【2025年版】T.M.Revolution(T.M.R)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|ティーエムレボリューション入門におすすめ

◇ やっぱりT.M.Revolution(T.M.R)のライブは特別だ

圧倒的なパフォーマンス力、全身で“楽曲の熱”を伝えてくる歌唱、そして演出と音の融合。
そのすべてが揃うT.M.Revolutionのライブは、一度観たら忘れられない体験になる。ライブに足を運ぶたび、「やっぱりT.M.R.のステージは唯一無二だ」と実感せずにはいられない。

本記事では、最近の傾向をT.M.Revolutionの定番曲を20曲に厳選して紹介。近年のセットリストに頻出する楽曲を中心に、代表曲や再評価されている隠れた名曲まで幅広くピックアップしている。

各楽曲については、リリース年やジャンル、歌詞の主題、ライブでの配置などを交えて詳しく解説。初めてライブに行く人はもちろん、久々にT.M.R.のステージを観る人にとっても、事前の“セトリ予習”として活用できる内容になっている。

◇ T.M.Revolution ライブ&フェスセトリ定番曲20選

  • WHITE BREATH
  • HIGH PRESSURE
  • HOT LIMIT
  • 独裁 -monopolize-
  • ignited -イグナイテッド-
  • invoke -インヴォーク-
  • Zips
  • vestige -ヴェスティージ-
  • resonance
  • Out Of Orbit 〜Triple ZERO〜
  • 魔弾 〜Der Freischütz〜
  • THUNDERBIRD
  • LEVEL 4
  • HEART OF SWORD 〜夜明け前〜
  • Phantom Pain
  • Save The One, Save The All
  • SWORD SUMMIT
  • DOUBLE-DEAL
  • Committed RED
  • Meteor

■ WHITE BREATH

  • リリース年:1997年(6thシングル)
  • ジャンル/曲調:アップテンポなエレクトロロック。鋭いビートとシンセを基調に、疾走感のあるサウンドが特徴。
  • 歌詞の主題:冬の凍える季節に重なるように、熱を帯びた恋心と情熱を描く。感情の温度差と衝動性がキーワード。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演すべてで演奏。主に本編終盤に配置され、クライマックスを担う。

■ HIGH PRESSURE

  • リリース年:1997年(5thシングル)
  • ジャンル/曲調:軽快で明るいエレクトロポップ/ダンスロック。16ビートに近いノリと跳ねるようなリズムが特徴。
  • 歌詞の主題:恋の高揚感や勢いを“気圧”になぞらえ、感情のピークを描くポジティブなラブソング。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。終盤〜本編ラスト直前に配置されることが多く、盛り上げ曲として定着。

■ HOT LIMIT

  • リリース年:1998年(8thシングル)
  • ジャンル/曲調:テンポの速いエレクトロファンク/ダンスロック。鋭いシンセとビートに加え、印象的なリズム構成が特徴。
  • 歌詞の主題:夏の衝動や恋愛への欲求を、挑発的かつスタイリッシュに表現した内容。大胆な言葉選びとリズム感が際立つ。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。終盤または本編ラスト付近で披露され、観客の盛り上がりを最大化させる役割を担う。

■ 独裁 -monopolize-

  • リリース年:1996年 (デビューシングル)
  • ジャンル/曲調:重厚な打ち込みとギターが特徴のダークなエレクトロロック。BPMは早めで、緊張感のあるサウンド構成。
  • 歌詞の主題:恋愛関係における“独占”と“支配”をテーマに、相手を強く求める感情と心の葛藤が描かれる。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。本編前半〜中盤のアクセントとして位置づけられ、序盤の空気を引き締めるような役割を担っていた。

■ ignited -イグナイテッド-

  • リリース年:2004年(20thシングル)
  • ジャンル/曲調:ヘヴィなギターリフと緊迫感のあるエレクトロロック。重厚で攻撃的なサウンドが特徴。
  • 歌詞の主題:怒りや孤独を内に抱えながら、それを力に変えて突き進む自己覚醒のメッセージ。戦う姿勢が貫かれた詞世界。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤のアニメタイアップ曲パートに組み込まれ、観客の集中を引きつける強力なキーポイント。

