
◇ MAN WITH A MISSION(マンウィズアミッション) ― 狼たちが作り出す、唯一無二のライブ空間

ライブの熱狂を語るうえで、MAN WITH A MISSION(マンウィズ)の存在は欠かせません。頭はオオカミ、体は人間という唯一無二のビジュアルと、洋楽テイストと邦楽メロディを融合させたサウンドで、多くのロックファンを魅了してきました。2010年のデビュー以降、国内外のフェスやアリーナ公演で観客を沸かせ続け、いまや日本を代表するロックバンドとして確固たる地位を築いています。
そのライブの魅力を語るときに外せないのが「定番曲」です。イントロが鳴った瞬間に会場が揺れる「Fly Again」、拳を突き上げ大合唱が巻き起こる「Raise your flag」、観客がライトを掲げ幻想的な景色を作り上げる「Memories」……。こうした楽曲は、ライブに参加した人々の記憶に強烈に刻まれ、毎回のセットリストでも大きな役割を果たしてきました。
筆者自身、幾度も会場に足を運び、拳を振り上げて叫んだ瞬間の熱気や、合唱が会場を包んだときの震えるような感動を体感してきました。ただの人気曲というだけではなく、実際のライブで「どう盛り上がるか」「どのように観客が参加するか」という体験こそが、マンウィズのライブを特別なものにしているのです。
この記事では、最近のライブの傾向をもとに厳選したライブ定番曲20選を、筆者の実体験とともに詳しく紹介します。各曲のライブでの定番演出や観客の反応、コール&レスポンスのポイントまで徹底解説するので、これからライブに参加する方はもちろん、過去の公演を振り返りたいファンにも参考になるはずです。マンウィズの音楽が、ライブという場でどう進化し、どう観客と共鳴しているのか――そのリアルを感じ取ってもらえると嬉しいです。
◇ MAN WITH A MISSION(マンウィズアミッション)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選

- Fly Again
- 絆ノ奇跡 (Kizuna no Kiseki)
- Emotions
- Raise your flag
- database
- Get Off of My Way
- Into the Deep
- Merry-Go-Round
- Remember Me
- higher
- フォーカスライト
- Don’t Lose Yourself
- babylon
- 1997
- REACHING FOR THE SKY
- Vertigo
- When My Devil Rises
- Memories
- Take What U Want
- ワビ・サビ・ワサビ
1. Fly Again
筆者が初めて「Fly Again」を生で聴いたのは夏フェスだった。イントロが鳴った瞬間、周囲の観客が一斉に拳を突き上げ、サビでは**「フライ・アゲーン!」と大合唱が巻き起こった。巨大なフロアが揺れるほどの熱量に包まれ、筆者自身も自然と声を張り上げていた。近年のアリーナ公演では銀テープが宙を舞い、Kamikaze Boyが後方ステージに登場してベースをかき鳴らすサプライズもあり、観客の歓声は最高潮に達する。終盤、Tokyo Tanakaが胸に手を当てて観客を見渡す姿がスクリーンに映し出され、その光景に思わず胸が熱くなった。2019年にはライブ用アレンジ「Hero’s Anthem」が披露され、より壮大な形で進化を遂げた。今ではどのライブでも欠かせない不動のアンセム**として、多くのファンにとってハイライトの瞬間を生み出している。
2. 絆ノ奇跡
