【セトリ】docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK|ライブレポート

この記事でわかること

  • ONE OK ROCK vs UVERworld のDAY1セトリ
  • ONE OK ROCK vs YOASOBI のDAY2セトリ
  • DAY1で会場の熱量が跳ねた瞬間
  • DAY2で空気が切り替わった流れ
  • この2日間が特別だった理由

◇ docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK|ONE OK ROCK vs UVERworld、夢の対バンを見届けた熱すぎる一夜

docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK のDAY1として行われた ONE OK ROCK vs UVERworld は、名前を見ただけで胸が熱くなる対バンだった。筆者にとって ONE OK ROCKUVERworld は、中学生の頃から聴き続けてきた特別なバンドであり、その時々の自分を何度も支えてくれた存在でもある。しんどい時に前を向かせてくれた日もあれば、言葉にできない感情を音で引き受けてもらった日もあった。ただ好きなバンドという言い方では少し足りなくて、気づけば自分の中で大きな場所を占めるヒーローのような存在になっていた。その ONE OK ROCKUVERworld が、国立競技場という大きな舞台で向かい合う日が来たこと自体、開演前からどこか現実味が薄かった。

会場へ向かう時間から、胸の奥はずっと落ち着かなかった。ただ豪華なイベントを観に行く感覚ではなく、長く好きでいたものが大きな景色として返ってくる日を迎えるような感覚に近かったと思う。中学生の頃の自分に、「君が好きだった ONE OK ROCKUVERworld は、この先もちゃんと大きな景色を見せてくれる」と伝えたくなるような日でもあった。あの頃に信じたものは間違っていなかったし、追いかけ続けてきた時間にはちゃんと意味があった。そんなことを、開演前の時点ですでに少し感じていた。

そしてDAY2では、YOASOBIがこの舞台に立つ。楽曲ごとに物語を持ち、ライブの中で空気そのものを塗り替えていくアーティストが、この対バンの中でどんな景色を作るのか。ONE OK ROCKと同じステージに立つことで生まれる変化も含めて、この2日間はただの対バンでは終わらない予感があった。

ONE OK ROCKUVERworld は、どちらもライブで空気を変える力を持ったバンドだ。そして翌日のDAY2では、YOASOBIがこの舞台に立つ。同じ国立競技場でも、鳴る音が変われば空気も変わる。その違いも含めて、この2日間の流れを、セトリだけでなく現地で見た空気ごと残しておきたいと思った。

これからライブに行く人や、定番曲を予習したい人は、事前に
UVERworld(ウーバーワールド) ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習におすすめ
ONE OK ROCK ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|ワンオクロック予習・入門におすすめ
YOASOBI(ヨアソビ)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習・入門におすすめ
もあわせて読むと、この日の特別さがより伝わりやすいはずだ。

この記事では、ONE OK ROCK vs UVERworld のDAY1に加え、YOASOBIが出演したDAY2のライブの様子まで、現地で感じた空気とともに残していく。

◇ UVERworld セトリ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY1

  1. TYCOON ~SE~
  2. Touch off
  3. ナノ・セカンド AX
  4. PHOENIX AX
  5. NO MAP
  6. PRAYING RUN
  7. Eye’s Sentry
  8. 在るべき形
  9. 零 HERE ~SE~
  10. IMPACT
  11. EPIPHANY
  12. EN
  13. 7日目の決意
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◇ ONE OK ROCK セトリ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY1

  1. I Was King
  2. アンサイズニア
  3. ONION!
  4. Puppets Can’t Control You
  5. C.h.a.o.s.m.y.t.h.
  6. Wherever you are
  7. Make It Out Alive
  8. C.U.R.I.O.S.I.T.Y feat. Paledusk & CHICO CARLITO
  9. The Beginning
  10. Mighty Long Fall feat. Awich
  11. Stand Out Fit In
  12. +Matter
  13. 内秘心書 feat. TAKUYA∞
  14. We are

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◇ YOASOBI セトリ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY2

  1. アイドル
  2. 祝福
  3. UNDEAD
  4. アドレナ
  5. PLAYERS
  6. たぶん
  7. 優しい彗星
  8. 勇者
  9. セブンティーン
  10. 怪物
  11. あの夢をなぞって
  12. 群青
  13. 夜に駆ける
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◇ ONE OK ROCK セトリ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY2

