高さだからこそ見える“全体の動き”**があり、バンドの音と観客の反応が完全に呼応していくのがわかった。

中盤、「主人公」「人として」「片想い」の流れは圧巻。派手な演出がないのに、音の一つひとつに引き寄せられる。特に 「人として」 では、広いスタジアムにも関わらず “音以外が消える瞬間”が生まれた。数万人が同じ方向を向き、言葉を受け取るあの静寂は、屋外で出会えるものではないと思っていた。

後半、「正攻法」で空気が一気に転換する。左右から上がる 炎の柱の熱がスタンドまで届くほどで、ぶーやんの声の張り上げに照明が弾ける。その勢いのまま「秘密」へ。3万人のシンガロングがスタジアムの空気を丸ごと震わせる瞬間で、野球場が“巨大なライブハウス”に見えた。

終盤の「名前を呼ぶよ」「まなざし」では、歌詞に合わせて自然と胸に手を当てる観客が多く、夜風に揺れるサイリウムが柔らかな軌跡を描いていた。音の広がりと照明の色が混じり合い、スタジアムが一つの色に染まる。

ラストの「切望」。ぶーやんが空を仰いだ瞬間、背面の照明が縦に走り、その一筋の光がスタンド上段までまっすぐ届いた。音が止まり、余韻だけが残った暗がりで、言葉にならない感情が胸の内側に静かに積もっていく。初日の締めとしてこれ以上ない終わり方だった。

DAY1は、熱と衝動がスタジアムを支配した夜。
“SUPER BEAVERの20周年が本当に動き出した瞬間”を、3塁側スタンドから確かに見届けた。

◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム|Day2 セトリ

  1. 東京
  2. 青い春
  3. 突破口
  4. 美しい日
  5. 閃光
  6. ひたむき
  7. 主人公
  8. 人として
  9. 片想い
  10. 正攻法
  11. 秘密
  12. 東京流星群
  13. 名前を呼ぶよ
  14. まなざし
  15. それでも世界が目を覚ますのなら
  16. 小さな革命
  17. アイラヴユー
  18. 切望

◇ SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム|Day2 ライブレポート

2025年6月21日。
SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム の2日目。
1塁側スタンドに腰を下ろした瞬間、前日とはまったく違う温度を感じた。昨日の祝祭的な高揚が“火”なら、この日は**静かに燃える“余白の熱”**が会場をゆっくり満たしていた。ステージ中央に浮かぶ照明の白と、アリーナを包む柔らかな暗がり。そのコントラストが、この夜が持つ独特の空気を物語っていた。

定刻直後、ステージが暗くなる。昨日と同じ展開なのに、暗転の“深さ”が違う。観客の呼吸がふっと止まり、その一瞬の静寂に風の音すら溶ける。「東京」のイントロがスタジアムに広がった時、昨日の爆発とは違い、**“心をじわじわ掴むような始まり方”**だった。ぶーやんの声は初日よりも少し柔らかく、まるで“語りかけるような温度”で届く。

「青い春」「突破口」では、音の鋭さよりも曲の奥行きが強調されるようなミックスで、ギターのニュアンスや歌い回しの細かい部分が1塁側スタンドまでしっかり伝わってきた。昨日は大きな波が押し寄せる感じだったが、今日は音が階段を降りるように、ひとつずつ丁寧に胸へ落ちてくる

中盤、「主人公」「人として」「片想い」の流れは2日間を通して最も印象が違った部分だった。
特に 「人として」 の前に置かれたMCの温度が、この曲の意味を大きく変えていた。ぶーやんの言葉がスクリーン越しに映る表情と共に届き、その余韻のまま始まる第一声に、会場全体がまるで“息を飲む”ように静まり返る。昨日の“刺すような静寂”ではなく、今日は寄り添う静寂だった。

「正攻法」からの後半戦では、演出もDAY1と同じはずなのに印象が全く違った。炎の勢いだけを見ると昨日の方が派手だが、この日は照明の色が抑えめで、音に寄り添うような火柱に見えた。派手ではないのに心を動かされる。そんな演出だった。