筆者が初めて「絆ノ奇跡」をライブで聴いたのは2023年のアリーナ公演だった。アニメ『鬼滅の刃』の主題歌として知名度が高いこの曲は、イントロから観客のテンションを一気に押し上げ、サビでタオルや腕が一斉に振られる光景に圧倒された。特に忘れられないのは、サプライズでmiletが登場した時だ。彼女の力強い歌声が轟音に乗って響いた瞬間、会場がどよめき、筆者も鳥肌が立った。milet不在の公演ではジャン・ケン・ジョニーが高音パートを担当し、その表現力に驚かされた。観客は《奇跡》のフレーズを一緒に口ずさみ、自然と合唱が広がる。照明は和を意識した赤や金色で彩られ、アニメの世界観を重ねる演出も印象的だった。近年はアンコールの締めとして演奏されることも多く、ライブの最後を飾るにふさわしい高揚感を生み出している。筆者にとって「絆ノ奇跡」は、作品の枠を超えて観客とバンドをつなぐ新しい定番アンセムだと強く感じている。
3. Emotions
壮大なイントロが流れた瞬間、観客の腕が一斉に高く掲げられる。その光景は何度見ても胸を打つ。サビで歌われる*「手を広げ 高く」というフレーズに合わせ、フロア全体が大きな動きで揺れ、まるで一つの生き物のように見える。筆者もその場で自然と腕を伸ばし、音に合わせて体を揺らしていた。近年はストリングス隊を迎えたアレンジで披露されることもあり、オーケストラの厚みが加わることでドラマ性がさらに増す。ラストの*“Wow oh oh…”の大合唱では、Tokyo Tanakaがマイクを客席に向け、観客の声がスタジアム全体に響き渡る。その瞬間、筆者は鳥肌が立ち、隣の見知らぬ観客と同じリズムで声を重ねている自分に気づいた。切なさと高揚感が同時に押し寄せる「Emotions」は、マンウィズのライブを象徴する感動的なクライマックス**だと実感している。
4. Raise your flag
イントロが鳴り響いた瞬間、観客の拳が一斉に天を突き上げる。その光景に筆者も思わず体が動き、音に合わせて腕を振り上げていた。サビに入ると*「声の限り 声の限り」のフレーズに合わせ、フロア全体が絶叫コーラスとなり、メンバーの煽りに呼応して*「叫んで!!」と観客が声を返す**。初めてライブに来た人でも自然に参加できる曲であり、筆者自身も周りの大合唱に背中を押されて声を張り上げていた。大規模会場ではレーザーや炎が交錯し、ステージ上の狼オブジェから光が放たれる演出が曲の迫力をさらに引き立てる。筆者が目にしたアリーナ公演では、会場全体がひとつの旗のように揺れ動き、心が震えるほどの一体感を味わった。国内外の観客に支持され続ける「Raise your flag」は、ライブ終盤を飾るにふさわしい、マンウィズ屈指の誓いのアンセムだと実感している。
5. database
サビに差しかかると観客の「Woo-oh-oh-oh!」という大合唱が一斉に広がる――筆者が体感した「database」の魅力はまさにここにある。イントロのリフが響いた瞬間から会場はざわめき、手拍子と歓声で空気が一変する。サビ前の「ウォーウォーウォー…」では、初めて来た観客も自然に声を合わせ、手を叩きながら飛び跳ねる姿がフロア中にあふれる。Jean-Ken Johnnyの高速ラップが畳みかけるように響くと、筆者も拳を振り上げてリズムに乗らずにはいられなかった。さらに「Just like a database…」のフレーズでは会場全体が声を張り上げ、まるでひとつのコーラス隊のようになる。ラスサビ前に「Are you ready!?」と煽られた瞬間、観客が一斉にジャンプし、大合唱でサビへ雪崩れ込む光景は鳥肌ものだ。ライブの中盤を一気に加速させるこの曲は、マンウィズのステージに欠かせない最強の盛り上げ曲だと筆者は感じている。
6. Get Off of My Way
ラストサビ前、ジャン・ケン・ジョニーが**「かかってこいやー!」と絶叫した瞬間**、会場は爆発する。筆者が見たフロアでも観客が「待ってました!」と言わんばかりに拳を突き上げ、全身で応えていた。サビでは左右交互に腕を振り上げながら**「ヘイ!ヘイ!」と叫ぶのが定番で、そのリズムに合わせて場内全体が揺れる。間奏に入ると、背中合わせで演奏するJean-KenとKamikaze Boyの姿に歓声が起こり、観客の熱気はさらに高まる。2025年のリクエストツアーでは、この曲で次々とクラウドサーフが発生し、筆者もフロア後方からその光景を目の当たりにして圧倒された。ラストは観客が腕を掲げて「オイ!オイ!」のコールで締めるのがお約束で、演奏が終わっても熱狂の余韻が残る。元々「Emotions」のカップリング曲だったこのナンバーは、今や暴れたいファン御用達の初期代表曲**としてライブに欠かせない存在だと筆者は実感している。