  1. I Was King
  2. アンサイズニア
  3. ONION!
  4. Puppets Can’t Control You
  5. C.h.a.o.s.m.y.t.h.
  6. Wherever you are(with 幾田りら)
  7. Make It Out Alive
  8. C.U.R.I.O.S.I.T.Y
  9. The Beginning
  10. Mighty Long Fall
  11. Stand Out Fit In
  12. +Matter
  13. 努努 -ゆめゆめ-
  14. We are
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◇ UVERworld ライブレポート|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY1

UVERworldは、らしさを一切ぼかさない入り方だった。カウントダウンから空気を張り詰めさせ、SEに「TYCOON」を置いた時点で、この日の本気度は十分に伝わってきた。そこから1曲目に「Touch off」。まだ様子を見る時間帯ではなく、最初から客席を前のめりにさせる前提の並びで、国立の空気を一気に引き寄せる。Fire! の掛け合いが広がっていく瞬間も気持ちよく、広い会場なのに熱の伝わり方が鈍らない。UVERworldは最初の1曲で「今日は攻め切る」とはっきり示していた。

その流れをさらに強くしたのが「ナノ・セカンド AX」だった。TAKUYA∞のMCは、この日にしか生まれない重みを持っていた。「いつかデカいところで待ち合わせをしよう」という16年前の約束を、幻想や幻のままで終わらせていいわけがない。そう言い切ってから始まった演奏は、懐かしさではなく、今のUVERworldが過去の言葉を掴み直しにきたような強さがあった。続く「PHOENIX AX」も完全に畳みかける配置で、絶唱とフェニックスのコールアンドレスポンスが国立全体に広がる。広い会場であるほど、こういう掛け合いは輪郭がぼやけやすいが、この日はむしろ逆だった。16年前の約束を、今のUVERworldが国立で掴み直した。

「NO MAP」では、イントロで真太郎が観客を煽ったあとに、TAKUYA∞のハーモニカが差し込まれる。この流れがとにかく強い。ただ勢いだけで押し切るのではなく、楽器の鳴り方や入りの一瞬で空気を掴むのがUVERworldのライブだと、改めて感じさせられた。「PRAYING RUN」も印象的だった。TAKUYA∞が国立競技場の外周を30何周も走ったという熱いMCから入り、そこから“こんな最高な日のために走る俺たちのPRAYING RUN”として会場を沸かせていく。サビの一体感も強かったが、特に刺さったのは「全部やって確かめりゃいいだろう」が国立の規模で響いた瞬間だった。言葉がただ流れていくのではなく、その場にいた全員の背中を押すように飛んでくる。あれはまさに、この日のUVERworldが持っていた熱そのものだったと思う。

「Eye’s Sentry」と「在るべき形」では、攻め続けるだけではないUVERworldの強さが出ていた。熱量の高い曲の中にあっても、しっかりと言葉を届ける。メッセージを投げるのではなく、真正面から受け取らせる。UVERworldの歌詞がなぜ長く人の中に残るのか、その理由を改めて突きつけられるような時間だった。

そして後半は、UVERworldの必殺技とも言いたくなる「零 HERE ~SE~」から「IMPACT」へ。これはもう破壊力が違った。SEが入った時点で客席の温度が変わり、「IMPACT」に繋がった瞬間に、待っていたものが一気に放たれる。国立全体を巻き込む規模感と、曲そのものが持つ突破力が、きれいに噛み合っていた。この日のUVERworldで一番会場の熱量が跳ねたのは、間違いなくこの流れだった。

「EPIPHANY」では、本当の成功とは何かを改めて考えさせられたし、「EN」は今のUVERworldがいかにこの曲を大事にしているかが伝わる時間だった。前に進むのは自分たちだと示しながら、「お前らはどうすんだよ」と客席の気持ちまで引っ張り上げる。聴かせる曲なのに、受け身では終わらせない。その感覚が強く残った。

そして「7日目の決意」の前。TAKUYA∞は、今度はUVERworldがONE OK ROCKを招待してライブをやらせろ、と次の約束を口にした。UVERworldのライブの前にONE OK ROCKのライブを見せろ。その言葉が出てきた時、ただ場を熱くするための煽りではなく、この日を一度きりの奇跡で終わらせるつもりがないことが伝わってきた。筆者としても、何年後になるかは分からなくても、またこの景色を見たいと強く思った。