「秘密」のシンガロングは、昨日のような爆発力ではなく、**“一体感の厚み”**で圧倒された。大きな声が重なっていくというより、音が層になってスタジアム中に広がっていくような感覚。
1塁側から見るアリーナの動きが、まるでひとつの生き物のようで、野球場がまるごと歌っているようだった。

終盤の「名前を呼ぶよ」「まなざし」はDAY2らしさが最も際立った時間。
歌詞の余白を生かすアレンジ、照明の落ち方、風に揺れるタオル──全てが“夜に溶けていく音”になっていた。昨日は涙を流しながら拳を上げる観客が多かったが、今日は胸の前で手を重ねる人が多く、曲の受け取り方が柔らかく変わっていたのが印象的だった。

最後の「切望」。
ぶーやんが空を見上げる角度、照明の白がステージ背面から一直線に走るタイミング、そして歌い終わった後の沈黙──DAY2の「切望」は祈りに近い空気をまとっていた。音が止まった後、誰もすぐに拍手をしない。数秒の“間”を経て、ゆっくりと拍手が立ち上がっていく。その温度が、この夜のすべてを物語っていた。

DAY2は、情緒と余白の美しさが支配した夜。
SUPER BEAVERが20年かけて育ててきた“言葉と音の信頼”が、1塁側スタンドの景色と完璧に重なったライブだった。

◇ DAY2が完全収録|SUPER BEAVER 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム ブルーレイ & DVD 発売中

SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム のDAY2は、
2日間の中でも“静かな熱”と“言葉の深み”が際立つ、特別な夜だった。

その DAY2がまるごと収録されたブルーレイ & DVD が現在発売中。

1塁側スタンドから見えた照明の落ち方や、曲ごとに変わる空気の温度、
ぶーやんの表情の細かい変化まで、公式映像ならではの距離感で追える作品に仕上がっている。

とくに映像で観る価値が高いのは、

  • 「人として」前のMC〜歌い出しの“間”の美しさ
  • 「秘密」で声が層になって広がる瞬間の一体感
  • 「切望」で訪れる祈るような静寂と照明の軌跡

この3つは、現地で感じた空気をもう一度呼吸するように思い出せるシーン。

スタジアムのスケール感と、音が夜空へ吸い込まれるあの感覚を、
ブルーレイ & DVD なら手元でゆっくり味わえる。


◇ まとめ|SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム

SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム
この2日間を通して感じたのは、SUPER BEAVERが「音楽を鳴らす」以上に、**“人と心をつなぐためにライブをしている”**という事実だった。

DAY1は、20周年の幕が勢いよく上がるような祝祭の夜だった。
3塁側スタンドから見下ろした景色には、音が鳴るたびに色が変わるスタジアムと、波のように揺れるアリーナが広がり、**“このバンドの20年がここに結実している”**とひしひしと伝わってきた。曲が進むにつれ、観客の動きと演奏の熱が完全にリンクし、球場そのものが大きな生命体のように息づいていく。
初日のキーワードは “衝動”
音が胸に飛び込んでくる感覚があり、涙も笑顔も拳も、全部が外へ向かって溢れ出していた。

対してDAY2は、同じセットリストなのに驚くほど違う景色だった。
1塁側スタンドから眺めるステージには、DAY1の派手さではなく、**“余白の温度”**が宿っていた。
照明の落ち方、風の流れ、ぶーやんの声の柔らかさ──それらが重なり合って、音がゆっくり心の奥へ沈んでいく。観客の動きも昨日とは違い、手を胸に添えたり、言葉を噛みしめたりする姿が多かった。
DAY2をひと言で表すなら “情緒の夜”
言葉の重みがいつもより深く入り、演奏の細部が静かに染み込んでいった。

同じ曲を、同じ場所で、同じバンドが演奏しているのに、なぜここまで違う夜になるのか。
それはSUPER BEAVERというバンドが、**“ライブはその日の空気で完成する”**という信念を持っているからだと思う。コントロールされた演出ではなく、観客の温度やメンバーの呼吸を含めた「その瞬間」をライブに落とし込む。その誠実さが、2日間の違いとなって現れていた。