7. Into the Deep
ステージがブルーの光とスモークに包まれると、そこに広がるのはまるで深海のような空気感。筆者が初めて「Into the Deep」を聴いた時も、その重厚な演出に思わず息を呑んだ。サビでは観客がゆっくりと腕を振り上げ、静かに体を揺らしながら楽曲に呼応している。2021年の「Live House Viewing Tour」では、声出しが制限される中でも映像演出やオンライン企画を取り入れ、観客と一緒に楽しむ工夫がされていた。筆者もその公演を配信で体感し、逆境の中で届けられるメッセージに胸を打たれた。間奏ではJean-Ken Johnnyのギターソロが鳴り響き、Tokyo Tanakaが拳を掲げて煽る場面もあり、静と動が交差する。演奏後には「映像演出が美しかった」とSNSで感想が相次ぎ、ライブ後の余韻が長く残る。派手さよりも重厚なグルーヴで観客を惹き込み、マンウィズの表現力の幅を示すナンバーだと筆者は感じている。
8. Merry-Go-Round
イントロの爽快なギターフレーズが鳴り響くと、観客の手拍子が自然に起こり、フロア全体が回転木馬のように動き出す。サビの*「Round and round」*では腕をぐるぐる回しながらジャンプする姿があちこちに広がり、会場は本当に“メリーゴーラウンド”のような景色になる。筆者も思わず周囲と同じように腕を回し、体が勝手に動いていた。声出しが制限されていた時期には、代わりに観客が大きく腕を振ったり飛び跳ねたりして盛り上がり、声がなくてもアクションで一体感を作れる曲だと実感した。アウトロでは「オーオーオー♪」の合唱が続き、演奏が終わっても熱気が冷めず、次の曲へシームレスにつながっていく。2021年の全国ツアーが「Merry-Go-Round Tour」と題されたことからも、この曲が特別な意味を持つことは明らかで、実際に横浜アリーナで聴いたときも、メンバーが「何度でも立ち上がろう」という想いを込めてMCを語り、観客の表情が笑顔に変わっていくのを目にした。世代や立場を超えて楽しめる、マンウィズならではの希望を運ぶライブチューンだと筆者は感じている。
9. Remember Me
本編やアンコールの最後に「Remember Me」が始まると、会場の空気が一変する。筆者が横浜公演で体感したのは、観客全員が腕やタオルをゆったり左右に振りながら歌声を重ねる光景だった。サビの日本語詞に合わせて自然と合唱が広がり、Tokyo Tanakaが「一緒に歌おう!」と呼びかければ、フロア全体が声を揃える。その響きは曲の美しいメロディーと重なり合い、まるで会場全体がひとつの大きな合唱団になるかのようだった。曲のクライマックスでは涙を拭う観客の姿も見られ、筆者自身も胸が熱くなった。照明は温かなアンバー色に包まれ、スクリーンには感謝のメッセージが映し出されることもある。ある公演ではアウトロに**「Thank you for coming!!」**の文字が映し出され、客席から大拍手が沸き起こった。ドラマ主題歌としてのヒットをきっかけに多くの新規ファンを呼び込んだこの曲は、ライブでは世代を超えて合唱を生む。終演後もしばらく余韻が残り、観客同士が顔を見合わせて微笑むような、心温まるエンディング・アンセムだと筆者は感じている。
10. higher