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◇ ONE OK ROCK ライブレポート|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY1

ONE OK ROCKもまた、1曲目から心を持っていく並びだった。まさか「I Was King」で始まるとは思わなかった。開演前から高かった期待値を、1曲目でさらに跳ね上げてくる。会場の空気を支配する速度がとにかく速い。そのまま「アンサイズニア」に入った時の高揚も大きかった。あの “Oh Oh Oh Oh Oh Oh” をこの対バンで叫べたこと、その声が国立に広がっていったこと。それだけで十分に特別なのに、実際はそれ以上だった。客席の一体感が早い段階で出来上がっていくのがはっきり見えた。ONE OK ROCKは1曲目から国立全体を自分たちの空気に引き込んでいた。

さらに驚いたのが「ONION!」だった。アルバム『人生×僕=』からこの曲が来るとは思っておらず、意外性と嬉しさが同時に押し寄せる。そこから「Puppets Can’t Control You」で今のONE OK ROCKを叩きつける流れも強かった。懐かしさに寄り切らず、最新のバンドとして今何を鳴らすのかをしっかり見せる。過去の代表曲と現在の攻撃性を同じ流れの中で成立させるのが、この日のONE OK ROCKの強さだった。

予想外だったのは、「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」と「Wherever you are」を両方聴けたことだ。この2曲が置かれた時間帯は、前半の勢いを少し切り替えながら、聴かせることに集中した場面だった。大きな会場では、バラードやミドルテンポの曲で集中が散ることもあるが、この日はそうならなかった。むしろ空気が静かに締まっていく。ざわつきが消え、視線がステージに吸い寄せられる。筆者も自然と聴き入ってしまうほど、会場全体が音に集中していた。

そこから再び流れをひっくり返すように、「Make It Out Alive」が入る。本来はジャンプ禁止の国立競技場で、飛ぼうぜと煽るTaka。その一言だけで会場の空気が変わる。サビの “Oh Oh” で大きな一体感を作り、間奏ではヘドバンが走る。ONE OK ROCKは、聴かせる曲から暴れる曲へ移る時の切り替えがとにかく鮮やかだと改めて思った。続く「C.U.R.I.O.S.I.T.Y feat. Paledusk & CHICO CARLITO」は、さらに追い込みをかけるような配置で、会場の熱をもう一段階上げていく。ここからのONE OK ROCKは、国立の空気を一気に暴れさせるモードへ切り替えていた。

「The Beginning」の巻き込み力もさすがだった。クラップで会場を動かし、そこから大サビでヘドバンへ持っていく流れが自然で、気づけば国立全体がONE OK ROCKのテンポに引っ張られている。さらに「Mighty Long Fall」ではサビの “Oh Oh Oh Oh” で加速したあと、2番後の間奏でAwichが参戦。ここで景色がまた変わった。いつも以上の煽りが飛び交い、ヘドバンの波が国立を包む。巨大な会場を、ただ広いままで終わらせず、ちゃんと一体感のある空間に変えてしまう。ONE OK ROCKのライブの強さは、まさにそこにあると感じた。

本編ラストの「Stand Out Fit In」では、ジャンプの波が会場全体を包み込んだ。そしてアンコールの「+Matter」でも、その流れは止まらない。ここまででも十分に満たされていたのに、まだ先がある。そう思わせるだけの推進力が残っていた。本編を締めたあとでも熱量を落とさず、さらに上へ持っていく力がこの日のONE OK ROCKにはあった。

そして、この日の感情を決定的に揺らしたのがそのあとだった。TakaがUVERworldのTAKUYA∞を呼び込む。曲に入る前、2人が会話している光景を見た瞬間、筆者の中で何かが強く揺れた。自分にとってのヒーローが、同じ空間に立ち、同じ空気を吸い、同じ時間を共有している。その事実だけで胸に来るものがあった。TakaとTAKUYA∞が並んで言葉を交わす光景だけでも、この日の特別さは十分すぎるほど伝わってきた。