■ INVOKE -インヴォーク-

  • リリース年:2002年(17thシングル)
  • ジャンル/曲調:タイトなバンドサウンドにシンセを重ねた、疾走感のあるデジタルロック。Aメロは抑制され、Bメロ以降に向けて徐々に高揚していく構成。
  • 歌詞の主題:抗う意志や自己の覚醒をテーマに、未来に向けて進む決意を歌う。閉塞を突き破ろうとするメッセージ性が強い。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤〜後半のアニメタイアップ曲ブロックに配置されることが多く、重厚な中にも勢いを感じさせるパートの核となっていた。

■ Zips

  • リリース年:2004年(ガンダムSEED関連楽曲)
  • ジャンル/曲調:ヘヴィなギターと鋭いシンセが絡むミディアムテンポのエレクトロロック。音数は多めだが、余白のあるアレンジが特徴。
  • 歌詞の主題:崩れかけた信頼関係や運命への反発心を描きつつ、なお歩みを止めない強さを内包した内容。静かな怒りと決意がにじむ。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。INVOKEやignitedなどのガンダム関連曲と連続して披露されることが多く、アニメタイアップブロックの後半を構成。

■ vestige -ヴェスティージ-

  • リリース年:2005年(21thシングル)
  • ジャンル/曲調:バラード調のイントロから始まり、サビで壮大に盛り上がるミディアムテンポのドラマチックなロックバラード。ピアノとギターが交錯する叙情的な構成。
  • 歌詞の主題:喪失・後悔・決意といった感情が交差する静かな覚悟の歌。過去を背負いながらも進む姿勢が描かれている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。アニメ楽曲ブロックの終盤に配置されることが多く、会場の空気を一度引き締めるような役割を担っていた。

■ resonance

  • リリース年:2008年(22stシングル)
  • ジャンル/曲調:テンポ速めのエレクトロロック。ザクザクとしたギターリフと、シンセによる緊迫感のあるイントロが特徴的な攻撃的サウンド。
  • 歌詞の主題:衝動や欲望、抗えない本能的な結びつきを“共鳴”として描く。破壊的でありながら絆を求めるエネルギーが込められている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤のアニメ系楽曲セクションに配置されることが多く、音圧の強い構成でライブの流れにアクセントを加える存在。

■ Out Of Orbit 〜Triple ZERO〜

  • リリース年:2002年(16thシングル)
  • ジャンル/曲調:ミディアムテンポのエレクトロロック。重厚なシンセとスローなビートを基調に、静かに燃えるような力強さを持ったサウンド構成。
  • 歌詞の主題:決められた運命の軌道を外れ、自らの意思で進む強さを描いた楽曲。冷静さと情熱が共存する、内に秘めた覚悟の歌。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤〜後半にかけて、アニメ関連曲の流れの中で登場することが多かった。

■ 魔弾 〜Der Freischütz〜

  • リリース年:2000年(14thシングル)
  • ジャンル/曲調:クラシック要素を取り入れたシンフォニック・エレクトロロック。重厚なストリングスと鋭い打ち込みが交錯し、荘厳かつ緊張感のある構成。
  • 歌詞の主題:運命や宿命に翻弄される者の苦悩と、選ばれし者の覚悟を描いた内容。ドイツ語タイトルは歌劇『魔弾の射手』から引用。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。アニメ関連曲と連続して中盤〜終盤に登場し、ドラマティックな展開を生み出す楽曲として機能した。

■ THUNDERBIRD

  • リリース年:1998年(9thシングル)
  • ジャンル/曲調:哀愁漂うミディアムバラード。スローテンポで広がりのあるアレンジが特徴で、ストリングスやピアノが織りなす叙情的なサウンド構成。
  • 歌詞の主題:孤独や不安、希望への希求を描いたバラード。見えない未来に向かって歩み続ける人の心情に寄り添うような内容。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。エモーショナルな曲調から、セットリスト中盤での感情転換ポイントとして機能していた。

■ LEVEL 4

  • リリース年:1997年(4thシングル)
  • ジャンル/曲調:スピード感のあるハイテンポなエレクトロロック。エッジの効いたシンセと鋭いギターリフが絡む、攻撃的かつダンサブルなサウンド。
  • 歌詞の主題:極限の緊張感や高揚感を、“第4レベル”という抽象的な概念で表現。加速する欲望と制御の危うさがテーマ。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤〜後半にかけて、勢いを加速させるハードなセクションの一角を担った。