轟音のセットリストに突如差し込まれる「higher」は、筆者にとって毎回特別な時間だ。横浜KアリーナではアコースティックVer.で披露され、Jean-Ken Johnnyがギターを抱えて歌い出すと、観客がスマホのライトを掲げて静かに揺れる光景が広がった。ストリングスの音色が重なると会場全体が息を呑み、筆者もその温かさに胸を打たれた。原曲通りのバンド編成では一転、爽快なドラムに合わせて手拍子が起こり、サビでは拳が突き上がり**「Oh-oh-oh…」のシンガロング**が自然発生する。歌詞に込められた前向きなメッセージに呼応し、Tokyo Tanakaがマイクを差し出すとフロア全体が声を重ねる場面もある。最後にJean-Kenが「センキュー…アリガトウ」と囁くように感謝を伝える姿は、この曲ならではの余韻を生み、筆者も深く心に残った。「higher」は暴れるだけがマンウィズではないことを証明する、胸に沁みるライブナンバーだと強く感じている。
11. フォーカスライト
「フォーカスライト」が始まった瞬間の空気の変化は忘れられない。筆者が15周年リクエストツアーで体感したのは、曲名が告げられた途端に客席から歓声とすすり泣きが同時に起こる光景だった。Tokyo Tanakaが「一緒に歌おうぜ!」と呼びかけると、サビで観客全員の大合唱が広がり、涙を浮かべながらも笑顔で肩を組むファンの姿に胸が熱くなった。歌詞の*「泣いて笑ってサヨナラ…」*が響くと、会場全体が哀しみと希望を同時に抱きしめるような雰囲気に包まれる。大規模公演ではストリングスが加わり、原曲の持つ切なさと力強さがさらに際立つのも印象的だ。Jean-Ken Johnnyは「バンドの軸を提示してくれた曲」と語っており、ライブで披露されるときはメンバーの特別な想いも伝わってくる。演奏後には万雷の拍手が起こり、スクリーンに涙ぐむメンバーの姿が映し出された。筆者にとって「フォーカスライト」は、マンウィズとファンが互いの存在を確かめ合う絆の証明のような楽曲だ。
12. Don’t Lose Yourself
ステージが暗転し、轟音のリフが鳴り響いた瞬間に始まる「Don’t Lose Yourself」。筆者が体感したのは、いきなりモッシュとジャンプが起こるフロアの爆発力だった。ラップとシャウトが交差するミクスチャーサウンドに煽られ、観客はイントロから頭を振り、サビでは「ウォーオーオー!」と大声で応える。ジャン・ケン・ジョニーの「イケるか人間ども!」という挑発的な声が飛べば、会場のボルテージは一瞬でMAXに達する。ステージ上ではメンバーが縦横無尽に動き、DJサンタモニカがジャンプしながらスクラッチを刻み、カミカゼ・ボーイがガウポーズを掲げて観客を煽る。その勢いに押され、筆者も気づけば隣の観客と肩をぶつけ合いながら声を張り上げていた。近年は登場機会が限られるものの、特別な公演で披露されると会場から「やっぱりこれだ!」という歓声が沸き上がる。初期衝動を詰め込んだこの曲は、ライブ序盤に火をつける最強のオープナーとして、今なおファンの心を揺さぶり続けている。
13. babylon
低音のリフが鳴り響いた瞬間、筆者の周囲からは「まさかやるとは!」というどよめきが上がった。複雑な展開を持つ「babylon」は演奏頻度が低く、披露されるだけでファンの熱気が跳ね上がる。2024年のリクエスト公演で久々に聴いた際、観客は静かに耳を傾けつつも、激しいパートに入るとサークルモッシュや「オイ!オイ!」の掛け声で応え、曲の緩急を全身で受け止めていた。後半、ジャン・ケン・ジョニーが鬼気迫る表情でシャウトすると、フロア中の頭が一斉に揺れ、筆者も拳を振り上げて声を張り上げていた。演奏後は大きな拍手が鳴り止まず、メンバーも達成感に満ちた笑みを浮かべる。MCで「久々だから緊張した」と笑いを交えた場面では、観客から「待ってた!」と声援が飛び、温かなやりとりに胸が熱くなった。重厚さと切なさを併せ持つ「babylon」は、マンウィズの表現力を示すだけでなく、ファンとの距離を近づける特別なレア曲だと筆者は感じている。
14. 1997