2日間を通して特に強く感じたのは、SUPER BEAVERが20年かけて築いてきた “言葉への信頼” だった。
歌詞はただのメッセージではなく、観客に向けたまっすぐな対話であり、ステージから投げられた言葉を観客が受け取ることでライブが成立していた。
「人として」や「名前を呼ぶよ」のような楽曲は、その信頼関係がもっとも美しく可視化される瞬間だった。

そして、2日間の最後に響いた「切望」。
DAY1では未来へ走り出す力強い締めくくりに聴こえ、DAY2では祈りのような静けさをまとっていた。
同じ曲で“違う感情を受け取れる”ことこそ、ライブという体験の最大の価値だと深く実感した。

SUPER BEAVERの音楽は、日常を肯定してくれるし、立ち止まった心をそっと前へ押してくれる。
この2日間、客席にいた何万人もの人生が、同じ音に揺さぶられ、同じ空の下で交わった光景はきっと忘れられない。

祝祭と情緒。その両方を持った2日間が、20周年という節目にふさわしい“生きたライブ”だった。
そしてこの先、SUPER BEAVERがどんな景色を見せてくれるのか。
その未来をまた同じ場所で体験できる日を、心から待ちたい。

◇ よくある質問|SUPER BEAVER 20th Anniversary 都会のラクダSP at ZOZOマリンスタジアム


Q1. DAY1とDAY2のセットリストは同じでしたか?

はい、2日間とも同一セットリストでした。
ただし、ライブとしての空気感はまったく別物で、
DAY1は祝祭の熱が前へ押し出す“衝動の夜”、
DAY2は言葉が静かに沈んでいく“情緒の夜”という対照的な印象でした。
同じ曲でも、照明の落ち方やボーカルのニュアンスが変わって聴こえるのがSUPER BEAVERらしさです。


Q2. 視界はどうでしたか?(スタンド席でも楽しめますか?)

DAY1は3塁側スタンド、DAY2は1塁側スタンドで観覧しましたが、
いずれも アリーナ全体の熱量を一望できる視界良好の席 でした。
ステージから遠く感じることはなく、照明・演出・観客の動きがスタジアム規模で楽しめるので、
スタンド席でも十分に“ライブの全景”を堪能できます。


Q3. ZOZOマリンの音響はどうでしたか?

屋外スタジアムの特性上、反響が少なく、音が開けた空間に抜けるように響きます。
SUPER BEAVERは中音域の厚みと歌の抜けが強いバンドなので、
スタジアムとの相性がとても良いと感じました。
とくに後半のバラード曲は風に乗るように広がり、スタンドでも十分に歌が届きます。


Q4. 2日間の中で特に印象的だったのはどの曲ですか?

個人的には、DAY1の「主人公」から「人として」へ流れる瞬間の熱量、DAY2の「切望」で生まれた静寂と照明の余白この2つが記憶に残りました。
同じセットリストでも、違う表情を見せるのが2days公演の醍醐味です。


Q5. グッズ販売の混雑はどうでしたか?

公演日当日の物販はやや混雑気味で、人気アイテムは早めに売り切れが出ていました。
スタジアム公演のため設営スペースは広いものの、
・Tシャツ
・タオル
は特に回転が早い印象です。
確実に買いたい人は早めの到着 or 通販がおすすめです。


Q6. ブルーレイ & DVDには何が収録されていますか?

今回の2daysのうち、DAY2が完全収録されています。
1塁側スタンド視点では見えなかったステージの細部、表情の変化、照明演出など、
現地とはまた違った“距離の近いライブ体験”を味わえる内容になっています。



Q7. 初めてSUPER BEAVERのライブに行く人でも楽しめますか?

まったく問題ありません。
SUPER BEAVERのライブは、予習していなくても“言葉の強さ”と“感情の流れ”で引き込まれる構成になっています。

筆者はSUPER BEAVERのセットリスト傾向をデータで分析し、“ライブ定番曲を20曲に絞ったまとめ記事” を公開しています👇

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