■ HEART OF SWORD 〜夜明け前〜

  • リリース年:1996年(3rdシングル)
  • ジャンル/曲調:メロディアスなギターロック。ミドルテンポのビートにのせて、エモーショナルなメロディとストレートな歌詞が響くバランス型のロックナンバー。
  • 歌詞の主題:夜明け前の孤独や希望、揺れる心情を描いた内省的な楽曲。新たな一歩を踏み出す前の葛藤が丁寧に綴られている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。本編ラストまたはラスト直前の感情的なピークで登場することが多く、締めの定番曲としての位置づけ。

■ Phantom Pain

  • リリース年:2014年(27thシングル)
  • ジャンル/曲調:タイトなリズムにシンセが重なり、エレクトロ要素が際立つミドルテンポのロックナンバー。サビではメロディアスな広がりもみせる構成。
  • 歌詞の主題:消えない痛み=「幻肢痛」をモチーフに、過去に負った心の傷や、忘れられない記憶と向き合う姿勢を描いた楽曲。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。中盤~後半にかけて配置され、新しさと深みを兼ね備えた楽曲としてセトリに組み込まれていた。

■ Save The One, Save The All

  • リリース年:2010年(24thシングル)
  • ジャンル/曲調:スロー〜ミディアムテンポのエレクトロロック。荘厳な雰囲気のシンセとドラマチックなストリングス、バンドサウンドが融合する重厚な構成。
  • 歌詞の主題:犠牲と守るべきものとの間で揺れる葛藤を描いた歌詞で、“誰かを救うためにすべてを失う覚悟”というテーマが貫かれている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。感情の流れに緩急を与える中盤の静と動を繋ぐポイントとして活用された。

■ SWORD SUMMIT

  • リリース年:2010年(23rdシングル)
  • ジャンル/曲調:和要素を取り入れたアップテンポのエレクトロロック。和太鼓風のビートと鋭いシンセ、ギターリフが交差する和洋折衷サウンド。
  • 歌詞の主題:強さと誇りを胸に戦いへ挑む姿勢を描いた歌詞。刀や戦いを象徴に、覚悟と絆をテーマにしたメッセージが込められている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。セットリスト前半~中盤の勢いを加速させるパートで使用されることが多く、リズムの切れ味でフロアを引き締める。

■ DOUBLE-DEAL

  • リリース年:2015年(28thシングル)
  • ジャンル/曲調:テンポの速いデジタルロック。鋭く刻むビートとダークなシンセ、ラップ調のフレーズも交えた攻撃的なサウンド構成。
  • 歌詞の主題:裏切りや葛藤の中で選択を迫られる人間の内面を描く。二面性や駆け引き、覚悟といったキーワードが込められている。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。ツアーの序盤〜中盤にかけて導入的に使われることが多く、観客のテンションを一気に引き上げる役割を担った。

■ Committed RED

  • リリース年:2016年(29thシングル)
  • ジャンル/曲調:疾走感のあるエレクトロロック。ドラムンベース風のリズムと重厚なシンセが印象的で、近年のT.M.R.らしいタイトでモダンな仕上がり。
  • 歌詞の主題:確固たる決意と情熱を「赤」に象徴させたメッセージソング。理屈ではなく心で突き進む姿勢をストレートに表現している。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。1曲目または序盤に固定され、オープニングで観客の空気を一気に掴む導入曲として機能していた。

■ Meteor -ミーティア-

  • リリース年:2003年(『機動戦士ガンダムSEED』関連楽曲)
  • ジャンル/曲調:ミディアムテンポのエレクトロ・シンフォニックロック。シンセとストリングスを基調とした荘厳なイントロから、緩急のある構成で展開する幻想的な楽曲。
  • 歌詞の主題:決意と別れ、儚さと前進を描く。夜空を流れる流星(ミーティア)になぞらえ、限られた時間に託す思いを描いた叙情的な内容。
  • ライブでの配置(’22–’23ツアー):全16公演で演奏。emotion系の流れをつなぐパートに位置し、静と動のコントラストを演出する役割を担っていた。