昨年のDETOX TOURでTakaが怪我をしたことをきっかけに、ヤンマースタジアム長居でTAKUYA∞とコラボした時の「Wasted Nights」の話が出た時は、この曲が来るのかと思った。けれど、そこでTAKUYA∞が「あの時練習していた曲がもう一曲あって、あの曲やらない?」と振る。Takaも、久しぶりに歌うし恥ずかしいけどこの曲を歌います、と応じて始まったのが「内秘心書」だった。これは本当に、感情が壊れた。中学生の頃に聴いていたメジャーデビューシングルを、今のTakaが、しかもUVERworldのTAKUYA∞と一緒に歌う。そんな景色は想像したことがなかった。懐かしいから刺さる、という簡単な話ではない。好きだった時間が、長く聴いてきた歴史が、この一曲で全部つながってしまったような感覚だった。あれは筆者にとって、一生の宝物になるコラボだった。

ラストは「We are」。ONE OK ROCKの合唱アンセムとして、この曲が持つ強さはやはり大きい。サビの “We are! We are!” が国立に響いた瞬間、この日一日の感情が全部そこに集まっていくようだった。歌うというより、会場全体で確かめ合うような時間だったと思う。終演後、ONE OK ROCKとUVERworldが並んで挨拶する姿を見た時、また胸に来るものがあった。筆者の人生の中でずっと特別だったヒーロー同士が、同じ景色の中に並んでいる。その光景は、ライブの熱狂とは別の場所で深く刺さった。4月4日は、好きでい続けた時間ごと報われるような一日だった。

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◇ DAY1まとめ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY1

4月4日の国立競技場で鳴っていたのは、ただ豪華な対バンの熱気ではなかった。UVERworldとONE OK ROCK、それぞれが自分たちの持ち味をぶつけ合いながら、同じ会場にまったく違う熱の起こし方を刻んでいった一日だったと思う。UVERworldは、カウントダウンから「TYCOON ~SE~」、そして1曲目「Touch off」で一気に会場の温度を引き上げた。最初から客席を煽り、火をつけ、国立全体を前のめりにさせる入り方だったのが印象に残っている。4月4日のDAY1は、最初の瞬間から“特別な日”ではなく“伝説にしにいく日”として始まっていた。

その空気を決定づけたのが、「ナノ・セカンド AX」で語られた16年前の約束だった。いつかデカいところで待ち合わせをしようという言葉を、幻想や幻のまま終わらせるわけにはいかない。TAKUYA∞がそう言い切って始まった流れには、過去を懐かしむ温度ではなく、ずっと積み重ねてきた時間を今の熱量で掴み直す強さがあった。続く「PHOENIX AX」「NO MAP」「PRAYING RUN」でも、その勢いはまったく鈍らない。絶唱やフェニックスのコールアンドレスポンス、真太郎の煽り、TAKUYA∞のハーモニカ、「全部やって確かめりゃいいだろう」が国立の規模で響いた瞬間。そのどれもが、広い会場に散ることなく、ひとつの熱として客席に伝わっていた。UVERworldは“約束”と“熱”を同時に国立へ叩きつけていた。

さらに「Eye’s Sentry」と「在るべき形」でしっかり言葉を届け、「零 HERE ~SE~」から「IMPACT」でその日いちばんの破壊力を見せる流れは圧巻だった。SEが入った瞬間に客席の空気が変わり、「IMPACT」に繋がったところで待っていたものが一気に解放される。熱だけで押し切るのではなく、言葉でも引っ張り、最後には「EN」で今のUVERworldがいちばん大事にしているものまで示してくる。そのうえで「7日目の決意」の前には、今度はUVERworldがONE OK ROCKを招待してライブを見せろと、次の約束まで口にした。あの日のUVERworldは、目の前の景色を燃やすだけでなく、その先の未来まで照らしていた。

その熱を真正面から受けたONE OK ROCKもまた、別の方法で国立を掌握していった。1曲目「I Was King」は、始まった瞬間に会場の空気を支配しにいく強さがあったし、「アンサイズニア」であの “Oh Oh Oh Oh Oh Oh” が国立に広がった時の一体感も忘れがたい。そこに「ONION!」が飛び込んでくる驚きがあり、「Puppets Can’t Control You」で今のONE OK ROCKを叩きつける。過去の楽曲で喜ばせるだけでは終わらず、現在進行形のバンドとして何を鳴らすのかをはっきり見せる。その姿勢がセトリ全体を通して貫かれていた。ONE OK ROCKは、懐かしさと最新形を同じ熱量で成立させていた。