「Wow wow wow we’re shouting」のフレーズに差しかかった瞬間、観客の腕が一斉に突き上がり大合唱が巻き起こる――筆者が「1997」を聴いた時に最も胸を震わせた光景だ。AIR JAMをオマージュしたこの曲は、Hi-STANDARDやHusking Beeといった90年代パンクへのリスペクトが込められており、歌詞中にバンド名や曲名が登場するたびに往年のファンから歓声が上がる。筆者が参加した公演でも、〈1997 standing there and getting so high〉の箇所では涙ぐみながら拳を振る中年世代のファンと、初めて聴いた若い観客が一緒にジャンプしていて、世代を超えた一体感に胸が熱くなった。中盤ではサークルモッシュやダイブが発生し、会場の熱気は最高潮に達する。ラストの“Nothing’s changing…Rock of Truth goes on”では、ステージとフロアが一体となって叫び合い、筆者も声が枯れるほど叫んだ。演奏が終わった後の拍手と「最高だ!」という叫びは、バンドと観客が共有した情熱の証だった。「1997」はマンウィズがルーツへの敬意を表すだけでなく、観客にロックの原点を思い出させるライブアンセムだと実感している。
15. REACHING FOR THE SKY
イントロの爽快なギターが鳴り響いた瞬間、観客が手拍子を合わせて一気に熱を帯びる。筆者が初めて「REACHING FOR THE SKY」を聴いた15周年ツアーでも、サビでTokyo Tanakaが*「We’re reaching for the sky」*と力強く歌い上げると、観客は指を空へ突き出しながらジャンプし、会場が大きなうねりとなった。新曲ながら即座に合唱やクラップが自然発生し、筆者も周囲と息を合わせて腕を振り上げていたのを覚えている。演奏中盤のギターソロではJean-Ken Johnnyがステージ端まで駆け寄り、観客と目を合わせてプレイする姿に大歓声が沸いた。曲前の「まだまだ行けるか!?」という煽りに「オー!」と返すやりとりも恒例となり、会場の空気を一気に未来へ押し進める。アウトロでは手拍子と拍手が鳴り止まず、ライブ映像のダイジェストでも観客の盛り上がりシーンに選ばれるほどだ。筆者にとって「REACHING FOR THE SKY」は、これからのマンウィズを象徴する希望のアンセムだと感じている。
16. Vertigo
Tokyo Tanakaの**「Vertigo!」というシャウトで幕を開けると、観客は一斉に体を揺らし、フロアのあちこちでヘドバンが始まる。筆者が横浜公演で聴いたときも、不穏なリフと強烈なビートが胸に突き刺さり、思わず体が引き込まれた。サビではJean-Ken Johnnyのラップ調ボーカルが重なり、観客はクラップでリズムに応え、重厚さとグルーヴが混ざり合う空間が広がる。歌詞のシンガロングはまだ定着しきっていないが、曲の迫力だけで観客のテンションは急上昇し、演奏後には「カッコよすぎ!」の声が飛び交った。照明がぐるぐる回り、まさに曲名通り“めまい”を体感するような演出も印象的だ。筆者も重低音が全身に響き渡る感覚に酔いしれ、気づけば隣の観客と一緒に拳を振っていた。アンコール一曲目として披露されたときの不意打ち感もたまらず、観客からは大歓声が起きた。「Vertigo」はマンウィズの進化を示す新たなライブ定番候補**として強烈な存在感を放っている。
17. When My Devil Rises
不穏なギターリフが鳴り始めた瞬間、会場の空気が張り詰める。筆者が横浜Kアリーナで体感したのは、スクリーンに悪魔の映像が飛び交い、Tokyo Tanakaが**「ヨコハマァ!」と叫んだ瞬間に観客が闇へ引き込まれるような幕開けだった。真紅の照明がフラッシュし、DJサンタモニカのスクラッチが重なるとフロアでは一斉にヘドバンが始まり、ファンは角を模したメロイックサインを掲げて応える。サビでツインボーカルが炸裂すれば、拳を振り上げた観客がジャンプで呼応し、ブレイクダウンでは「もっと来い!」の煽りに合わせてモッシュが加速する。筆者もその渦に飲み込まれ、気づけば全身でリズムに揺さぶられていた。終盤、Jean-Ken Johnnyが「まだまだ堕ちれるか!?」と叫ぶと、観客が雄叫びで返し、ラストの一撃で会場が震えるほどの盛り上がりに達する。頻繁に演奏される曲ではないが、オープニングに配置されると爆発的なインパクトを残す。「When My Devil Rises」は、マンウィズの攻撃性と演出力を体現するダークなライブキラーチューン**だと筆者は感じている。