◇ まとめ|“今のT.M.Revolution”を体感できるセットリストを味わおう

T.M.Revolution(ティーエムレボリューション)のライブは、ただ懐かしさに浸るだけの場ではありません。
デビューから約30年近くを経た今も、T.M.R.は進化を止めず、“過去のヒット曲”と“現在の挑戦”を同じステージに並べることで、圧倒的な説得力をもって観客の前に立っています。

今回紹介した20曲は、最近のライブデータをもとに選定された、今リアルに演奏されている定番曲たち。
「WHITE BREATH」や「HOT LIMIT」などの代名詞的楽曲はもちろん、「resonance」や「BOARDING」など近年ライブで再評価されている楽曲も含まれており、ベスト盤では感じられないT.M.R.の“今の息づかい”が伝わってくる構成となっています。

特に注目すべきは、選曲の幅広さ配置の妙
アップテンポなアッパーチューンだけでなく、「THUNDERBIRD」「vestige -ヴェスティージ-」「Save The One, Save The All」のようなエモーショナルなバラードやミディアムナンバーも、ライブに深みを与えています。
こうした緩急ある構成が、T.M.R.のライブを「ただ盛り上がるだけではない体験」へと昇華させているのです。

また、ライブで披露される曲は、単にヒットチャートをなぞるだけではなく、ファンとの長年の関係性今この瞬間に届けたいメッセージが込められているものが多く、どの曲にも必然性があります。
セットリスト全体を通して見れば、それはまるで1本の映画のようなストーリーであり、T.M.Revolutionというアーティストの“思想”や“軌跡”が強く感じられる構成です。

初めてライブに参加する人も、久しぶりにT.M.Revolution(ティーエムレボリューション)の音楽に触れる人も、まずはこの20曲から聴き直してみてください。
きっと、「あの頃の自分」に出会えるだけでなく、「今のT.M.Revolution(ティーエムレボリューション)ってこんなにカッコいいんだ」と再発見するはずです。

そして次のライブ会場で、それぞれの楽曲が持つエネルギーを、体いっぱいに受け止めてください。
T.M.Revolution(ティーエムレボリューション)は、これからも“進化し続ける定番”であり続けます。

◇ よくある質問(FAQ)

Q1. T.M.Revolutionのライブで必ず演奏される曲はどれですか?

A1. 「WHITE BREATH」「HOT LIMIT」「HIGH PRESSURE」など、90年代の代表曲は現在でも高い頻度で演奏されています。
とくに「WHITE BREATH」は、T.M.R.の象徴ともいえる楽曲で、ライブの中盤や終盤に登場することが多く、初参戦の方にもおすすめです。


Q2. 最近のライブではどんな曲がよく演奏されていますか?

A2. 「resonance」「BOARDING」「Save The One, Save The All」など、2000年代以降の楽曲もセットリストに多く登場します。
近年のライブは“懐かしさ”だけでなく、“今のT.M.R.”を体感できるような構成が多く、ファン層の幅広さに対応しています。


Q3. アニメ主題歌はどれが演奏されやすいですか?

A3. 「INVOKE -インヴォーク-」「ignited -イグナイテッド-」「vestige -ヴェスティージ-」などは『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの主題歌として知られており、T.M.R.のライブでも定番のひとつです。
他にも「resonance」(ソウルイーター)、「Save The One, Save The All」(BLEACH)などもよく選ばれています。


Q4. 西川貴教名義の曲も演奏されますか?

A4. セットリストによっては、西川貴教名義の楽曲も組み込まれることがあります。
ただし本記事はT.M.Revolution名義の曲に焦点を当てており、ライブによって構成は異なります。予習する際は両名義の代表曲を押さえておくと安心です。


Q5. 初心者でも楽しめますか? どの曲から聴くのがおすすめ?

A5. 初めての方には、「WHITE BREATH」「HOT LIMIT」「THUNDERBIRD」など、メロディが耳に残る楽曲から入るのがおすすめです。
本記事で紹介している20曲は、近年のライブでの演奏頻度が高く、現在のT.M.R.を知るうえでも最適な入門リストです。

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