「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」と「Wherever you are」で会場の視線を一度ステージへ深く集めたあと、「Make It Out Alive」から一気に景色をひっくり返した流れも鮮やかだった。本来はジャンプ禁止の国立競技場で飛ぼうぜと煽り、サビの “Oh Oh” で会場をひとつにし、間奏ではヘドバンまで起こしてしまう。さらに「C.U.R.I.O.S.I.T.Y feat. Paledusk & CHICO CARLITO」、「The Beginning」、「Mighty Long Fall」と加速していく中で、客席はただ見ている側ではなく、どんどんライブの中心に巻き込まれていった。Awichが参戦した「Mighty Long Fall」では、いつも以上の煽りとヘドバンの波が国立を包み、巨大な会場がちゃんとひとつの生きた空間になっていた。ONE OK ROCKは、国立の広さそのものを味方につけていた。

そして、この日の感情を決定的にしたのは、やはりアンコールだった。TakaがTAKUYA∞を呼び込み、2人が並んで会話を始めた時点で、筆者の中ではもう十分に特別な時間だった。昨年のコラボの話から「Wasted Nights」が来るのかと思わせながら、そこからまさか「内秘心書」へ行くとは思わなかった。中学生の頃に聴いていたONE OK ROCKのメジャーデビューシングルを、今のTakaが、しかもUVERworldのTAKUYA∞と一緒に歌う。その景色は、懐かしいという言葉だけでは足りなかった。好きだった時間、追いかけてきた時間、何度も救われてきた時間が、その一曲で全部つながってしまったように感じた。あの「内秘心書」は、筆者のライブ体験の中でも特別な一曲として残り続けると思う。

ラストの「We are」もまた、この日を締めくくるのにふさわしい曲だった。サビの “We are! We are!” が国立に響いた時、ただのシンガロングではなく、この日ここにいた全員が同じ時間を共有したことを確かめ合うような響き方をしていた。そして終演後、ONE OK ROCKとUVERworldが並んで挨拶する姿を見た時、ようやくこの一日の重みが胸に落ちてきた。筆者にとっては、中学生の頃からずっと特別だった2組だ。その2組が国立競技場で向かい合い、互いの熱をぶつけ合い、最後には同じ景色の中に並んでいた。それだけで、好きでい続けた時間ごと丸ごと報われたような気持ちになった。

あの頃の自分に、「君が好きだったバンドは、この先もちゃんと大きな景色を見せてくれる」と伝えたくなる夜だった。信じてついていって大丈夫だったし、好きでい続けたことは間違っていなかった。その実感を、言葉ではなく景色そのもので受け取った一日だったと思う。筆者にとってONE OK ROCKとUVERworldは、今も昔も変わらずヒーローだ。そのヒーロー同士が国立競技場でぶつかり合った4月4日は、これ以上ないのではないかと思ってしまうほど、深く刻まれる夜になった。ONE OK ROCK、UVERworld。本当に忘れられない景色を見せてくれて、ありがとうございました。

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◇ YOASOBI ライブレポート|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY2

YOASOBIは、この日の空気を一瞬で自分たちの色に塗り替える役割を担っていた。1曲目「アイドル」が鳴った瞬間、それまでの空気が切り替わるのがはっきり分かる。イントロから視線が一気にステージへ集まり、リズムに合わせて身体が揺れ始める。そこから「祝福」でさらに加速し、「UNDEAD」では“UNHAPPY?UNLUCKY?BE HAPPY UNDEAD”の合いの手が広がっていく。観客がただ聴く側ではなく、声で参加していく流れが自然にできていた。最初の3曲で、会場は完全にYOASOBIの空気へと切り替わっていた。

「アドレナ」では最新の音像をしっかり提示し、「PLAYERS」では“もう一回、もう一回”のフレーズに合わせて声が重なっていく。サビで一体感が生まれる感覚が分かりやすく、観客の反応も早い。その流れを一度落としたのが「たぶん」と「優しい彗星」だった。ここではikuraの透き通った声がそのまま会場を包み込み、さっきまでの熱が静かに沈んでいく。ざわつきが消え、視線と呼吸が揃っていくような感覚だった。この“静”の時間があったことで、後半への流れがより際立っていた。