18. Memories
イントロが始まった瞬間、客席のあちこちでスマホのライトが一斉に点灯し、銀河のような景色が広がる。筆者が横浜公演で体感したのは、Jean-Ken Johnnyの「15年の歴史を振り返りながら聴いてくれ」という言葉と共に灯った無数の光が、会場を冬の星空のように包み込む幻想的な光景だった。観客は静かにライトを掲げながら揺れ、Tokyo Tanakaの穏やかな歌声に合わせてそっと口ずさむ。サビでは合唱が自然発生し、「大切な記憶」を重ねるように涙を流すファンの姿も見られる。白い照明が雪のように降り注ぐ演出が加わると、幼い頃の冬の記憶が呼び起こされるようで、筆者も胸が締め付けられた。ラストで音が消えた後の一瞬の静寂と、それを破るように起きる大きな拍手は、この曲が特別な余韻を持つ証だ。「Memories」は、観客とバンドが共に光を掲げて作り出す、まさにライブならではのノスタルジックな名場面だと筆者は感じている。
19. Take What U Want
ジャン・ケン・ジョニーの**「1, 2…1, 2…1, 2, 3, Come on!!」というカウントで始まると、観客は「来た!」とばかりに身構え、イントロと同時に大歓声が上がる。サビの「Take what you want! HEY!」に合わせて全員がジャンプし、腕を振り上げながら「ヘイ!」と叫ぶコールが何度も繰り返されるのがこの曲の醍醐味だ。筆者が参加したリクエストツアーでは、久々の披露に観客が大喜びし、前方エリアではクラウドサーフが次々に発生。ブリッジで音が止まると、観客が自発的に手拍子を揃え、サビの再開と同時に一斉にジャンプする光景は鳥肌ものだった。曲中、Jean-Kenが「奪い取れ!」と指差しで煽ると、フロアはさらに激しく揺れ、筆者自身も夢中で飛び跳ねていた。ラストの「Take what you want!」の絶叫に観客が「ウォォー!」と応える瞬間は圧巻で、演奏後に大きな拍手と歓声が止まらなかった。「Take What U Want」は、観客と作り上げるコール&レスポンスが魅力の、マンウィズ屈指のライブ映えするパーティチューン**だと筆者は確信している。
20. ワビ・サビ・ワサビ
「ワビ・サビ・ワサビ」は2012年シングル『distance』のカップリング曲で、疾走感あふれるパンクナンバー。ライブでイントロが鳴ると観客は拳を突き上げ「オイ!オイ!」と叫び、サビでは**「ウォウウォウ!」の合いの手で大合唱が起こる。演奏頻度は多くないが、緑色の照明や和太鼓SEを使った遊び心ある演出が取り入れられることもあり、披露されるとファンから「今日は当たり!」と歓喜の声が上がる。哀愁漂うメロディとユーモアが共存するこの曲は、まさに出会えたらラッキーな隠れた名ライブ曲**だ。
◇ まとめ|MAN WITH A MISSION(マンウィズアミッション)のライブは“定番曲”で完成する物語

20曲を振り返ると、MAN WITH A MISSIONのライブがなぜ特別なのかがはっきり見えてくる。**イントロ一発で観客を解き放つ「Fly Again」や「Raise your flag」**があれば、**静かな感動を生む「higher」や「Memories」がある。そして「Focuslight」や「1997」**のように、ファンとの絆を確認する特別な曲も欠かせない。これらが組み合わさることで、マンウィズのライブは一つの壮大な物語として成立しているのだ。