そこから「勇者」「セブンティーン」と続く中で感じたのは、YOASOBIの楽曲の幅の広さだった。物語ごとに空気が変わり、同じライブの中でも違う景色が何度も立ち上がる。「怪物」ではクラップで再び勢いを作り、会場の温度が一段上がる。その流れの中で「あの夢をなぞって」が鳴った瞬間、思わず心が動いた。この曲がここで聴けるとは思っていなかったからこそ、ただ嬉しいだけでなく、この日の特別さを強く感じるポイントになっていた。“予想を外してくる一曲”が、この日のライブの印象を一段引き上げていた。

終盤の「群青」では、会場全体での合唱が自然に生まれていた。特別に煽られるわけでもなく、サビに入った瞬間に声が重なっていく。その一体感は、ただ盛り上がるという言葉では足りない感覚だった。そしてラストの「夜に駆ける」。イントロが鳴った瞬間の空気の変化と、最後まで走り切るような展開。曲が終わったあと、余韻だけが会場に残る。YOASOBIはこの日、“熱量で押し切る”のではなく、“空気を作り続ける”ことでライブを成立させていた。

MCではAyaseの言葉も印象に残った。ONE OK ROCKと同じステージに立てることへの想い、そして過去にバンドでやろうとした楽曲が「内秘心書」だったという話。その言葉の端々から、ONE OK ROCKへのリスペクトが伝わってくる。ただの対バンではなく、しっかりと“意味のある共演”としてこの日を捉えているのが分かる時間だった。YOASOBIはこの日、音と物語、そして想いのすべてで会場の空気を作り切っていた。

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◇ ONE OK ROCK ライブレポート|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY2

ONE OK ROCKは、この日の流れを受け取りながら、自分たちの形で空気を塗り替えていく役割だった。1曲目「I Was King」から一気に視線を引き寄せ、「アンサイズニア」で観客の声を重ねていく。すでに温度が上がっていた会場を、自分たちのリズムへと引き込んでいくような入り方だった。「ONION!」の意外性も含めて、序盤から感情を揺さぶりにいく配置になっている。ONE OK ROCKは、空気を受け取るのではなく、自分たちのペースへ引き直すことでライブを始めていた。

中盤で空気を大きく変えたのが「Wherever you are」だった。Taka、Toru、そしてikuraの3人によるアコースティック編成。音数が一気に減り、さっきまでの熱が静かに沈んでいく。その中で響いたikuraの声は、あまりにも透き通っていて、会場の空気が一段引き締まる。歌い終えたあと、Takaが思わず「曲あげるよ」と言葉をこぼしたのも自然に感じられるほど、その場に残る余韻が強かった。この一曲で、会場は完全に“聴くための空間”へと切り替わっていた。

そこから「Make It Out Alive」で再び動き出し、「C.U.R.I.O.S.I.T.Y」「The Beginning」と流れを加速させていく。静かな時間を挟んだことで、音の立ち上がりがより鮮明に感じられる。リズムに合わせて身体が揺れ、徐々に動きが広がっていく。「Mighty Long Fall」では一体感が一気に広がり、「Stand Out Fit In」ではジャンプの波が会場を包み込む。ONE OK ROCKは、静と動をはっきりと切り分けることで、ライブ全体の起伏を際立たせていた。

アンコールでは「+Matter」で再び会場を跳ねさせたあと、「努努 -ゆめゆめ-」が披露される。イントロが鳴った瞬間、空気が一段持ち上がるのが分かる。しかもフルバージョン。そのままサビへ流れ込んでいく中で、会場の熱が一気に広がっていく。Toruのラップが入ると、さらに前のめりになるような感覚があった。懐かしさというより、その場で鳴っている音に引っ張られていくような時間だった。あの瞬間は、ただテンションが上がるという言葉では足りない熱があった。

ラストは「We are」。サビの “We are! We are!” が重なっていく中で、会場全体の声がひとつにまとまっていく。誰かに煽られるというより、自然と声が重なっていくような感覚だった。曲が終わったあと、音が止まっても、その余韻だけがしばらく残る。ONE OK ROCKはこの日、音と空気の両方でライブを成立させていた。