筆者が何度も現場で体感してきたのは、ただ曲を聴くだけでなく、観客自身が参加することで完成するライブだということ。拳を突き上げ、声を重ね、ライトを掲げる――そうした一つひとつのアクションが楽曲の一部となり、ステージとフロアの境界をなくしていく。「観客が作る景色こそライブの真髄」とメンバーが語る通り、その瞬間ごとに唯一無二の体験が生まれる。
また、2023〜2025年のデータを基にした今回の20曲には、新旧が入り混じる多彩なラインナップが揃った。デビュー当初から演奏され続けている初期のアンセム「Don’t Lose Yourself」「database」、中期に代表曲となった「Emotions」「Take What U Want」、近年の新たな武器となった「絆ノ奇跡」「Reaching for the Sky」「Vertigo」――。世代や時代を超えて歌い継がれ、観客と共に進化してきたことが、演奏傾向からも裏付けられる。
特に印象的だったのは、「Remember Me」で観客が左右に腕を振りながら合唱する光景だ。筆者が実際に横浜公演で目にしたのは、サビで自然発生的に大合唱が起こり、フロアが感動的な一体感に包まれていく様子だった。周囲には涙ぐみながら歌う人や、見知らぬ観客と肩を寄せ合いながら声を重ねる人もいて、まさに“この瞬間を忘れたくない”という想いが共有されていた。こうしたシーンこそ、マンウィズのライブが単なる音楽イベントではなく、人生の記憶に残る特別な時間であることを示している。
これから初めてライブに行く人にとって、この20曲を押さえておけば安心だろうし、何度も参加しているファンにとっても、改めてその魅力を確認する機会になるだろう。定番曲は単なる“お約束”ではなく、マンウィズと観客が一緒に作り上げてきた歴史そのものだ。
次の公演でイントロが流れたとき、あなたも拳を突き上げ、声を張り上げ、ライトを掲げてほしい。そこには必ず、マンウィズのライブでしか味わえない熱狂と感動が待っている。
◇ よくある質問(FAQ)

Q1. MAN WITH A MISSIONのライブで必ず演奏される曲はありますか?
A1. 絶対にと言い切れるわけではありませんが、**「Fly Again」や「Raise your flag」**はほとんどの公演で演奏される定番曲です。アンコールの締めや本編ラストで登場することも多く、イントロが鳴るだけで会場が爆発的に盛り上がります。
Q2. ライブ初心者でも盛り上がれる曲はありますか?
A2. 初めてでも楽しめる曲はたくさんあります。例えば**「database」では「Woo-oh-oh」と自然に合唱でき、「Take What U Want」**では「HEY!」と叫びながらジャンプできます。振り付けやコールがシンプルで分かりやすいので、初参加でも周りに合わせてすぐ楽しめます。
Q3. バラード系で感動できる曲はどれですか?
A3. **「Emotions」「higher」「Memories」「Focuslight」**などは、会場全体で合唱が起きたり、ライトが星空のように広がったりと、感動的な雰囲気を作り出します。熱狂だけでなく涙する場面があるのも、マンウィズのライブの魅力です。
Q4. セットリストは毎回同じですか?
A4. 基本的な定番曲は外れにくいですが、ツアーや会場ごとに構成が変わります。特にリクエストツアーや周年ライブではレア曲(「babylon」など)が登場することもあり、毎回違った楽しみ方ができます。
Q5. フェスとワンマンでは選曲に違いはありますか?
A5. はい。フェスでは持ち時間が短いため「Fly Again」「Raise your flag」「database」といった盛り上げ曲中心のセトリになる傾向があります。一方、ワンマンライブでは中盤に「Memories」や「higher」といった聴かせる曲を挟み、感情の起伏を作る構成になることが多いです。
◇ MAN WITH A MISSION(マンウィズ)公式サイト・SNSリンク一覧
- Official Site
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