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◇ DAY2まとめ|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK DAY2

4月5日の国立競技場は、前日とはまったく違う温度で始まっていた。YOASOBIの1曲目「アイドル」で空気が切り替わり、そのまま最後まで一気に引き込まれていく。楽曲ごとに景色が変わり、熱量を上げるだけでなく、一度静かに沈めてからもう一度持ち上げる。その繰り返しで会場の空気が整えられていく感覚があった。特に「たぶん」や「優しい彗星」での静かな時間と、「群青」で自然と広がった合唱は、この日の流れを象徴する場面だったと思う。YOASOBIは“音で物語を進めるように”ライブを組み立てていた。

その空気を受けて登場したONE OK ROCKは、同じ温度のまま続けるのではなく、自分たちのやり方で形を変えていった。序盤から会場を引き込みつつ、「Wherever you are」で一度完全に静けさへと落とす。Taka、Toru、ikuraの3人だけで鳴らされた音は、それまでの熱を残したまま、違う質の空気へと変えていくようだった。そこから再びバンドサウンドへ戻り、「The Beginning」や「Mighty Long Fall」で会場を押し上げていく流れは鮮やかで、ただ盛り上げるのではなく、空気ごと作り直していくようなライブだった。ONE OK ROCKは“空気を受け継ぐのではなく、組み替える”ことで自分たちの時間を作っていた。

アンコールで披露された「努努 -ゆめゆめ-」も、この日の印象を強く残す一曲だった。イントロが鳴った瞬間の反応、そのままサビへ流れ込んだときの熱の広がり、そしてToruのラップ。どれもがその場の空気を一段押し上げる力を持っていた。そしてラストの「We are」で、会場全体の声が重なっていく。前日とは違う形の一体感。それでも確かに同じ熱がそこにはあった。この日は“ぶつかる”のではなく、“混ざりながら一つになる”ライブだった。

2日間を通して感じたのは、対バンという形の中で、それぞれのバンドが自分たちのやり方を崩さずに、しっかりと空気を作り切っていたということだった。YOASOBIは物語のようにライブを進め、ONE OK ROCKはその空気を受けて形を変えながら押し広げていく。ジャンルもスタイルも違う2組だからこそ、同じステージで鳴らされたときに新しい景色が生まれていた。4月5日の国立競技場は、異なる音が重なり合って一つの空間を作り上げた一日だった。

◇ よくある質問|docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK

Q1. docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCKはどんなイベント?

A:「docomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK」は、ONE OK ROCKがオーガナイズする対バンイベントです。国立競技場を舞台に、DAY1は ONE OK ROCK vs UVERworld、DAY2は YOASOBIとONE OK ROCK という形で開催されました。

Q2. THE MUSIC STADIUM 2026のセトリはどこで見られる?

A: この記事内で、DAY1のUVERworld・ONE OK ROCKDAY2のYOASOBI・ONE OK ROCK のセトリをそれぞれ掲載しています。曲順だけを確認したい人も、ライブレポとあわせて流れを振り返りたい人も見やすい形でまとめています。

Q3. DAY1とDAY2の出演順は?

A:DAY1は UVERworld → ONE OK ROCK、DAY2は YOASOBI → ONE OK ROCK の流れで進みました。この記事でも、その順番に沿ってライブレポを整理しています。

Q4. UVERworld・ONE OK ROCK・YOASOBIの定番曲を予習したい人は?

A:各アーティストのライブ定番曲や入門曲を知りたい人は、
「UVERworld(ウーバーワールド) ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習におすすめ」
「ONE OK ROCK ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|ワンオクロック予習・入門におすすめ」
「YOASOBI(ヨアソビ)ライブ&フェスのセトリ定番曲20選|予習・入門におすすめ」
もあわせて読むのがおすすめです。ライブで注目したい曲を事前にイメージしやすくなります。

Q5. この記事では何がわかる?

A:この記事では、THE MUSIC STADIUM 2026 DAY1・DAY2のセトリ に加えて、UVERworld、YOASOBI、ONE OK ROCKが国立競技場でどう空気を変えたのか を、現地で見た景色とともにライブレポート形式でまとめています。

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